【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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旅立つ者。

王国の料理番の仕事。

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 翌日の目覚めは快調だった。朝、庭で身体を動かすと早速着替えて王城に向かう支度をした。ご飯をストークとフィグさんと食べていると王城から迎えが来るという。僕は荷物をまとめて収納に入れて迎えを待った。先触れが来るとレウフォ叔父さんだった。

「よく来たな。今回は大変だと思うが頑張ってな。リョウたちは王城で泊まりになるが荷物は大丈夫か?」
「僕は大丈夫、ストーク、フィグさんは?」
「私も大丈夫です」
「問題ありません」
「そうか。今回国賓が来られるという事で周囲が警戒体勢になっている。国賓が去るまで王城から出られないと思っておいてくれ」
「はい!」
「わかりました」
「かしこまりました」
「さて、馬車が来たぞ。乗り込んでくれ」

 僕達は馬車に乗った。近衛騎士の先導で王城に向かう。前に寄ってから早5ヶ月くらいか。あと3ヶ月したら今度は社交シーズンだ。頑張っていこう。
 王城に到着して、正面玄関で馬車を降りた。そこでレウフォ叔父さんと手を振って別れ、侍従の案内で城に入る。まずは国王様の執務室に行くのだと言う。

「失礼ながらお聞き致します。私共も一緒に、と言う事ですか?」
「はい、一緒にとおっしゃっておられます」
「わかりました。リョウ様、お供させていただきます」
「よろしく」

 侍従についていくと城をぐるぐると回って豪華な白い扉の前で止まった。ノックして僕の来訪を告げる。

「入れ」
「はい」

 侍従にドアを開けてもらい中に入る。王様の目の前に立つと3人とも跪いた。

「よい。不要だ」
「はい」

 と言って立ち上がる。

「リョウエストよ、良く来てくれた。手紙の件、遅くなったな。直前まで箝口令を敷いていた為の措置だ。許せよ」
「いいえ、大丈夫、です」
「そちが来てくれて百人力だ。相手はこれから共同国となる間柄だ。料理のおかげで仲良くなれればそれに越したことはない。よろしく頼むぞ」
「はい、王様」
「ルディスとウルリッヒの名前をつけたいと言ったな。どんなものにつけるのだ?」
「はい、王様。今回、ルディスは食後に食べる、甘いものを、指す言葉にしたいです」
「そういったものはなかった。食後の歓談で望めば出てくるものだったな」
「はい、王様、そしてウルリッヒは、ウルリッヒスタイルとして、新しい食事、食べ方を表したいと、思う」
「どんな形だ?」
「はい、王様。今までの食事、ただ食べる。食後歓談する、ウルリッヒスタイル、食事しながら会話する」
「ほお、今日夜どちらも試せるか?」
「はい、王様。商業ギルドと、料理ギルドの担当者が来れば、秘匿登録したものの、解除と、新しい料理とスタイルの、登録が出来ます」
「なるほど。担当者には連絡は?」
「はい、王様、ストーク、どう?」
「王様、僭越ながらお答えさせて頂いてもかまいませんか?」
「許す」
「はい、王様。各担当者には出発前に連絡させてもらい、承諾を取り付け、王城には受け入れ準備をお願いしております。また、伯爵様のタウンハウスを出る直前に伯爵様にお借りした方々に、それぞれ登城をしていただくよう、お知らせをお願いしておきました。まもなくこちらにくるかと」
「よし。では頼むぞ」
「はい。王様!」
「リョウエスト、楽しみにしているぞ」

 侍従に案内され、王宮の厨房に入った。イタヌさんがすでに待っていた。

「やあ、リョウエストはん、待っとったで。なんや秘匿登録の解除と新しい料理とスタイルの提案やて?なんちゅう面白い仕事を持ってくるんや。楽しみで寝られんかったわ」
「私も楽しみで仕方なかったわ。今日はよろしく頼むわね」

 商業ギルド本部長のターニャ・グラハルさんがやってきた。

「イタヌさん、ターニャさん。よろしく、お願いします」
「よろしくね。まずは秘匿登録の解除をしましょう。名称はルディスクリームね?」
「そう」
「イタヌ、よろしいかしら」
「ええで」
「ただいまを持って秘匿登録を解除します。承認アプローバル
「ありがと。まずは、ルディスのスタイルの説明を、する。今まで、食後、甘いものを、食べる、習慣が、なかった。これを変える。ルディスは食後、甘いものを楽しむ」
「おもろい事考えるやん」
「なるほど。これは商業登録も兼ねますね」
「だから二人を呼んだ。来てもらってありがと」
「こちらこそありがとうや」
「どういたしまして。久方ぶりに心踊る仕事だわ」
「次に、ウルリッヒスタイルの、説明をする。ウルリッヒスタイルは、食事をただ、食べない。食事をしながら、会話を楽しむ、スタイルに変える」
「それも面白そうやな」
「楽しそうだわ」
「食事を何回か、分けて出す。一回の量を少なく、最終的に、お腹いっぱいに、してもらう」
「なるほど、合間合間に会話する事ができるんやな」
「きちんと、ドレスコードを、守る、上流、階級向け」
「客層まで考えてるなんて、子爵様、あなた流石に商人の息子さんね」
「子爵様、いい。リョウ、呼んで」
「わかったわ、リョウはん」
「リョウさんね、よろしく」
「昼間一度練習する。食べて行ってほしい」
「ありがたいわ。当代一の料理が食べれるなんて最高や」
「いい仕事ね」
「ストークは、書類の用意、お願い」
「かしこまりました」



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