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6歳の力走。
ロイック兄さんの結婚式。
ロイック兄さんの結婚式の日がやってきた。僕、マス、フィグさん、『スサンの天使』のムーヤさんとロマさん以下料理人の皆は今日の披露宴の料理を昨夜から作っている。300人ほどに膨れ上がった招待客と関係者の胃を満たすために『スサンの天使』はお休みになり万全の態勢で臨んでいるのだ。現在『スサンの天使』は支店の料理人を育てている事もあり、良い修行になる、と総料理長となったムーヤさんと相棒のロマさんが言っていた。
商会の者達は工房のダイニング、サロン、ダンスホールを使った披露宴会場を設営している。例によって僕はヴェリーさん率いる地精の皆さんにお願いして会場に足りない什器を製作してもらった。机のほとんどが折りたたみ式でコンパクトに積み重ねておけるようにしてもらったのでまた何かの催しに使える。椅子も積み重ね椅子なのでこれも催しに使える感じだ。なお、商業ギルドのマレイローさんに見せたら即商業登録だった。僕は何件商業登録今してるのか、わかんなくなっちゃった。
そろそろ時間だと言われ、着替えて馬車に乗り聖堂に向かう。今日の格好は貴族っぽい服に子爵を表すマント、胸には貴族章と勲章がついている。例によって僕とエメイラは順番的に最後の方に入ると決まっているのでエメイラを僕の馬車に乗せて馬車列の後方で待機した。僕の前にいるのは各上級貴族の名代の人々だ。その前にミシェ姉さんのニメイジ家などのマックスさんの家臣の家が並ぶ。一王国御用商会の結婚式に来る名代は数人と言われるが、うちの結婚式には十数人来た。それだけロイック兄さんは濃いお付き合いをしてるのであろう。
後ろにマックスさんの一家が来た。レイアムさんも参加しているが大丈夫なのか?ナミリアも乗ってるようだ。
沿道には見物人がいっぱい来ている。うちはルステインでは有名だからなあ。待っていると車列が動き出す。
「面倒ね。もう降りて歩いていきたいわ」
「エメイラ、だめー」
「わかったわ。降りないわよ。なんでこんなヒト族は順番にうるさいんだろう」
「わかんない」
「今日も色々挨拶されそうね。あなた一人で頑張ってよね」
「エメイラ、一緒に」
「嫌よ。私は家族といるわ」
「今日は家族は忙しいよ」
「ああ、そうね。そうだわ。ミシェレルと一緒にいよう」
「自由だね」
「だってルステイン伯爵家には自由にして良いって言われてるもの」
「そうか」
「リョウはがんばりなさいね」
「わかったー」
聖堂の正面に馬車が止まる。エメイラと一緒に馬車を降りて聖堂の中に入っていく。聖堂は相変わらず荘厳な佇まいだ。僕とエメイラは最前列の近くに案内される。マックスさん達は横に並ぶ。エメイラはまた僕の右側に移る。ナミリアとエメイラに挟まれた。ナミリアが僕にしがみつく。それを見てエメイラも僕と手を繋いでくる。なんか恥ずかしいんでやめてくれるかな。
前に聖堂の司教アカウン師が立ち、その背後には聖歌隊が並ぶ。演奏が始まり、歌が始まる中、ロイック兄さんが一人で祭壇の前に歩いて来た。少し待っていると白いドレスを来たマリカ姉さんがマリエンティ伯爵にエスコートされて祭壇の方へ歩いて来た。マリカ姉さんは貴族だけあってドレスを綺麗に着こなしているね。目鼻立ちも整っているので綺麗だ。次にやって来たのはケリィ姉さんだ。スレインさんにエスコートされて入ってくる。ケリィ姉さんも白いドレスを着ている。ケリィ姉さんのドレス姿もなかなか良いね。とても美人さんだね。最後に入ってきたのはジェンだ。お父さんがエスコートしている。ジェンのドレス姿なんて一度もみてないけどかなり似合っている。白いドレスに水竜人特有の肌のコントラストが映えていて余計綺麗に見えるね。顔にある傷も化粧で隠しているようだし、なかなか良い感じだと思う。
四人が並んで結婚式が始まる。
「ただいまより四人の結婚式をはじめます。まずはリーリシア様に誓いの言葉を」
四人で顔を見合わせる。ロイック兄さんが首を数回すると一斉に誓いの言葉を言いはじめた。
「「「「リーリシア様、本日、わたしたちは皆様の前で結婚式を挙げます。
私たちは、病めるときも、健やかなるときも、愛をもって、生涯お互いに支えあうことを、本日、リーリシア様と参列してくれた皆様に誓います」」」」
拍手をする。聖堂中に拍手が鳴り響いた。アカウン司教は両手を上げる。拍手が自然に収まる。
「さて、これから結婚するにあたり、リーリシア神様の名の下、結婚契約書にサインをしていただきます。ロイックエンさん、『契約』は使えますね?」
「はい」
「では全員のサイン終了後、リーリシア神様の名の下『契約』をお願いします」
「はい」
四人はそれぞれ契約書にサインする。
「リーリシア神様の名の下、こちらの結婚を契約いたします。『契約』」
ロイック兄さんは契約した。
「ただいま署名、契約頂きました結婚契約書をリーリシア神様の名の下、承認いたします。ささやきーえいしょうー祈りー念じろ『承認』…神のみもとにて、この結婚は成立いたしました。おめでとうございます」
ロイック兄さんが一人ずつ抱きしめてキスをする。抱きしめ始めると神像が光始める。3人をそれぞれ抱きしめてキスをしても神像は光っている。
