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6歳の力走。
前世持ちがバレる。
見送りが終わり、王妃様やウルリッヒ様、ルマーニ様と別れた後、ストークとミザーリを連れて褒賞をもらいにいった。二つ目の銀十字勲章を受け取り、褒賞の目録をもらう。褒賞は金貨700枚だった。今回はカードに振り込んでくれるみたいだ。これで王城での仕事が終わった。
厨房に行き、道具を収納にしまい料理人達に別れを告げる。部屋に戻って荷物をまとめ、これも収納にしまうと侍従が来て王様の所へ案内された。今日は執務室ではなく、テラスでお茶をしているようだ。
「ご苦労だった。リョウ、もう帰るのか?」
「はい、王様。お兄さんの、結婚式ある」
「しばらく待っていたらミッソリーナの賠償金が入ってくるぞ」
「お兄さんの、結婚式大事」
「わかった。誰かに目録を持たせて行かせよう」
「ありがと」
「次回の隣国とのイベントにも参加してもらいたいのだが、無理だな?」
「はい、王様。学校ある」
「そうか。まだ6歳だったな」
「ではまた何かあれば呼び出すからそのつもりでな」
「はい、王様」
王様は侍従を遠ざける。何を話すのだろうか?
「なあ、リョウよ、お前は前世持ちか?」
ちょっと躊躇ったが正直に答えた。
「内緒、でお願い」
「そうか。王家の文献にそのような者がいると記されている。その者を手厚く保護しろとな」
「僕、大丈夫」
「リョウはそのまま育ってくれれば良い。王家はお前に借りを作った。いずれ返していくようにするし、陰ながらお前を守っていこう」
「そう思ってもらえて、ありがと」
「前世持ちのリョウよ。この国を愛し、育ててくれ。お前の望む未来がより良き物になるよう私は共に歩んでいこう」
「はい、王様」
「この国の王として、ただの一コリント人として感謝する。よくぞこの国に生まれてくれた。よくぞこの国に恩恵を与えてくれたと」
「王様、僕はこの国、好き」
「そうか。そう言ってくれてありがたい。いずれ食事をしながらこの国の事を話そう」
「わかった」
王様と別れてストークとミザーリ、フィグさんを連れて王城を出る。アレクとボルクが馬車を回していた。
「アレク、ボルク、お待たせ」
「いや、リョウ様、またすごい待遇よかったよ」
「美味しいご飯食べた」
「そうか。王城を出てお兄さんの宿に行こう」
「かしこまり」
「了解です」
「アレク、言葉遣い」
「あ、すいませんストーク様」
「かしこまりました、だ」
「かしこまりました」
馬車に乗り込み城門を出る。そのまま貴族門を出てお兄さん達の泊まっている宿に向かう。お兄さん達は親善イベント後、街中の常宿に泊まっているのだ。アレク、ボルクは予習してきたのか、王都の道を間違える事なく進んでいき宿に着いた。
宿に到着すると手厚い歓迎を受ける。貴族仕様の馬車だからね。フロントに行ってロイック兄さんの名前を言うと出かけているという。ストラ兄さんはいるのかな、と思ったらストラ兄さんはいた。
「リョウお疲れ」
「ストラ兄さんお疲れ様、ロイック兄さんは?」
「スレイン家と話をしに言ってる。なんか生産商会の紹介をしてくれるらしい。もう帰ってくるぞ」
「おー。よかったね」
「リョウは何か今回もらったか?」
「銀十字勲章と褒賞もらった」
「あれだけ働きゃもらえるわな。俺の方は学園の寮を見てきた。成績優秀者の一人部屋だったわ。近くにウルリッヒの部屋があるから意図的にその部屋になったのかもしれない」
「でも幸先、いいよ?」
「そうだな。ウルリッヒの後ろ盾があるってことだからな。リョウは他になにかあったか?」
「将来、親善大使をしてって」
「あれだけ働きゃそうなるわな」
ロビーにロイック兄さんが現れた。マリカ姉さんとジェン、ペランス師匠が一緒だ。
「おお、リョウ、お疲れ様」
「お疲れ様。ロイック兄さん、僕、王城での仕事終わった」
「そうか。僕もこれで仕事終わったよ」
「いつ帰る?」
「明日だ。一緒に帰るか?」
「そうだね。ストーク」
「はい、リョウ様、今日はここで泊まりましょう。青の技にも今日はここで休んでもらいます」
「うん、よろしくお願い」
「かしこまりました」
「なあ?青の技って?」
「雇った、傭兵チーム」
「ふうん」
「なかなか、良いチーム」
「ストークさん、面接で問題なかった?」
「はい、ロイック様、ギルド長おすすめのチームでしたし面接も問題ありませんでした」
「どうした兄貴?」
「いや、ルステインで聞いた事ないチームだったから」
「違う街を拠点にしていたようですが、ルステインに居を移したそうです」
「なるほどね」
「ねえねえ、リョウ君にもう教えた?」
「ああ、まだ教えてなかった。来月から土地収用が始まる。来年の社交シーズンに王都支店と『スサンの天使』が同時オープンできるように動いて行く事になった」
「おお。おめでと」
「準備がまだ不完全だが、父さんと話し合ってとりあえずオープンする事にした」
「頑張って」
「しばらくルステインと王都を行ったり来たりする。リョウにも迷惑をかけるが頼むぞ」
「お嫁さん達と、仲良くね」
「ふふふ。しばらくみんな一緒に動くのよ」
「そうか。ケリィ姉さんも、一緒、いいね!」
「…じゃないと私が怒る」
「ま、そういうことだ。よし、後で集まろうか。ご飯を一緒に食べよう」
「わかった」
厨房に行き、道具を収納にしまい料理人達に別れを告げる。部屋に戻って荷物をまとめ、これも収納にしまうと侍従が来て王様の所へ案内された。今日は執務室ではなく、テラスでお茶をしているようだ。
「ご苦労だった。リョウ、もう帰るのか?」
「はい、王様。お兄さんの、結婚式ある」
「しばらく待っていたらミッソリーナの賠償金が入ってくるぞ」
「お兄さんの、結婚式大事」
「わかった。誰かに目録を持たせて行かせよう」
「ありがと」
「次回の隣国とのイベントにも参加してもらいたいのだが、無理だな?」
「はい、王様。学校ある」
「そうか。まだ6歳だったな」
「ではまた何かあれば呼び出すからそのつもりでな」
「はい、王様」
王様は侍従を遠ざける。何を話すのだろうか?
