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6歳の力走。
王都の市場。
ハプニングがありつつも王都に着いた。僕個人として初めて傭兵を雇ったが青の技はかなりの当たりだった。いつも先んじて行動してくれるし、よく気が回る。その分雇い賃が高かったがお値段以上の働きだった。ストークと話をして帰りも雇う事にした。思い立って王都に着いてからしばらく付き合ってとお願いをする。彼らは喜んでお付き合いします、と言ってくれた。
王都の門をスルーして王都内部に入る。今日はそのまま貴族門に向かわず商業地区に入る。商業地区の繁華街を抜けると市場に出た。その近くの馬車の駐車場に馬車を停める。傭兵達の馬もそこで預かってくれた。
当然のことながら市場はルステインよりかなり大きかった。ミザーリが離れないように言う。市場の形はほぼ変わらない。ほとんどの店は粗末な木組みのものに布をかけたもので、高級な店は鉄で枠が作られ立派な布が掛けられている。種族、職種、性別、年齢問わずたくさんの人々が物色しながらそぞろ歩く。店を出す者も種族、性別、年齢を問わず様々だ。
僕は色々お店を見ながら欲しいものを購入していく。ルステインで見つけられなかったものも数点見つけた。僕は結果に満足した。ここでも青の技は良く働いてくれた。スリやいかがわしいものが寄ってくると巧みに跳ね除けてくれるのだ。おかげで僕は買い物に集中できた。一通り回るとストークが話しかけてくる。
「リョウ様、買い物には満足されましたか?」
「生鮮品市場に、行きたい」
「先程情報を仕入れましたが、ルステインの方が品物が揃っているようです。魚や貝などは揃っていますが時間的にあまりオススメ致しません。どう致しましょうか?」
「何が、あるのかだけ見る」
「わかりました。途中奴隷市場やペット市場などを通りますので、くれぐれもご注意くださいませ」
「わかった」
市場を抜け、奴隷市場に入る。ここもかなり広くあちこちで競りが行われていて人々がごった返している。横を鎖で繋がれた奴隷達が歩く。後ろには鞭を持った男が続く。競りが終わって引き渡ししているのだろう。裕福そうな男性が召使いらしき男に指示を出していた。
そんな風景を横目に奴隷市場を抜ける。次に入ったのはペット市場だ。さまざまな動物が売られている。犬や猫をはじめとして狼や鳥類、果ては魔獣などが並べられている。色々いるんだなあと思いながら歩いていく。ひときわ大きい檻には繋がれた魔獣がいた。翼を持った猫だ。大きさはライオンくらいの大きさだろうか。それが気になってしばらく見つめる。目が合うと可愛くにゃー、と鳴いた。しばらく目で会話を楽しむ。何を言ってるのかはわからないがにゃーにゃー鳴く。それを見ていた店主が出てきた。
「おう。お客様目が高いな。これは森の王者翼猫のメスだ。ある筋から手に入れた。金貨200枚でどうだ?」
「リョウ様、いけません」
「ん。買わない」
「そうか?金貨150枚ならどうだ?」
男を無視してその翼猫を見る。なんとなく逃げたいと言っているように思えた。
「そうか。金貨120枚。これ以上はまからんぞ」
「ストーク」
「維持管理が大変です。今の屋敷では飼えないでしょう」
「わかった」
男に120枚払うと檻から出すように言う。
「逃げちまいますよ」
「うん。逃がすの」
「リョウ様」
「わかりました。知りませんからね」
「人を襲うな。王都から、逃げろ」
「にゃー」
「元気でな」
「にゃ」
店主が檻から出して鎖を外す。翼猫《ナビレイア》は飛び立って僕の周りを一回りすると一鳴きして城壁に向かって飛んでいった。
「んー」
「リョウ様、なぜあのような事を?」
「そうしたいと、思った」
「なるほど。今度何がする時はご相談下さい」
「わかったー」
「主よ、あれは森では最強の生物です。逃して良かったと思います」
「うん」
「面白いものを見させてもらいました」
「最高でした」
女傭兵二人は喜んでいる。
「生鮮品市場、行こう」
「かしこまりました」
「私が案内します」
「フィグさん、よろしく」
フィグさんに連れられて生鮮品市場を歩く。確かに時間を外しており、売れ筋のものはなかったが、いくつかの材料を入手する事ができた。これで試作品を作ってみよう。
「何を作るんですか?」
「まだ、思いついただけ」
「なるほど、これから試作品作りですね」
「そう」
「お手伝いします」
「フィグさん、よろしく」
生鮮品市場を出るとまたペット売り場に出て、奴隷市場を通り抜け、市場に入る。ここでもキーカやサッチのような子供のスリを見つけた。どこでもいるんだなと思う。今日は傭兵達に囲まれているので彼らは近寄って来ない。人助けの趣味はないので放っておく。
