182 / 806
旅立つ者。
お嬢様達の晩餐。
マリーダさんとメリンさんの観光はまずはストラ兄さんの部屋から始まった。ストラ兄さんの部屋に喜び、そしていつも震極拳や剣術の練習をしている中庭に喜び、ストラ兄さんが戦った店先で大喜びした。その後ルステインの市街に出る前にうちの屋外看板や僕の工房を見て喜んだそうだ。
僕はキッチンに戻り食事の準備を続ける。つまみ食い要員でミシェ姉さんとエメイラが来て色々話しながらつまんでいる。話している内容は聞こえないが盛り上がってて何よりだ。ある程度準備できたので、お土産でも作ろうかなと思っていたらエメイラが魔法道具のパーツが欲しいと言ってたので収納にしまっていたものを全部だした。工房を借りるね、と言ってたので貸す。お土産で何か作るのかな?ミシェ姉さんはこれ、結婚式で出してくれる?と食事のセレクトに余念がない。前から言われてたのを合わすと結構な品数になる。そろそろ勘弁してもらいたいものだ。
観光に行っていたお嬢様達が帰ってきたようだ。ミシェ姉さんとエメイラが二人を連れてきて一緒にお風呂に入ろうと言い出す。あの二人とも上位貴族の令嬢ですけど、と心配する僕をよそに四人でお風呂に向かっていった。
お風呂でめちゃ盛り上がっているらしい。笑い声がこちらにも聞こえてくる。それはそれでほっといてギピアとキーカとサッチに面倒を見るように頼んだ。ストークがアレクとボルクをたしなめていた。アレクとボルクは本物のお嬢様に出会ってすっかりのぼせ上がっていたのだ。その様子を見て笑ってしまった。セルブロは庭から見頃の花を積んできて花瓶に入れダイニングに飾っていた。
そんな事をしていたらストラ兄さんがやってきた。どんな旅をしてきたのか聞く。王都までの乗り合い馬車の旅は楽しかったようだ。途中の難所ではまた狼の魔獣の襲撃があったが、傭兵と共に迎撃して見事撃退したらしい。王都では学園に行き、テストと面接をして入学テスト不要と言われたそうだ。お爺さんにも会ったらしい。王都の1日目にはレウフォ叔父さんの家に泊まり2日目から王城に止まってウルリッヒ様やルマーニ様、ルディス様と一緒に遊んだり、学んだりしてきたそうだ。僕の料理のレシピは王宮料理人に伝わっていたそうだが微妙に味が違ったらしい。特にうどんがふにゃふにゃだったと言っていた。公爵領と侯爵領では大歓迎されたらしい。ここでも僕の料理のレシピは喜ばれたといっていた。ストラ兄さんてすごいよね。王室と二大派閥のトップとすっかり仲良しなんだもの。献上品であるドライヤーや扇風機、掃除機は大好評でまた株を上げてきたみたいだし、学園入学前にコネクションはバッチリなんじゃないだろうか。
お風呂に入ってから四人が出てこないと思ってたら、うちの主寝室で話しながらのんびりしているそう。仲良しでなによりです。
夕食の時間になり、お父さん、お母さんはマリーダさんとメリンさんのお付きの人と一緒にやってきた。今日はいつもの料理と嗜好を変えている。楽しんでもらうと幸いだね。二階から四人が降りてきた。なんかミシェ姉さんとマリーダさんとメリンさんが手を繋ぎながら降りてくる。なかなか面白い構図だ。ストラ兄さんはなんかぽかーんとしていた。
「今日は、マリーダさん、メリンさんを歓迎する、お料理した。楽しんで下さい。まずは前菜のサラダです。かかっているのは、新しく作った、調味料の『ストラソース』なの」
「俺の名前使ってくれたのか?」
「うん。美味しいソースなの」
「ストラストのソースなのね?」
「そう、です」
「嬉しいわ」
「お客様で、食べる人、初めて。楽しんで下さい」
「…んー。美味しいわ。野菜がこんなに美味しくなるなんて!」
「お嬢様、お毒味を」
「いらないわよ。相手は『王国の料理番』よ。失礼だわ」
「かしこまりました」
「これ、お二人に、レシピ渡す。新鮮な卵、使ってね。あと、作った日に、食べること。これをお願いします」
「ありがとう。リョウ」
