【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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6歳の力走。

祭りの始まり。

 その後スクワンジャー公爵のパーティーに出たり、ゼローキア侯爵のパーティーに出たり、その他の貴族のお茶会やパーティーに出席した。マリーダさんとメリンさん、元気そうで良かった。またルステインに来たいと言ってたので喜んでお待ちしています、と言ってきた。
 

 大舞踏会が近づいてきた。そろそろフィグさんが来る頃なので色々準備しているとフィグさんから速文がタウンハウスに届いた。明日の昼到着するとの事だ。ワイバーン便で来るみたい。

「リョウ様、フィグさんが来たら早速打ち合わせしますか?」
「そうだね、したいね」
「王城に知らせてきます。メンバーはおっしゃってた方達でよろしいでしょうか?」
「そうだね。あっちの手配は、終わった?」
「はい。終わりました。言われた金額に色をつけて払っております」
「さすが、ストーク」
「恐縮です」
「主よ、何故主が支払うんです?」
「ミザーリ、これは僕の祭り、だからね」


 フィグさんをワイバーン発着場に向かいに行き、王城にやってきた。そのまま王宮の会議室に案内され、メンバーを待った。

「おう。リョウエスト様、この間ぶり」

 工廠部のダンスさん。

「お待たせ致しました」

 侍従長のサイスさん。

「お待たせしました」

 料理長。
 とりあえずこれでオッケーだ。
僕は紙を数枚取り出して話を始める。

「打ち合わせ、始めます。これをやりたいと、思ってます」
「拝見します」
「色々書いてありますね。全部の紙同じ内容なんですか?」
「そう」
「えーと。すごい事書いてあるんですが」

 ダンスさんが笑い出した。

「面白え。面白えが本当にこれをやるつもりか?」
「かなり大変そうですよね」
「ですがやりがいは有りそうですね」
「こういったことは苦手で」
「一人でやる訳、ないから、大丈夫。大変だと思う、けど、この国最高の、料理人、スタッフ、輝く場所、作りたい」
「移動はどうされますか?」
「調べた。半分は、移動できる」
「半分だけでは難しいです」
「まあ、フロアの上下はないから可能って言ったら可能だろうな」
「半分で、いける。足りない部分はダンスさんに頼む」
「うちがか?うーん…ちょっと待てよ。こことこれは無理だぞ」
「大丈夫だよ。これはそのまま使うから」
「どういうことだ?」
「こっちは仕込み、こっちは仕上げで、使うの」
「人数的に厳しいのでは?」
「ふふふふ。応援を呼んでるの」
「どちらからお呼びになるのですか?」
「料理ギルド」
「えー。ギルドまで動かしちゃうんですか?」
「ストーク、今のところどう?」
「はい。近隣の職員が集まるようです。それぞれ契約済み。前金も支払っております。本部長、副本部長も参加されるそうです」
「すごい。現実味を帯びてきましたね」
「リョウエスト様、王国からまだ経費は一銭も支払われていませんが?」
「これは、僕の、僕たちの祭りだから、経費として、落ちなくても、大丈夫」
「やる気がすげえな」
「それで、さっきの話に戻りますが仕込みと仕上げを別にやるというのは?」
「ひたすら仕上げする、ひたすら仕込みする、効率的」
「指示はどうするのですか?」
「判断は、僕とフィグさんがする。伝令を飛ばす」
「それはうちがやりましょう。フロアの移動は我々が一番慣れております」
「サイスさん、ありがとう」
「どういたしまして。これ、うちも参加させて頂けるのですね?」
「もちろん。最初にどーん、ってやるよ」
「日陰者の我らにスポットが当たるとは。これは喜ぶものも多いですね」
「ダンスさんの、所も出てね」
「うちもかい?いいのか?」
「祭りだから良いの」
「あと、騎士団と、楽団にも声をかける」
「ふははは。面白い事になってきやがったぜ。工廠部は全面バックアップするぜ」
「私たちはどう振る舞えばいいでしょうか?」
「普通に料理して、くれれば。笑顔でね。料理してる時の、みなはかっこいいからね。侍従さん、侍女さん、メイドさん、給仕さん、いつも通りの笑顔で」
「目立って良いのでしょうか?」
「むしろ目立って。それを見せたいんだから。本当は、衣装も作りたい」
「それはちょっと…」
「フィグさんは、用意してる」
「えー。どんなのですか?」
「こんなの」

 フィグさん用に用意したコックコートはマダム・ルステインのセンスでかなりオシャレだ。

「素敵。ありがとうございます!」
「お料理の話に移りたいのですが、良いですか?」
「うん」
「ここに書いてるの、かなりの品数ですけど大丈夫ですかね?」
「ブュッフェにするから、大丈夫」
「足りないところは足していくって感じですね?」
「そう、僕とフィグさんは、その数を、コントロール、するの」
「責任重大ですね」
「前の大舞踏会の、記録読んだら、結構、料理余らせていたみたいだから、大丈夫」
「そうですね。実際結構な数余ります」
「それに比べれば、少ない」
「そうですね。材料もある程度他で使えるものばかりなので勿体無い事はないと思います」
「これ、第二部もあるんですか?」
「あるんです」
「これは…祭りですね」
「そう。祭り」






 
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