【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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6歳の力走。

ルステイン改革開始。

 ルステインに戻ってきた。特に何もなかった、と言う事もなかった。途中で貴族を狙った盗賊団が出たのだ。だがお爺様が率いるルステイン騎士団の活躍で、一部貴族の馬車に被害が出たくらいで済んだ。
 
 ルステインに着いて僕たちは一旦城に集まった。社交シーズンの間の成果発表と今後のルステイン運営についての話し合いをするのだ。話し合いが始まるまで僕は久しぶりのレイさんの案内でナミリアとレイアムさんと会った。

「おかえりなさい」
「おかえりー」
「ただいま。レイアムさん、少しお腹大きく、なってきた?」
「そうなの。ちょっとだけ育つの早いようだわ」
「ナミリア、いつもお母様のお腹に話しかけているの。早く出てきなさいってね」
「ナミリア、もうちょっと待ちなさい。赤ちゃんはゆっくりと育たないといけないわ」
「むー」
「ナミリア、ちゃんと、稽古してた?」
「あのね、私もうすぐ回復魔法使えそうなの。先生が早いって言ってた」
「良かったねー」
「リョウは王都で順調にいったの?」
「色々あったの。大舞踏会、成功だったよ」
「色々料理増えたでしょ?」
「またここで作るねー」
「ありがと」
「リョウ様、そろそろ移動です」
「わかった。じゃあ、またね」
「またねー」
「じゃあまた」

 レイさんに案内されて城の会議室に行く。他の人は皆席に座っていた。

「リョウ、横に」
「はい」
「皆の者、ご苦労だった。社交シーズンを無事終える事が出来、みなもホッとしている所だと思うが、社交シーズンを終えてどんな成果があったのか知らせて欲しい」
「まず私たちは…」

 各人達の報告が始まる。みな同じように行動しているように見えて、結構バラバラに行動していたようだ。だが下級貴族は下級貴族と集まっているようでなかなか大変なようだ。次は姉さん達の報告だな。ラーモンさんが報告する。

「私達は上級、下級問わず色々な所に伺う事ができました。特にマリエンティ伯爵家の皆様には本当にお世話になりましてシーズン中何度もお助けいただきました。マリエンティ伯爵家の、ご家族様に新たに5家を紹介頂き友誼を結ばせていただきました。その他妻のご友人であるスクワンジャー公爵家、ゼローキア侯爵家の御息女様から今度の長期休みに、我が領に訪れるとご連絡を受けております」
「でかした。大した成果だ。マリエンティ殿から聞いたがその5家のいずれも上級貴族の方々のようではないか。来年もラーモン達に行ってもらうようにニメイジに頼んでおこう」
「はい。お役に立てて何よりです」
「リョウは…聞くまでもないな。リョウは上級貴族が全員集まる昼食会を成功させ、王様に新たに食べられる海のものとスープを紹介、大舞踏会を例年以上の面白いものに進化させたということで王様御一家、各上級貴族様からお褒めの言葉を頂いている」
「はい、ルステインの、貴族の協力も、あったと言っている時も、ある。よろしく、お願いします」
「なかなか気が利くな。ありがとう。私の成果は三大派閥の長に対して友誼を結べたことが一番の成果だ。あとは今まで私やリョウが広げた友誼を更に深める事ができた。ここまでが私を含め皆の者の成果だな。さて、それを振り返って今のルステインに足りないものは何だと思う?」
「目立つ商工業が少ないと言う事でしょうか」
「来ても楽しいところがないという意見が多かったです」
「新しい魔法道具の産地として知られはじめています」
「料理の都として有名なのは一軒だけだろ、と言ってましたね」
「スサン商会の勢いが凄すぎて他が霞んでいます」
「来ても私たちの領地まで恩恵が届かないという感じですね」
「もっと全体に恩恵があるようにしていただくとありがたいです」
「名誉子爵の名前ばかりが先行しているところも問題ですね」
「なるほど、お前達の意見はわかった。リョウ、何かないか?」
「まずは、お料理を他が出すところ、増やす。各領地、なにか有名なもの、一つ増やす。スサン商会にそれ売り込む。それ大事」
「そうだな。スサン商会に頼りっきりになるかもしれないが、王都や各地に顔が利くのはスサン商会だ。反発している場合ではないぞ。きちんとした成果を見せれば彼らは動いてくれる」
「「わかりました」」
「あとは、みんなで話し合い、大事。その地方で有名でもない、場所でも他の所からしてみる、良い場所、良いものある」
「そうですな」
「調べてみるか」
「そうですな。我々も稼ぐ事を考えないと」
「よし、みな忙しいだろうが一月の間に色々見つけ出してくれ。一月後、会議をしよう」
「あの、それで思い出したのですが」
「どうしたミシェレル」
「領地の勉強をしている時に温かいお湯が各領地で湧いていると言う話をリョウとした時にそれはお金になるかもって言ってたんですけど、どうなのリョウ」
「僕が、思ってるのなら、お金になる」
「詳しく」
「筋肉痛、関節痛の緩和、疲労回復、リラックス効果、冷え性改善、かな。温度の調整が、必要。41から43度」
「なんで知ってるんだ?」
「本で読んだ」

 地球でだけども。

「よし、みな調査だ。一月後まで調査しよう」
「効果がありそうなら、美味しいお料理が出る宿を作る。そこにお客様を呼ぶ」
「名誉子爵、ご協力をお願いします」
「お願いします」
「こちらも」
「わかった。みんなも調査、お願いします」
「あとはルステインの料理店を増やす事だな。リョウ、何かあるか?」
「僕のレシピを、使うところに、補助金を、出す」
「なるほど。それは私が考えてみよう」
「ストーク」
「はい」
「お手伝いして」
「かしこまりました。マクシミリアン閣下、こちらはいくらかそれをお助けできると思います。遠慮なくお申し付け下さい」
「リョウ、ありがとう」
「いいえ」




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