186 / 806
旅立つ者。
いざ厨房へ。
「こんにちは!」
僕が厨房に入ると皆が待っていた。フィグさんは料理人の前に立つ。
「これから、新しいスタイルの料理と新料理の登録を行います。みんな、目ん玉見開いて勉強すること。良いわね?」
「「「はい」」」
「フィグさん、始めよう」
「はい」
「イタヌさん、ルディスの中の、基本のルディスを、登録お願いします」
「わかったで、よろしく頼む」
「ターニャさん、これを、ベースに、色々発展する。必ずルディスと最後に、つくように、商業登録を」
「わかったわ」
まずは卵、砂糖、小麦粉、牛乳、バターを用意する。小麦粉、砂糖をふるっておき、卵を卵黄と卵白に分けて卵白に砂糖を入れてメレンゲをハンドミキサーでつくる。そこに卵黄を入れてさらにハンドミキサーでまぜる。そこに小麦粉を3回に分けて入れて、泡立て器で混ぜる。湯煎でバターを溶かし牛乳を入れて温めて少しずつ混ぜたら型に入れて、パン焼き釜で焼く。焼く温度は何度かやってきてわかるようになったので、その温度をキープしながら半刻ほど焼いたらスポンジケーキの出来上がり。焼いてる間にフィグさんには生クリームをつくってもらった。
そのクリームをスポンジケーキに塗ったら基本のルディス完成。
「イタヌさん、ターニャさん。完成」
「これが基本のルディス言うやつやな」
「これがベースなの?完成している気がするわ」
「試食用に切るね」
「…うまい。クリームと中のルディス?が合ってるわ。お菓子の王様やな、これ」
「…発展形は私にはわからないけどこれがベースね。よくわかったわ」
「大丈夫?」
「オッケーや」
「大丈夫だわ」
「じゃあ、フィグさん、ウルリッヒスタイル行こうか。イタヌさん、ターニャさん、そこにゆったりと座って」
「わかった」
「了解したわ」
ウルリッヒスタイルを始める。
「まずは前菜、オウトールサラダ」
「おお、うまいが量がちょっと足らんかな」
「これ、すごく美味しいわー」
「次にロイックソースの具沢山スープ」
「ああ。これも美味い。ワイン呑みたっ」
「美味しいわね。これも新しい料理なのね?」
「そう。この前登録したばかり」
「次はタラの甘辛ルマーニソース」
「ほお、魚が次は出るのか」
「構成があるのね」
「次はリョウチキン、ストラソース」
「ここでリョウチキンか。ハズレなしやな」
「魚の次はお肉なのね」
「次は口直しの氷菓だよ」
「ここで甘いものがでるの?」
「まだお腹にはいるのに甘いの?」
うん。二人ともわいわい言ってるよね。
「お待たせ。メインの豚肉、甘辛ソースとサラダ。パンでお腹の調整をしてね」
「なるほど口直しだったのか。やられたわ」
「すごく緻密に考えられてるわね」
「普通に出てきたら会話するわな、これは」
「そうね。仕事じゃなきゃ、会話するわね」
「はい。最後のルディスとお茶。これで終わり」
「ご苦労様。美味しかったわ」
「料理の世界の革命を見たわ」
「登録は大丈夫?」
「問題なしやな」
「商業ギルドとしても商業登録に値すると認めるわ」
「ありがと。あ、イタヌさん、残って欲しい」
「新料理の登録やな。任せとき」
「あら、私も見て良いかしら」
「良いよ」
「フィグさん、準備よい?」
「ええ。よろしく」
「まずはね、この粉を作るの。作り方はこの紙。読んでね」
「なるほど。オウトールからこの粉を作るんやな」
「まずはこのミキサーでオウトールを粉々に砕く」
「うん」
それから片栗粉の作り方を実践する。周りの料理人がメモを取ってるね。
「で、この粉ができるー」
「わかったわ。これで何ができるん?」
「料理するよ」
まずは鶏の照り焼きを作る。照り焼きには片栗粉が必須だからね。
「この焼き方は、照り焼きにする」