馬車に戻り貴族門を目指す。今日は貴族門の所で青の技と別れた。また帰る時お願いします。
貴族門を抜け大通りに入り、王城の前に着く。誰何する兵士に書状を見せるとすんなりと通される。さて、これから忙しくなるぞ、と思いながら僕は馬車から降りた。
王都の門をスルーして王都内部に入る。今日はそのまま貴族門に向かわず商業地区に入る。商業地区の繁華街を抜けると市場に出た。その近くの馬車の駐車場に馬車を停める。傭兵達の馬もそこで預かってくれた。
当然のことながら市場はルステインよりかなり大きかった。ミザーリが離れないように言う。市場の形はほぼ変わらない。ほとんどの店は粗末な木組みのものに布をかけたもので、高級な店は鉄で枠が作られ立派な布が掛けられている。種族、職種、性別、年齢問わずたくさんの人々が物色しながらそぞろ歩く。店を出す者も種族、性別、年齢を問わず様々だ。
僕は色々お店を見ながら欲しいものを購入していく。ルステインで見つけられなかったものも数点見つけた。僕は結果に満足した。ここでも青の技は良く働いてくれた。スリやいかがわしいものが寄ってくると巧みに跳ね除けてくれるのだ。おかげで僕は買い物に集中できた。一通り回るとストークが話しかけてくる。
「リョウ様、買い物には満足されましたか?」
「生鮮品市場に、行きたい」
「先程情報を仕入れましたが、ルステインの方が品物が揃っているようです。魚や貝などは揃っていますが時間的にあまりオススメ致しません。どう致しましょうか?」
「何が、あるのかだけ見る」
「わかりました。途中奴隷市場やペット市場などを通りますので、くれぐれもご注意くださいませ」
「わかった」
市場を抜け、奴隷市場に入る。ここもかなり広くあちこちで競りが行われていて人々がごった返している。横を鎖で繋がれた奴隷達が歩く。後ろには鞭を持った男が続く。競りが終わって引き渡ししているのだろう。裕福そうな男性が召使いらしき男に指示を出していた。
そんな風景を横目に奴隷市場を抜ける。次に入ったのはペット市場だ。さまざまな動物が売られている。犬や猫をはじめとして狼や鳥類、果ては魔獣などが並べられている。色々いるんだなあと思いながら歩いていく。ひときわ大きい檻には繋がれた魔獣がいた。翼を持った猫だ。大きさはライオンくらいの大きさだろうか。それが気になってしばらく見つめる。目が合うと可愛くにゃー、と鳴いた。しばらく目で会話を楽しむ。何を言ってるのかはわからないがにゃーにゃー鳴く。それを見ていた店主が出てきた。
「おう。お客様目が高いな。これは森の王者翼猫のメスだ。ある筋から手に入れた。金貨200枚でどうだ?」
「リョウ様、いけません」
「ん。買わない」
「そうか?金貨150枚ならどうだ?」
男を無視してその翼猫を見る。なんとなく逃げたいと言っているように思えた。
「そうか。金貨120枚。これ以上はまからんぞ」
「ストーク」
「維持管理が大変です。今の屋敷では飼えないでしょう」
「わかった」
男に120枚払うと檻から出すように言う。
「逃げちまいますよ」
「うん。逃がすの」
「リョウ様」
「わかりました。知りませんからね」
「人を襲うな。王都から、逃げろ」
「にゃー」
「元気でな」
「にゃ」
店主が檻から出して鎖を外す。翼猫《ナビレイア》は飛び立って僕の周りを一回りすると一鳴きして城壁に向かって飛んでいった。
「んー」
「リョウ様、なぜあのような事を?」
「そうしたいと、思った」
「なるほど。今度何がする時はご相談下さい」
「わかったー」
「主よ、あれは森では最強の生物です。逃して良かったと思います」
「うん」
「面白いものを見させてもらいました」
「最高でした」
女傭兵二人は喜んでいる。
「生鮮品市場、行こう」
「かしこまりました」
「私が案内します」
「フィグさん、よろしく」
フィグさんに連れられて生鮮品市場を歩く。確かに時間を外しており、売れ筋のものはなかったが、いくつかの材料を入手する事ができた。これで試作品を作ってみよう。
「何を作るんですか?」
「まだ、思いついただけ」
「なるほど、これから試作品作りですね」
「そう」
「お手伝いします」
「フィグさん、よろしく」
生鮮品市場を出るとまたペット売り場に出て、奴隷市場を通り抜け、市場に入る。ここでもキーカやサッチのような子供のスリを見つけた。どこでもいるんだなと思う。今日は傭兵達に囲まれているので彼らは近寄って来ない。人助けの趣味はないので放っておく。
馬車に戻り貴族門を目指す。今日は貴族門の所で青の技と別れた。また帰る時お願いします。
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