「なあ、リョウよ、お前は前世持ちか?」
ちょっと躊躇ったが正直に答えた。
「内緒、でお願い」
「そうか。王家の文献にそのような者がいると記されている。その者を手厚く保護しろとな」
「僕、大丈夫」
「リョウはそのまま育ってくれれば良い。王家はお前に借りを作った。いずれ返していくようにするし、陰ながらお前を守っていこう」
「そう思ってもらえて、ありがと」
「前世持ちのリョウよ。この国を愛し、育ててくれ。お前の望む未来がより良き物になるよう私は共に歩んでいこう」
「はい、王様」
「この国の王として、ただの一コリント人として感謝する。よくぞこの国に生まれてくれた。よくぞこの国に恩恵を与えてくれたと」
「王様、僕はこの国、好き」
「そうか。そう言ってくれてありがたい。いずれ食事をしながらこの国の事を話そう」
「わかった」
王様と別れてストークとミザーリ、フィグさんを連れて王城を出る。アレクとボルクが馬車を回していた。
「アレク、ボルク、お待たせ」
「いや、リョウ様、またすごい待遇よかったよ」
「美味しいご飯食べた」
「そうか。王城を出てお兄さんの宿に行こう」
「かしこまり」
「了解です」
「アレク、言葉遣い」
「あ、すいませんストーク様」
「かしこまりました、だ」
「かしこまりました」
馬車に乗り込み城門を出る。そのまま貴族門を出てお兄さん達の泊まっている宿に向かう。お兄さん達は親善イベント後、街中の常宿に泊まっているのだ。アレク、ボルクは予習してきたのか、王都の道を間違える事なく進んでいき宿に着いた。
宿に到着すると手厚い歓迎を受ける。貴族仕様の馬車だからね。フロントに行ってロイック兄さんの名前を言うと出かけているという。ストラ兄さんはいるのかな、と思ったらストラ兄さんはいた。
「リョウお疲れ」
「ストラ兄さんお疲れ様、ロイック兄さんは?」
「スレイン家と話をしに言ってる。なんか生産商会の紹介をしてくれるらしい。もう帰ってくるぞ」
「おー。よかったね」
「リョウは何か今回もらったか?」
「銀十字勲章と褒賞もらった」
「あれだけ働きゃもらえるわな。俺の方は学園の寮を見てきた。成績優秀者の一人部屋だったわ。近くにウルリッヒの部屋があるから意図的にその部屋になったのかもしれない」
「でも幸先、いいよ?」
「そうだな。ウルリッヒの後ろ盾があるってことだからな。リョウは他になにかあったか?」
「将来、親善大使をしてって」
「あれだけ働きゃそうなるわな」
ロビーにロイック兄さんが現れた。マリカ姉さんとジェン、ペランス師匠が一緒だ。
「おお、リョウ、お疲れ様」
「お疲れ様。ロイック兄さん、僕、王城での仕事終わった」
「そうか。僕もこれで仕事終わったよ」
「いつ帰る?」
「明日だ。一緒に帰るか?」
「そうだね。ストーク」
「はい、リョウ様、今日はここで泊まりましょう。青の技にも今日はここで休んでもらいます」
「うん、よろしくお願い」
「かしこまりました」
「なあ?青の技って?」
「雇った、傭兵チーム」
「ふうん」
「なかなか、良いチーム」
「ストークさん、面接で問題なかった?」
「はい、ロイック様、ギルド長おすすめのチームでしたし面接も問題ありませんでした」
「どうした兄貴?」
「いや、ルステインで聞いた事ないチームだったから」
「違う街を拠点にしていたようですが、ルステインに居を移したそうです」
「なるほどね」
「ねえねえ、リョウ君にもう教えた?」
「ああ、まだ教えてなかった。来月から土地収用が始まる。来年の社交シーズンに王都支店と『スサンの天使』が同時オープンできるように動いて行く事になった」
「おお。おめでと」
「準備がまだ不完全だが、父さんと話し合ってとりあえずオープンする事にした」
「頑張って」
「しばらくルステインと王都を行ったり来たりする。リョウにも迷惑をかけるが頼むぞ」
「お嫁さん達と、仲良くね」
「ふふふ。しばらくみんな一緒に動くのよ」
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「ま、そういうことだ。よし、後で集まろうか。ご飯を一緒に食べよう」
「わかった」
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