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6歳の力走。
王様達の天ぷら屋。
厨房に入った。まずは王様一家の食事会を開催しようと思う。僕はこの一か月の間色々研究したのだが、一番研究したのは油だった。様々な油を取り寄せた結果、ごま油らしい物とオリーブオイルらしい物を発見したのだ。まずはそれを使った料理をしようと思う。
今回ウルリッヒスタイルはしない。もっと堅苦しくなく、のんびりと料理を楽しんでもらおうと思うからだ。僕が王様の料理を見て思ったのは料理が温かくない事だ。もっと厨房が近ければと思うが防衛上厨房と王宮の王様達の居室は離れている。だからこそ冷たいぶっかけを開発したし、冷めても美味しい料理のいくつかを作りだした経緯があるんだ。今日はさらにその根底を覆そうと思う。
まずは厨房でおろしたニンニク、醤油、塩、ごま油をキャベツに和えるいわゆるやみつきキャベツを作る。それとタコときゅうりの酢の物を作った。あとは前に開発したダシの素を使っただし巻き玉子。このために卵焼き用フライパンを作った。最後にポテトサラダを作り、作り置きの料理は終了だ。
王様達の食卓にコンロを三つ置き、ごま油を満たした鍋を三つ置く。油跳ねを防ぐカバーは工廠部に製作してもらった。
フィグさん、料理長にも揚げ方を伝授している。王宮天ぷら屋、開店である。
王様一家が入ってくる。
「いらっしゃいませーー」
「どうぞ、お座りになってください」
「油を使いますのでお気をつけ下さい」
「なんだこれは?今日は何の趣向じゃ?」
「はい、先王様。今日は、皆様の目の前で、お料理します」
「ほう。面白そうじゃないか」
「はい、王様。日頃、冷めた、ご飯多いと、思う。今日は、出来立て、食べて下さい」
「うれしいな。リョウエスト、新しいスタイルだな」
「はい。ウルリッヒ様、これはリョウエスト揚げ屋」
「リョウー。よろしくね」
「今日、僕は王子様、王女様の物を作る、よろしく」
「まず、軽くつまめるもの、用意した。お楽しみください」
先に作ったお料理が並べられる。
「今日は白ワインか、エールが、合うと思うので、注文お願いします」
王様達は注文をする。
「はい、では始めます。まずは一通り作ります。一通り、終わったら、好きな物を注文して、下さい」
「わかったわ。待ってればいいのね」
「はい、王妃様」
「楽しみだわ」
どんどん揚げていく。最初はナス、ピーマン、大葉だ。
「野菜の、リョウエスト揚げです。つけ汁か、お塩でどうぞ」
「毒味を」
「どうぞー」
「問題ありません」
「うむ。いただこう…この葉っぱうまいな。エールに合うな」
「白ワインでも美味しいわよ」
「この外カリッと中ふんわりが良いぞ」
「おいしいわ」
「これならサテラージャで食べられるわ」
「これは温かくて良いな」
「おいしー」
続けては淡白なものをあげる。
「小魚のリョウエスト揚げと、エビのリョウエスト揚げ、これも、つけ汁か塩で」
「熱いな。久しぶりに熱い物を食べている。これはたまにやってもらおう」
「そうね。これは良いわ」
「ワシらは温かいものは縁がなかったが、こうして目の前で調理とは良く考えたものじゃ」
「私は数十年ぶりですわ」
「ああ、これもできるわ」
「衣がさっくりしてて良い」
「おいしーね」
次は味のある物だ。
「次は、イカのリョウエスト揚げと、鶏肉のリョウエスト揚げ。おすすめは塩」
「イカ美味いな。確かに塩に合う。これはエールが進むな」
「白ワインも進むわ」
「リョウエスト、見事じゃな」
「ありがと」
「本当に見事だわ」
「リョウ、私これをサテラージャに伝えるわね」
「うん。レシピ渡す」
「リョウエスト、これは大舞踏会では出せるのか?」
「揚げたては、ごめんなさい」
「リョウー美味しいよ」
「ありがと」
天ぷらコースと言ったらこれでしょ。
「リョウエストかき揚げ。魚貝に、葉を混ぜた物と野菜のもの、二つ。つけ汁で食べて」
「うんうん。うまい」
「美味しい」
「…いかん。言葉を忘れそうになった」
「この魚貝のもの。好きだわ」
「簡単に見えて奥深いわね」
「美味しいな。中がジューシーだ」
「おいしー」
「これで、一通り終わり。好きな物揚げます」
「イカとリョウエストかき揚げの野菜をくれ」
「私はエビと、野菜」
「全部と言いたいが…かき揚げの魚貝じゃな」
「小魚とイカが欲しいわ」
「私は野菜のが良いわ」
「鶏肉二つとイカが欲しい」
「鶏肉ね」
追加の物を揚げていく。こういう時にご飯があれば良いなと思うよね。普通のコースならここでご飯味噌汁、香の物だもの。
「どうぞ」
「うん。これはちょっとした会合に良いな」
「お友達同士の会食にも良いわよ」
「揚げてるのを見るのも良い物じゃな」
「揚げるって良い物ね」
「ハミル様と二人もいいかも」
「友達同士ってのも良いじゃないか」
「リョウが揚げるとおいしー」
2回目が終わり3回目はなかったのでデザートに行く。
「これ、今日初めて出すルディス。ルディスプリン」
「おお。始めてか?」
「そう」
「またルディス増やしてくれたのね?」
「うん。やっとできた」
「……ぬ、口の中で溶ける。美味いぞ」
「…美味しいわね。上にかかってる黒いのが良いわね」
「これも持っていきたいわ」
「前は甘い物あんまりだったんだがリョウが来てから甘い物が好物になったわ」
「これ好き。これ好き」
