【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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旅立つ者。

いざ厨房へ。

「こんにちは!」

 僕が厨房に入ると皆が待っていた。フィグさんは料理人の前に立つ。

「これから、新しいスタイルの料理と新料理の登録を行います。みんな、目ん玉見開いて勉強すること。良いわね?」
「「「はい」」」
「フィグさん、始めよう」
「はい」
「イタヌさん、ルディスの中の、基本のルディスを、登録お願いします」
「わかったで、よろしく頼む」
「ターニャさん、これを、ベースに、色々発展する。必ずルディスと最後に、つくように、商業登録を」
「わかったわ」

 まずは卵、砂糖、小麦粉、牛乳、バターを用意する。小麦粉、砂糖をふるっておき、卵を卵黄と卵白に分けて卵白に砂糖を入れてメレンゲをハンドミキサーでつくる。そこに卵黄を入れてさらにハンドミキサーでまぜる。そこに小麦粉を3回に分けて入れて、泡立て器で混ぜる。湯煎でバターを溶かし牛乳を入れて温めて少しずつ混ぜたら型に入れて、パン焼き釜で焼く。焼く温度は何度かやってきてわかるようになったので、その温度をキープしながら半刻ほど焼いたらスポンジケーキの出来上がり。焼いてる間にフィグさんには生クリームをつくってもらった。
そのクリームをスポンジケーキに塗ったら基本のルディス完成。

「イタヌさん、ターニャさん。完成」
「これが基本のルディス言うやつやな」
「これがベースなの?完成している気がするわ」
「試食用に切るね」
「…うまい。クリームと中のルディス?が合ってるわ。お菓子の王様やな、これ」
「…発展形は私にはわからないけどこれがベースね。よくわかったわ」
「大丈夫?」
「オッケーや」
「大丈夫だわ」
「じゃあ、フィグさん、ウルリッヒスタイル行こうか。イタヌさん、ターニャさん、そこにゆったりと座って」
「わかった」
「了解したわ」

 ウルリッヒスタイルを始める。

「まずは前菜、オウトールサラダ」
「おお、うまいが量がちょっと足らんかな」
「これ、すごく美味しいわー」
「次にロイックソースの具沢山スープ」
「ああ。これも美味い。ワイン呑みたっ」
「美味しいわね。これも新しい料理なのね?」
「そう。この前登録したばかり」
「次はタラの甘辛ルマーニソース」
「ほお、魚が次は出るのか」
「構成があるのね」
「次はリョウチキン、ストラソース」
「ここでリョウチキンか。ハズレなしやな」
「魚の次はお肉なのね」
「次は口直しの氷菓だよ」
「ここで甘いものがでるの?」
「まだお腹にはいるのに甘いの?」

 うん。二人ともわいわい言ってるよね。

「お待たせ。メインの豚肉、甘辛ソースとサラダ。パンでお腹の調整をしてね」
「なるほど口直しだったのか。やられたわ」
「すごく緻密に考えられてるわね」
「普通に出てきたら会話するわな、これは」
「そうね。仕事じゃなきゃ、会話するわね」
「はい。最後のルディスとお茶。これで終わり」
「ご苦労様。美味しかったわ」
「料理の世界の革命を見たわ」
「登録は大丈夫?」
「問題なしやな」
「商業ギルドとしても商業登録に値すると認めるわ」
「ありがと。あ、イタヌさん、残って欲しい」
「新料理の登録やな。任せとき」
「あら、私も見て良いかしら」
「良いよ」
「フィグさん、準備よい?」
「ええ。よろしく」
「まずはね、この粉を作るの。作り方はこの紙。読んでね」
「なるほど。オウトールからこの粉を作るんやな」
「まずはこのミキサーでオウトールを粉々に砕く」
「うん」

 それから片栗粉の作り方を実践する。周りの料理人がメモを取ってるね。

「で、この粉ができるー」
「わかったわ。これで何ができるん?」
「料理するよ」

 まずは鶏の照り焼きを作る。照り焼きには片栗粉が必須だからね。

「この焼き方は、照り焼きにする」
「わかった。テリヤキな」
「肉でも魚でも照り焼きできる。
「わかったで。美味い」
「美味しいわね」

 次は餡掛けだ。肉そぼろなんて良いよな。焼き茄子に肉そぼろの餡をかける。

「はい。餡掛けって料理」
「アンカケな。よし、メモったで。美味いな。とろっとしてる」
「これ、上にかかったものが下にあってるわね」

 最後は豚肉の生姜焼きだ。これ、表面に片栗粉をまぶすんだよね。

「これ豚肉のリョウガ焼き」
「これ。ものすごい美味いわ。美味しい」
「これ、完璧に美味しいわね」
「これで終わり。ありがと」
「うん。毎度の事ながら全部採用な」
「これが『王国の料理番』の実力なのね」
「書類が出来ました。ご確認ください」
「はいはい。完璧だわ。あなたなかなか良い執事さんだわ」
「リョウ様の薫陶の賜物です」
「ほな、頑張ってな」
「イタヌさん、ありがと」
「いいや、どういたしまして」
「頑張ってくださいね」
「ターニャさん、ありがと」
「お暇な時商業ギルドにお寄りくださいね」
「わかった」

 イタヌさんとターニャさんが去って行った。

「フィグさん、これから勝負」
「はい。よろしくです」

 フィグさんが料理人さんの前に出る。

「みんな、流れはわかったかしら?」
「「「はい」」」
「今日はリョウさんと私が今作っていた料理を中心に作ります。料理長、今日からしばらく指示出ししてよいかしら?」
「もちろん。お願いします」
「まずは給仕の侍従、メイドさん達とあなた達のミーティングをするわ。良いわね」
「「「はい」」」
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