「嬉しいわ」
「野菜のほかに色々つけたくなるわね」
「リョウチキンにも合うんじゃないか?」
「ストラ兄さん、正解だよ」
「おお。今度頼む」
「次はスープだけど、鍋そのままで、出すね。自分の欲しいものを、欲しい量、注いで、欲しい。僕ら、家族と同じものを食べる。良いですか?」
「初めてだわ。受け入れてもらっているようですごく嬉しいわ」
「なんか感動するわね」
「リョウの言うとおりです。今日は家族として皆さんを歓迎します」
「リョウ、なかなか粋な事するわね」
「抵抗あるなら、欲しい具材を言ってね、ストラ兄さんに、よそわせるから」
「俺かよ」
「じゃあストラストによそってもらう」
「私も」
「はい。具材は?」
ストラ兄さんが二人の分をよそう。仲良いね。
「んー。おいしいー」
「これも食べた事のない味だわ」
「これ、ルマーニの実、というものを、使ったスープだよ」
「あ、この前いただいた料理に入ってたものね」
「あれも美味しかったわ」
「ルマーニの実、今この国の、どこでも、手に入る、ようになった。スクワンジャー公爵領、ゼローキア侯爵領でも、取れる、思う」
「そうなのね。お父さんに知らせなきゃ」
「爺、よろしく頼むわね」
「「かしこまりました」」
「リョウ、これでおしまいか?」
「ううん。お父さん、今日はまだあるよ。皆さん、鶏肉か豚肉、どちらがいい?」
「お嬢様、僭越ですが鶏肉がよろしいかと。我が領の特産です」
「じゃあ、鶏肉にするわ」
「じゃあ、私の領は特産が豚肉だから豚肉で」
「うん。多分、そう言うと思って、準備したの。あとのみんなは何が良い?」
「豚肉にしようか」
「鶏肉で」
「豚肉にしようかしら」
「リョウが好きな方でいいわ」
「エメイラ、両方半分こしよー」
「いいわね」
「鶏肉…メリン睨むなよ。わかった両方で」
僕はキッチンに戻り食事の準備を続ける。つまみ食い要員でミシェ姉さんとエメイラが来て色々話しながらつまんでいる。話している内容は聞こえないが盛り上がってて何よりだ。ある程度準備できたので、お土産でも作ろうかなと思っていたらエメイラが魔法道具のパーツが欲しいと言ってたので収納にしまっていたものを全部だした。工房を借りるね、と言ってたので貸す。お土産で何か作るのかな?ミシェ姉さんはこれ、結婚式で出してくれる?と食事のセレクトに余念がない。前から言われてたのを合わすと結構な品数になる。そろそろ勘弁してもらいたいものだ。
観光に行っていたお嬢様達が帰ってきたようだ。ミシェ姉さんとエメイラが二人を連れてきて一緒にお風呂に入ろうと言い出す。あの二人とも上位貴族の令嬢ですけど、と心配する僕をよそに四人でお風呂に向かっていった。
お風呂でめちゃ盛り上がっているらしい。笑い声がこちらにも聞こえてくる。それはそれでほっといてギピアとキーカとサッチに面倒を見るように頼んだ。ストークがアレクとボルクをたしなめていた。アレクとボルクは本物のお嬢様に出会ってすっかりのぼせ上がっていたのだ。その様子を見て笑ってしまった。セルブロは庭から見頃の花を積んできて花瓶に入れダイニングに飾っていた。
そんな事をしていたらストラ兄さんがやってきた。どんな旅をしてきたのか聞く。王都までの乗り合い馬車の旅は楽しかったようだ。途中の難所ではまた狼の魔獣の襲撃があったが、傭兵と共に迎撃して見事撃退したらしい。王都では学園に行き、テストと面接をして入学テスト不要と言われたそうだ。お爺さんにも会ったらしい。王都の1日目にはレウフォ叔父さんの家に泊まり2日目から王城に止まってウルリッヒ様やルマーニ様、ルディス様と一緒に遊んだり、学んだりしてきたそうだ。僕の料理のレシピは王宮料理人に伝わっていたそうだが微妙に味が違ったらしい。特にうどんがふにゃふにゃだったと言っていた。公爵領と侯爵領では大歓迎されたらしい。ここでも僕の料理のレシピは喜ばれたといっていた。ストラ兄さんてすごいよね。王室と二大派閥のトップとすっかり仲良しなんだもの。献上品であるドライヤーや扇風機、掃除機は大好評でまた株を上げてきたみたいだし、学園入学前にコネクションはバッチリなんじゃないだろうか。