「わかった。テリヤキな」
「肉でも魚でも照り焼きできる。
「わかったで。美味い」
「美味しいわね」
次は餡掛けだ。肉そぼろなんて良いよな。焼き茄子に肉そぼろの餡をかける。
「はい。餡掛けって料理」
「アンカケな。よし、メモったで。美味いな。とろっとしてる」
「これ、上にかかったものが下にあってるわね」
最後は豚肉の生姜焼きだ。これ、表面に片栗粉をまぶすんだよね。
「これ豚肉のリョウガ焼き」
「これ。ものすごい美味いわ。美味しい」
「これ、完璧に美味しいわね」
「これで終わり。ありがと」
「うん。毎度の事ながら全部採用な」
「これが『王国の料理番』の実力なのね」
「書類が出来ました。ご確認ください」
「はいはい。完璧だわ。あなたなかなか良い執事さんだわ」
「リョウ様の薫陶の賜物です」
「ほな、頑張ってな」
「イタヌさん、ありがと」
「いいや、どういたしまして」
「頑張ってくださいね」
「ターニャさん、ありがと」
「お暇な時商業ギルドにお寄りくださいね」
「わかった」
イタヌさんとターニャさんが去って行った。
「フィグさん、これから勝負」
「はい。よろしくです」
フィグさんが料理人さんの前に出る。
「みんな、流れはわかったかしら?」
「「「はい」」」
「今日はリョウさんと私が今作っていた料理を中心に作ります。料理長、今日からしばらく指示出ししてよいかしら?」
「もちろん。お願いします」
「まずは給仕の侍従、メイドさん達とあなた達のミーティングをするわ。良いわね」
「「「はい」」」
僕が厨房に入ると皆が待っていた。フィグさんは料理人の前に立つ。
「これから、新しいスタイルの料理と新料理の登録を行います。みんな、目ん玉見開いて勉強すること。良いわね?」
「「「はい」」」
「フィグさん、始めよう」
「はい」
「イタヌさん、ルディスの中の、基本のルディスを、登録お願いします」
「わかったで、よろしく頼む」
「ターニャさん、これを、ベースに、色々発展する。必ずルディスと最後に、つくように、商業登録を」
「わかったわ」
まずは卵、砂糖、小麦粉、牛乳、バターを用意する。小麦粉、砂糖をふるっておき、卵を卵黄と卵白に分けて卵白に砂糖を入れてメレンゲをハンドミキサーでつくる。そこに卵黄を入れてさらにハンドミキサーでまぜる。そこに小麦粉を3回に分けて入れて、泡立て器で混ぜる。湯煎でバターを溶かし牛乳を入れて温めて少しずつ混ぜたら型に入れて、パン焼き釜で焼く。焼く温度は何度かやってきてわかるようになったので、その温度をキープしながら半刻ほど焼いたらスポンジケーキの出来上がり。焼いてる間にフィグさんには生クリームをつくってもらった。
そのクリームをスポンジケーキに塗ったら基本のルディス完成。
「イタヌさん、ターニャさん。完成」
「これが基本のルディス言うやつやな」
「これがベースなの?完成している気がするわ」
「試食用に切るね」
「…うまい。クリームと中のルディス?が合ってるわ。お菓子の王様やな、これ」
「…発展形は私にはわからないけどこれがベースね。よくわかったわ」
「大丈夫?」
「オッケーや」
「大丈夫だわ」
「じゃあ、フィグさん、ウルリッヒスタイル行こうか。イタヌさん、ターニャさん、そこにゆったりと座って」
「わかった」
「了解したわ」
ウルリッヒスタイルを始める。
「まずは前菜、オウトールサラダ」
「おお、うまいが量がちょっと足らんかな」
「これ、すごく美味しいわー」
「次にロイックソースの具沢山スープ」
「ああ。これも美味い。ワイン呑みたっ」
「美味しいわね。これも新しい料理なのね?」
「そう。この前登録したばかり」
「次はタラの甘辛ルマーニソース」
「ほお、魚が次は出るのか」
