【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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6歳の力走。

ルディス様結婚式前の慌ただしさ。

 結婚式と親善式典の為に皇太子を先頭に約200人のサテラージャの人々が到着した。王城の謁見室で謁見が行われ、僕も参加した。王様と皇太子様はその場で握手され、拍手が鳴り響いた。

 王城、王宮はその人たちを受け入れる為にフル回転だ。王宮はパンクして王城のいくつかの部屋を急遽宿泊部屋として受け入れた。お世話係に侍女とメイドがなりそれぞれ忙しそうにしている。
 そんな中歓迎の宴が行われた。サテラージャ国の要望で僕のウルリッヒ式料理を出す事になった。厨房にまた料理ギルドから助っ人を呼び料理をし始める。今日は後ろに見学者がいる。サテラージャ国の料理人達だった。

 前菜はお手製の焼き肉のタレを使ったやみつききゅうりにした。きゅうりを切ってタレに漬け込むだけだ。ものすごく簡単に出来る。
 スープは前回好評だったコリント鍋にした。鍋は友好の証だ。今回味噌じたてにしている。ロスハーン神殿はサテラージャ国にもあるから活用して下さい。
 魚料理はスズキっぽい魚があったのでポワレにした。フライパンで出来るし結構簡単なのだ。前世本で読んで作ってみたけど材料さえあれば難しいものではなかった。
 肉料理は焼き鳥だ。いわゆるねぎまを作った。この為に串を用意してもらったんだけど意外と金額がかかったみたいだ。
 メインは豚肉ときゃべつの白ワイン煮込みだ。豚肉を焼いてキャベツとニンニクを一緒に炒め水と白ワインで煮込むだけの料理だ。手間の割りに美味しいと思うがブイヨンがあったらもっと美味しいのに、と思う。
 サラダは卵、ブロッコリー、トマトをお手製フレンチドレッシングで和えたもの。フレンチドレッシングは簡単にできるので好き。
 デザートにはりんごのカスタードタルトを用意した。定番だけど美味しいよね。

 全ての料理を出し終わって、皇太子が会いたいというので、コックコートのままで会場に入る。僕を見かけた上級貴族の人達が歓声を上げる。次々に「美味しかったわ」「最高だった」と言われながら皇太子の元へ

「やあ。久しぶりだね。今日も美味しかったよ」
「はい、皇太子様、お久しぶりです」
「今回結婚式の披露宴で色々動いてくれたって?」
「はい、色々企画した」
「ルディスに聞いたけどなかなか楽しい事をやるみたいじゃないか」
「そう。楽しんで、欲しい」
「うちの国ができる事は言って欲しい。頼んだよ」
「わかり、ました。がんばります」

 皇太子様のところを離れ他のテーブルに回る。サテラージャ国の人々は褒めてくれたし、うちの国に遊びにきて欲しいとみなお願いしてきた。大人になったら、と答えたが実際行くのかな?うちの国の上級貴族の皆様はまた腕をあげたな、と言ってくれてまた楽しみにしている、と言ってくれた。
 美食三人衆のエフェルト公爵様、グロッサム侯爵様、ナータリア伯爵様といくつかの上級貴族の方は今度お店を出すので監修を頼むとお願いされた。旅、できるかなあ。
 そして隅っこにうちの兄弟とマリカさんを発見。早速突撃した。

「ロイック兄さん、ストラ兄さん、マリカさん」
「よお。やっぱり今日の料理はリョウだったんだな」
「美味しかったわ」
「疲れてないか?大丈夫か?」
「ちょっと疲れた。色々あったから」
「なんかあったのか?」
「ミッソリーナって所の人に脅されたの」
「なんだって!?」
「それでね、ミッソリーナに僕のレシピを使わせない、って宣言した」
「そうか。それは問題になってるのか?」
「ううん。王様にお任せした」
「ミッソリーナ王国ってのはやたらプライドが高い連中が多いって話だからな」
「そうみたい」
「リョウ、無理するなよ。大人の政治の社会に首を突っ込まないようにしなよ」
「わかった。いつ来たの?」
「4日前だ。色々走り回って今日から貴族街入りだね」
「どこにいるの?」
「マリエンティ伯爵邸だ」
「親善式典も来る?」
「ああ。呼ばれている」
「そうなんだね。あ、そろそろ行くね」
「披露宴の料理もがんばってね」
「マリカさんありがと。じゃあ、行くね」
「ああ。またな」
「またね」
「うん」



 翌日から結婚式披露宴の打ち合わせとリハーサルが始まった。両国で合同でやる出し物をお願いする。最初難色を示したが、両国の平和の為と言ったらわかりましたと返事をしてくれた。会場設営も順調にいっている。ダンスさんをはじめとする工廠部が僕が用意したものを設営してくれ、そして会場レイアウトの図面通り会場を作ってくれた。お兄さん達に頼んだ物の搬入も手伝ってくれたし、ほんと工廠部のみなには頭があがらない。

 前日、通しのリハーサルをやった。サテラージャから応援に来た人も手伝ってもらってみんなで色々と話をしながら進める。最初はバラバラだったが何回か繰り返していると歯車があってきて、すんなり行き始める。結局、朝から夜までリハーサルをやっていたなあ。僕は王様たちの最後の夕餉の支度に向かったけど本番は大丈夫だよね?


 王様達の夕餉は伝統的なコリント王国式料理をアレンジして出した。王家の家族全員で食べる夕食はこれが最後みたい。皆様どのような話をしてるのかな、なんて考えてたんだけど6歳のボディがもう疲れ切って睡眠を欲しているのでギブアップ。挨拶にはいけなかったよ。







感想 9

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