お風呂に入ってから四人が出てこないと思ってたら、うちの主寝室で話しながらのんびりしているそう。仲良しでなによりです。
夕食の時間になり、お父さん、お母さんはマリーダさんとメリンさんのお付きの人と一緒にやってきた。今日はいつもの料理と嗜好を変えている。楽しんでもらうと幸いだね。二階から四人が降りてきた。なんかミシェ姉さんとマリーダさんとメリンさんが手を繋ぎながら降りてくる。なかなか面白い構図だ。ストラ兄さんはなんかぽかーんとしていた。
「今日は、マリーダさん、メリンさんを歓迎する、お料理した。楽しんで下さい。まずは前菜のサラダです。かかっているのは、新しく作った、調味料の『ストラソース』なの」
「俺の名前使ってくれたのか?」
「うん。美味しいソースなの」
「ストラストのソースなのね?」
「そう、です」
「嬉しいわ」
「お客様で、食べる人、初めて。楽しんで下さい」
「…んー。美味しいわ。野菜がこんなに美味しくなるなんて!」
「お嬢様、お毒味を」
「いらないわよ。相手は『王国の料理番』よ。失礼だわ」
「かしこまりました」
「これ、お二人に、レシピ渡す。新鮮な卵、使ってね。あと、作った日に、食べること。これをお願いします」
「ありがとう。リョウ」
「嬉しいわ」
「野菜のほかに色々つけたくなるわね」
「リョウチキンにも合うんじゃないか?」
「ストラ兄さん、正解だよ」
「おお。今度頼む」
「次はスープだけど、鍋そのままで、出すね。自分の欲しいものを、欲しい量、注いで、欲しい。僕ら、家族と同じものを食べる。良いですか?」
「初めてだわ。受け入れてもらっているようですごく嬉しいわ」
「なんか感動するわね」
「リョウの言うとおりです。今日は家族として皆さんを歓迎します」
「リョウ、なかなか粋な事するわね」
「抵抗あるなら、欲しい具材を言ってね、ストラ兄さんに、よそわせるから」
「俺かよ」
「じゃあストラストによそってもらう」
「私も」
「はい。具材は?」
ストラ兄さんが二人の分をよそう。仲良いね。
「んー。おいしいー」
「これも食べた事のない味だわ」
「これ、ルマーニの実、というものを、使ったスープだよ」
「あ、この前いただいた料理に入ってたものね」
「あれも美味しかったわ」
「ルマーニの実、今この国の、どこでも、手に入る、ようになった。スクワンジャー公爵領、ゼローキア侯爵領でも、取れる、思う」
「そうなのね。お父さんに知らせなきゃ」
「爺、よろしく頼むわね」
「「かしこまりました」」
「リョウ、これでおしまいか?」
「ううん。お父さん、今日はまだあるよ。皆さん、鶏肉か豚肉、どちらがいい?」
「お嬢様、僭越ですが鶏肉がよろしいかと。我が領の特産です」
「じゃあ、鶏肉にするわ」
「じゃあ、私の領は特産が豚肉だから豚肉で」
「うん。多分、そう言うと思って、準備したの。あとのみんなは何が良い?」
「豚肉にしようか」
「鶏肉で」
「豚肉にしようかしら」
「リョウが好きな方でいいわ」
「エメイラ、両方半分こしよー」
「いいわね」
「鶏肉…メリン睨むなよ。わかった両方で」
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ひだまりのFランク冒険者
みなと劉
ファンタジー
ここは異世界。
そこの冒険者ギルドでは毎日仕事がてんこ盛り。
そんな中
冒険者ギルドには万年Fランクの冒険者が一人いる。
その名は、リルド。
彼は、特に何もない感じに毎日
「薬草採取」「石集め」Fランク向け「討伐」場合によっては「ポーション生成」をする。
この話はこの万年Fランク冒険者リルドの物語である。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。