「リョウ、これは親善式典のメニューに加えて欲しい。ハミル殿を驚かせたい」
「わかった」
今回ウルリッヒスタイルはしない。もっと堅苦しくなく、のんびりと料理を楽しんでもらおうと思うからだ。僕が王様の料理を見て思ったのは料理が温かくない事だ。もっと厨房が近ければと思うが防衛上厨房と王宮の王様達の居室は離れている。だからこそ冷たいぶっかけを開発したし、冷めても美味しい料理のいくつかを作りだした経緯があるんだ。今日はさらにその根底を覆そうと思う。
まずは厨房でおろしたニンニク、醤油、塩、ごま油をキャベツに和えるいわゆるやみつきキャベツを作る。それとタコときゅうりの酢の物を作った。あとは前に開発したダシの素を使っただし巻き玉子。このために卵焼き用フライパンを作った。最後にポテトサラダを作り、作り置きの料理は終了だ。
王様達の食卓にコンロを三つ置き、ごま油を満たした鍋を三つ置く。油跳ねを防ぐカバーは工廠部に製作してもらった。
フィグさん、料理長にも揚げ方を伝授している。王宮天ぷら屋、開店である。
王様一家が入ってくる。
「いらっしゃいませーー」
「どうぞ、お座りになってください」
「油を使いますのでお気をつけ下さい」
「なんだこれは?今日は何の趣向じゃ?」
「はい、先王様。今日は、皆様の目の前で、お料理します」
「ほう。面白そうじゃないか」
「はい、王様。日頃、冷めた、ご飯多いと、思う。今日は、出来立て、食べて下さい」
「うれしいな。リョウエスト、新しいスタイルだな」
「はい。ウルリッヒ様、これはリョウエスト揚げ屋」
「リョウー。よろしくね」
「今日、僕は王子様、王女様の物を作る、よろしく」
「まず、軽くつまめるもの、用意した。お楽しみください」
先に作ったお料理が並べられる。
「今日は白ワインか、エールが、合うと思うので、注文お願いします」
王様達は注文をする。
「はい、では始めます。まずは一通り作ります。一通り、終わったら、好きな物を注文して、下さい」
「わかったわ。待ってればいいのね」
「はい、王妃様」
「楽しみだわ」
どんどん揚げていく。最初はナス、ピーマン、大葉だ。
「野菜の、リョウエスト揚げです。つけ汁か、お塩でどうぞ」
「毒味を」
「どうぞー」
「問題ありません」
「うむ。いただこう…この葉っぱうまいな。エールに合うな」
「白ワインでも美味しいわよ」
「この外カリッと中ふんわりが良いぞ」
「おいしいわ」
「これならサテラージャで食べられるわ」
「これは温かくて良いな」
「おいしー」
続けては淡白なものをあげる。
「小魚のリョウエスト揚げと、エビのリョウエスト揚げ、これも、つけ汁か塩で」
「熱いな。久しぶりに熱い物を食べている。これはたまにやってもらおう」
「そうね。これは良いわ」
「ワシらは温かいものは縁がなかったが、こうして目の前で調理とは良く考えたものじゃ」
「私は数十年ぶりですわ」
「ああ、これもできるわ」
「衣がさっくりしてて良い」
「おいしーね」
次は味のある物だ。
「次は、イカのリョウエスト揚げと、鶏肉のリョウエスト揚げ。おすすめは塩」
「イカ美味いな。確かに塩に合う。これはエールが進むな」
「白ワインも進むわ」
「リョウエスト、見事じゃな」
「ありがと」
「本当に見事だわ」
「リョウ、私これをサテラージャに伝えるわね」
「うん。レシピ渡す」
「リョウエスト、これは大舞踏会では出せるのか?」
「揚げたては、ごめんなさい」
「リョウー美味しいよ」
「ありがと」
天ぷらコースと言ったらこれでしょ。
「リョウエストかき揚げ。魚貝に、葉を混ぜた物と野菜のもの、二つ。つけ汁で食べて」
「うんうん。うまい」
「美味しい」
「…いかん。言葉を忘れそうになった」
「この魚貝のもの。好きだわ」
「簡単に見えて奥深いわね」
「美味しいな。中がジューシーだ」
「おいしー」
「これで、一通り終わり。好きな物揚げます」
「イカとリョウエストかき揚げの野菜をくれ」
「私はエビと、野菜」
「全部と言いたいが…かき揚げの魚貝じゃな」
「小魚とイカが欲しいわ」
「私は野菜のが良いわ」
「鶏肉二つとイカが欲しい」
「鶏肉ね」
追加の物を揚げていく。こういう時にご飯があれば良いなと思うよね。普通のコースならここでご飯味噌汁、香の物だもの。
「どうぞ」
「うん。これはちょっとした会合に良いな」
「お友達同士の会食にも良いわよ」
「揚げてるのを見るのも良い物じゃな」
「揚げるって良い物ね」
「ハミル様と二人もいいかも」
「友達同士ってのも良いじゃないか」
「リョウが揚げるとおいしー」
2回目が終わり3回目はなかったのでデザートに行く。
「これ、今日初めて出すルディス。ルディスプリン」
「おお。始めてか?」
「そう」
「またルディス増やしてくれたのね?」
「うん。やっとできた」
「……ぬ、口の中で溶ける。美味いぞ」
「…美味しいわね。上にかかってる黒いのが良いわね」
「これも持っていきたいわ」
「前は甘い物あんまりだったんだがリョウが来てから甘い物が好物になったわ」
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「リョウ、これは親善式典のメニューに加えて欲しい。ハミル殿を驚かせたい」
「わかった」
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