「ただいま神の奇跡が起こっております!この結婚は祝福されました!」
ロイック兄さん達はしばらくボーッとしたが4人みなで抱き合い、ロイック兄さんが3人に交互にキスをしている。
おめでとう。ロイック兄さん。ありがとう、リーリシア。
商会の者達は工房のダイニング、サロン、ダンスホールを使った披露宴会場を設営している。例によって僕はヴェリーさん率いる地精の皆さんにお願いして会場に足りない什器を製作してもらった。机のほとんどが折りたたみ式でコンパクトに積み重ねておけるようにしてもらったのでまた何かの催しに使える。椅子も積み重ね椅子なのでこれも催しに使える感じだ。なお、商業ギルドのマレイローさんに見せたら即商業登録だった。僕は何件商業登録今してるのか、わかんなくなっちゃった。
そろそろ時間だと言われ、着替えて馬車に乗り聖堂に向かう。今日の格好は貴族っぽい服に子爵を表すマント、胸には貴族章と勲章がついている。例によって僕とエメイラは順番的に最後の方に入ると決まっているのでエメイラを僕の馬車に乗せて馬車列の後方で待機した。僕の前にいるのは各上級貴族の名代の人々だ。その前にミシェ姉さんのニメイジ家などのマックスさんの家臣の家が並ぶ。一王国御用商会の結婚式に来る名代は数人と言われるが、うちの結婚式には十数人来た。それだけロイック兄さんは濃いお付き合いをしてるのであろう。
後ろにマックスさんの一家が来た。レイアムさんも参加しているが大丈夫なのか?ナミリアも乗ってるようだ。
沿道には見物人がいっぱい来ている。うちはルステインでは有名だからなあ。待っていると車列が動き出す。
「面倒ね。もう降りて歩いていきたいわ」
「エメイラ、だめー」
「わかったわ。降りないわよ。なんでこんなヒト族は順番にうるさいんだろう」
「わかんない」
「今日も色々挨拶されそうね。あなた一人で頑張ってよね」
「エメイラ、一緒に」
「嫌よ。私は家族といるわ」
「今日は家族は忙しいよ」
「ああ、そうね。そうだわ。ミシェレルと一緒にいよう」
「自由だね」
「だってルステイン伯爵家には自由にして良いって言われてるもの」
「そうか」
「リョウはがんばりなさいね」
「わかったー」
聖堂の正面に馬車が止まる。エメイラと一緒に馬車を降りて聖堂の中に入っていく。聖堂は相変わらず荘厳な佇まいだ。僕とエメイラは最前列の近くに案内される。マックスさん達は横に並ぶ。エメイラはまた僕の右側に移る。ナミリアとエメイラに挟まれた。ナミリアが僕にしがみつく。それを見てエメイラも僕と手を繋いでくる。なんか恥ずかしいんでやめてくれるかな。
前に聖堂の司教アカウン師が立ち、その背後には聖歌隊が並ぶ。演奏が始まり、歌が始まる中、ロイック兄さんが一人で祭壇の前に歩いて来た。少し待っていると白いドレスを来たマリカ姉さんがマリエンティ伯爵にエスコートされて祭壇の方へ歩いて来た。マリカ姉さんは貴族だけあってドレスを綺麗に着こなしているね。目鼻立ちも整っているので綺麗だ。次にやって来たのはケリィ姉さんだ。スレインさんにエスコートされて入ってくる。ケリィ姉さんも白いドレスを着ている。ケリィ姉さんのドレス姿もなかなか良いね。とても美人さんだね。最後に入ってきたのはジェンだ。お父さんがエスコートしている。ジェンのドレス姿なんて一度もみてないけどかなり似合っている。白いドレスに水竜人特有の肌のコントラストが映えていて余計綺麗に見えるね。顔にある傷も化粧で隠しているようだし、なかなか良い感じだと思う。
四人が並んで結婚式が始まる。
「ただいまより四人の結婚式をはじめます。まずはリーリシア様に誓いの言葉を」
四人で顔を見合わせる。ロイック兄さんが首を数回すると一斉に誓いの言葉を言いはじめた。
「「「「リーリシア様、本日、わたしたちは皆様の前で結婚式を挙げます。
私たちは、病めるときも、健やかなるときも、愛をもって、生涯お互いに支えあうことを、本日、リーリシア様と参列してくれた皆様に誓います」」」」
拍手をする。聖堂中に拍手が鳴り響いた。アカウン司教は両手を上げる。拍手が自然に収まる。
「さて、これから結婚するにあたり、リーリシア神様の名の下、結婚契約書にサインをしていただきます。ロイックエンさん、『契約』は使えますね?」
「はい」
「では全員のサイン終了後、リーリシア神様の名の下『契約』をお願いします」
「はい」
四人はそれぞれ契約書にサインする。
「リーリシア神様の名の下、こちらの結婚を契約いたします。『契約』」
ロイック兄さんは契約した。
「ただいま署名、契約頂きました結婚契約書をリーリシア神様の名の下、承認いたします。ささやきーえいしょうー祈りー念じろ『承認』…神のみもとにて、この結婚は成立いたしました。おめでとうございます」
ロイック兄さんが一人ずつ抱きしめてキスをする。抱きしめ始めると神像が光始める。3人をそれぞれ抱きしめてキスをしても神像は光っている。
「ただいま神の奇跡が起こっております!この結婚は祝福されました!」
ロイック兄さん達はしばらくボーッとしたが4人みなで抱き合い、ロイック兄さんが3人に交互にキスをしている。
おめでとう。ロイック兄さん。ありがとう、リーリシア。
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