「構成があるのね」
「次はリョウチキン、ストラソース」
「ここでリョウチキンか。ハズレなしやな」
「魚の次はお肉なのね」
「次は口直しの氷菓だよ」
「ここで甘いものがでるの?」
「まだお腹にはいるのに甘いの?」
うん。二人ともわいわい言ってるよね。
「お待たせ。メインの豚肉、甘辛ソースとサラダ。パンでお腹の調整をしてね」
「なるほど口直しだったのか。やられたわ」
「すごく緻密に考えられてるわね」
「普通に出てきたら会話するわな、これは」
「そうね。仕事じゃなきゃ、会話するわね」
「はい。最後のルディスとお茶。これで終わり」
「ご苦労様。美味しかったわ」
「料理の世界の革命を見たわ」
「登録は大丈夫?」
「問題なしやな」
「商業ギルドとしても商業登録に値すると認めるわ」
「ありがと。あ、イタヌさん、残って欲しい」
「新料理の登録やな。任せとき」
「あら、私も見て良いかしら」
「良いよ」
「フィグさん、準備よい?」
「ええ。よろしく」
「まずはね、この粉を作るの。作り方はこの紙。読んでね」
「なるほど。オウトールからこの粉を作るんやな」
「まずはこのミキサーでオウトールを粉々に砕く」
「うん」
それから片栗粉の作り方を実践する。周りの料理人がメモを取ってるね。
「で、この粉ができるー」
「わかったわ。これで何ができるん?」
「料理するよ」
まずは鶏の照り焼きを作る。照り焼きには片栗粉が必須だからね。
「この焼き方は、照り焼きにする」
「わかった。テリヤキな」
「肉でも魚でも照り焼きできる。
「わかったで。美味い」
「美味しいわね」
次は餡掛けだ。肉そぼろなんて良いよな。焼き茄子に肉そぼろの餡をかける。
「はい。餡掛けって料理」
「アンカケな。よし、メモったで。美味いな。とろっとしてる」
「これ、上にかかったものが下にあってるわね」
最後は豚肉の生姜焼きだ。これ、表面に片栗粉をまぶすんだよね。
「これ豚肉のリョウガ焼き」
「これ。ものすごい美味いわ。美味しい」
「これ、完璧に美味しいわね」
「これで終わり。ありがと」
「うん。毎度の事ながら全部採用な」
「これが『王国の料理番』の実力なのね」
「書類が出来ました。ご確認ください」
「はいはい。完璧だわ。あなたなかなか良い執事さんだわ」
「リョウ様の薫陶の賜物です」
「ほな、頑張ってな」
「イタヌさん、ありがと」
「いいや、どういたしまして」
「頑張ってくださいね」
「ターニャさん、ありがと」
「お暇な時商業ギルドにお寄りくださいね」
「わかった」
イタヌさんとターニャさんが去って行った。
「フィグさん、これから勝負」
「はい。よろしくです」
フィグさんが料理人さんの前に出る。
「みんな、流れはわかったかしら?」
「「「はい」」」
「今日はリョウさんと私が今作っていた料理を中心に作ります。料理長、今日からしばらく指示出ししてよいかしら?」
「もちろん。お願いします」
「まずは給仕の侍従、メイドさん達とあなた達のミーティングをするわ。良いわね」
「「「はい」」」
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ひだまりのFランク冒険者
みなと劉
ファンタジー
ここは異世界。
そこの冒険者ギルドでは毎日仕事がてんこ盛り。
そんな中
冒険者ギルドには万年Fランクの冒険者が一人いる。
その名は、リルド。
彼は、特に何もない感じに毎日
「薬草採取」「石集め」Fランク向け「討伐」場合によっては「ポーション生成」をする。
この話はこの万年Fランク冒険者リルドの物語である。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。