【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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6歳の力走。

第二回営業会議。

次の日の朝になった。朝修行して食堂に行くと幸せそうな四人の姿があった。新婚さん、甘ったるいなあ。ご馳走様です。僕はのんびりご飯を食べてエメイラの講義を受けてからお店に出た。ストラ兄さんは今日は休みだから一緒に連れていった。

「はい、お父さん、ロイック兄さん、話があるの」
「なんだい?」
「どうしたんだ?」
「第二回営業会議を、始めたい」
「おおう。急にか?」
「まあ、今の時間なら良いけど」
「会議室に行こう」

 四人で会議室に座る。

「はい。第二回営業会議、はじめる」
「ああ、よろしくな」
「よろしく」
「なんかすごいやる気になってる」

 さて、今日の議題はいっぱいだ。

「まずはね、金貨4000枚、出資する」
「ありがとう」
「助かるわ」
「もうそんだけ貯まったの?」
「うん」
「ワインとパンすげえ」
「次に、ルステインで改革が、始まります」
「本当か?」
「どんな改革だ?」
「変わるのか?」
「まずはね、『食の都計画』。僕のレシピ、お店増やす」
「そろそろだと思ってたよ」
「流石に『スサンの天使』だけじゃキツくなってるからアリだね」
「うちは問題ないのか?」
「ストラ、むしろありがたい」
「なので、スサン商会が、お手伝いしても良いのかな、と思うよ」
「食の都になったら客も増えそうだな」
「街の高級ホテルや宿に出資しよう」
「それだけじゃなく街の宿全部で良くないか?」
「まあ、これは後で話しあう。次に各領地に、温かいお湯が、湧くの知ってる?」
「もちろん知ってるさ」
「商人としてはなかなか使えそうで使えないんだよね」
「そんなのあるんだな」
「そこを保養地にして、観光地化させます」
「保養地?」
「そう。温かいお湯が、体に良いと、分かったらやるの」
「なるほど。お風呂をやるんだね」
「泊まりができるよう、お宿を建てます」
「ほおほお。金の匂いがぷんぷんするな」
「この情報、上手い事使ってね」
「ありがとう。これは良い話を聞いたよ」
「続きまして、各領地で特産品、増やすの」
「ほお。ようやくみな腰を上げたか」
「前から父さんが働きかけてたものね」
「お父さん色々やってたんだな」
「どうしてもルステイン中心の経済になりがちだからな。地方の産業が先細りになるのは良くないんだ」
「そうなのか?」
「人がルステインに集中して地方の人が少なくなるんだよ」
「これはスサン商会が、各地に発信して、商売にしてくれれば、良いね」
「そうだな」
「これはルステインの為に儲けはあまり考えずにやりたいな」
「ルステイン人だからな、俺たち」
「あと、特産品とは別に、一カ所に一つ名所や、名物を作ろうと、いうものもある。これはあまり関係ないかな」
「そうだな、それは傍観しよう」
「うちに関係があることでもないしね」
「放置で良いよな」

 これで改革関係は終わり。

「次の話、行くよ」
「もう改革は終わりか?」
「おわりー。あのね、次の商流について、考えてたんだけど」
「おお。もう次か?」
「まだまだ売り先はいっぱいあるぞ」
「あんまり手を広げるのも良くないんじゃないのか?」
「うちには、強力な、協力商会が、今度、できるじゃない」
「シャレか?」
「強力な協力?どこだ?」
「あー。そうか。わかった」
「ストラ、分かったの?」
「スレイン商会って言うんだろ?」
「そう。スレイン商会に、協力してもらえば、販路を広げられる」
「合意するか?」
「そこは、ロイック兄さん、お願い」
「まあ、やってみるけど」
「何をしようって?」
「今までは家庭の、便利商品と、お料理関係だね」
「そうだな」
「今度は、工業関係のもの」
「全然方向性違うな」
「モビーって、工業系でも、光り輝くんだよね。例えば刃が、回転して、切断する鋸とか、砥石を、貼り付けて、回転させる、磨き器とか」

 スケッチを見せる。丸鋸、チェーンソー、グラインダー、卓上式丸鋸、鉄工用チップソーなんかは簡単に出来そうかな。式を使うから安全性も地球のものに比べて高そうだし。

「これ、売れるな。売れるけども」
「生産が追いつかないな」
「大量注文入りそうだよね」
「先に、登録しておく、のが良いね」
「父さん、王都ができたら真面目に考えてみよう。ルステインにはまだまだ生産能力が眠っていると思うよ」
「兄貴、学園で困っている生産商会の情報も集めてみるよ」
「頼んだ」
「工業系は、商業登録の権利金を、無くして、スレイン商会に、買ってもらう。スレイン商会が、売るという、形で良いんじゃないかと、思う」
「それやって良いのか?」
「マレイローさんに、聞いたら、良いって」
「そうか。商業登録のお金で儲けるんじゃなくて、商品をそのままスレイン商会に売ると言う形でも儲かるのか」
「そう。あくまで商業登録は、真似されないために、あるわけだから、真似させない、という契約を結べばいい」
「考えたな。今までとは違う形になるんだな。今までは商会が商品を買い付ける時権利金を払って買ってたけど、それを無しにして、小売する感覚で売り渡す事で手間を省けるって事か」
「仕入れも相手方、販売も相手方、うちの商会は作るだけ」
「それには強力な協力商会がいるな」
「だから、スレイン商会」
「ちょっとケリィ姉ちゃん呼んでも良いか?」
「ロイック兄さんが、良ければ」
「呼んでくる」

 ケリィ姉さんが呼ばれた。話を一から説明する。

「す、素晴らしいアイデアですわ。うちの父も商売人ですから、この話に飛びつくでしょう。私スレイン商会に生まれて良かったですわ。こんなにすぐお役に立てるなんて。ロイック、実用化と商業登録を進めてください。私、父と内々で話を進めてみます」











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