283 / 806
ルステイン狂想曲。
みんなで夕食。
起きたらナビが僕の服をふみふみしていた。ナビも寝てたのかあくびをする。
「ナビ、おはよう」
「にゃ」
「まだ呼びにきてないよね」
「にゃーにゃ、にゃー」
「呼びにきたらごはんだよ」
「にゃう」
「うん、待とう」
しばらく待ってると従業員が呼びに来た。
「失礼します。夕食の準備が整いました。ご案内いたします」
「にゃー」
「ありがと」
案内に従うと昼ごはんを食べた食堂に着いた。やっぱり僕が最後なんだな。ここら辺は周知徹底してるね。みんなワクワクした顔でいるよ。
「お待たせをいたしました。夕食はウルリッヒスタイルというスタイルで食事を楽しんでいただきます。前菜と食前酒から始まってスープ、魚料理、肉料理と続きます。途中で氷菓を挟みましてその後メイン料理とサラダが出てきます。最後はお菓子とお茶を楽しむルディスという時間です。ごゆっくりお楽しみください」
「なるほど。ストーク、予約で、ウルリッヒスタイルに、したの?」
「左様です。みなは初めてなので楽しんでくれるかと思いまして。ウルリッヒコースと宴会料理、かしこまらない普通の料理のコースがございました」
「おお、良いね。よく考えてる」
「ありがとうございます。今後子爵様のおすすめの薬師料理もメニューに加えるつもりです」
「うん。それも良いね」
「では始めさせてもらってよろしいでしょうか」
「いいよ」
「まずは白ワインとこの辺で取れました山菜のリョウエスト揚げでございます。塩でお召し上がり下さい」
「おお、来たな。ていうか量が少ないな」
「あなた、これは最後に満腹になるように少しずつお料理が出されるの。作るのがなかなか大変なのよ」
「そうか。これも贅沢ってやつだな」
「山菜って行軍の時食ってあんまり美味くなかったが、こうして食うと美味いな」
「美味しいわね」
「白ワインが良くあうわ」
「主よ、これが特産物を使うという事ですね」
「そうだね。より美味しく感じるのよ」
うん。つかみはオッケーだね。みんな満足そうだ。
「失礼致します。スープはコリント鍋をご用意いたしました。コリント鍋は一つの鍋を分け合う事から友情や仲間をあらわす食べ物といわれ、こういうお仲間が揃うようなお食事にはピッタリだと思っております。お取り分けいたしますので少々お待ち下さい」
うんうん。よく考えてる。良いね!
みんなも満足そうだ。次はなんだ?
「失礼致します。魚料理は川魚の塩焼きです。この近くの川で取れた魚をここの養殖池で飼っております。これはつい先ほどまで生きていたものです。白ワインとごゆっくりお楽しみください」
「おお。普通の塩焼きとは違うな。ちゃんと処理してある」
「フュンフの焼いたのも美味いがこれは別格でやすな」
「こうやって皿に綺麗に盛られてくると余計美味そうに見えるな」
うん。塩加減も焼き加減もばっちりだね。ナビもうまそうに食べてるよ。
「失礼致します。肉料理です。鳥の魔物の焼き鳥です。ねぎま、鶏皮、砂肝の三種を用意しました。こちらは良く山で取れるものをお料理しております。エールか赤ワインでどうぞ」
「この辺のってそこそこ強くないか?」
「まあまあ強いな」
「生臭さがない。上手いこと血抜きされてるな」
「猟師の腕がいいんだろうな」
「ここのコンセプト、気に入りました。この土地でとれた物を最大限に活かすという方針ですね」
「そう。せっかく旅行に、きてるから、せめて土地の料理、食べたいと思うしね」
「この辺ではありふれたものでも、他所から来た人には良いって事ですよね」
「リョウ、よく考えたわね」
「余分に投資しただけの効果はあると思います」
うん。僕もそう思う。それから氷菓がでてきた。氷菓はこの辺でよく取れる果物を使うみたい。うん、良いね。
「メインでございます。メインはここニメイジの特産物でありますニメイジ豚のローストです。サラダは地のもののサラダ、ルマーニソースでございます。パンもありますのでご用命下さい。赤ワインでどうぞ」
「おお。豪華だ」
「美味しそうー」
「兄ちゃん、幸せだね」
「そうだな」
「美味しいわね」
「サラダも新鮮で良いですね」
「パンも美味いな。うちのパン並みだ」
「メディル、これも今度教えるわね」
「ありがとうございます。嬉しい」
うん。よく頑張ったね。多分練習したんだろうな。ナビ、美味しそうに食べるな。
「最後はルディスでございます。朝採り新茶とりんごのカスタードタルトルディス。どうぞお召し上がりを」
「甘いー。美味しい」
「サッチ、頑張って働いてまた連れてきてもらおうね」
「うん」
「甘いの食ってほっとするなんて初めてだ」
「主のタルトルディス並みに美味しいです」
「お風呂に入って、遊んで、良いもの食べて幸せだわー」
「みんな、後は遊びに行くも、そのまま呑むのも、お風呂入るのも、寝るのも自由。楽しんでね」
「リョウ様、本日はありがとうございました。このようなところへ連れてきていただき一日羽を伸ばさせてもらい感謝しております」
「ありがとうございやす」
「感謝します」
「ありがとう」
「キーカとサッチも喜んでいます。本当にありがとうございます」
「今後ともがんばります」
「まあ、まあ、まだ明日お昼まで、あるし、これ、またやるからね」
「嬉しい」
「幸せです」
「よろしくお願いします」
「うん」
その後シェフに頑張ったねと伝えて僕はお風呂に入りに行った。
「ナビ、おはよう」
「にゃ」
「まだ呼びにきてないよね」
「にゃーにゃ、にゃー」
「呼びにきたらごはんだよ」
「にゃう」
「うん、待とう」
しばらく待ってると従業員が呼びに来た。
「失礼します。夕食の準備が整いました。ご案内いたします」
「にゃー」
「ありがと」
案内に従うと昼ごはんを食べた食堂に着いた。やっぱり僕が最後なんだな。ここら辺は周知徹底してるね。みんなワクワクした顔でいるよ。
「お待たせをいたしました。夕食はウルリッヒスタイルというスタイルで食事を楽しんでいただきます。前菜と食前酒から始まってスープ、魚料理、肉料理と続きます。途中で氷菓を挟みましてその後メイン料理とサラダが出てきます。最後はお菓子とお茶を楽しむルディスという時間です。ごゆっくりお楽しみください」
「なるほど。ストーク、予約で、ウルリッヒスタイルに、したの?」
「左様です。みなは初めてなので楽しんでくれるかと思いまして。ウルリッヒコースと宴会料理、かしこまらない普通の料理のコースがございました」
「おお、良いね。よく考えてる」
「ありがとうございます。今後子爵様のおすすめの薬師料理もメニューに加えるつもりです」
「うん。それも良いね」
「では始めさせてもらってよろしいでしょうか」
「いいよ」
「まずは白ワインとこの辺で取れました山菜のリョウエスト揚げでございます。塩でお召し上がり下さい」
「おお、来たな。ていうか量が少ないな」
「あなた、これは最後に満腹になるように少しずつお料理が出されるの。作るのがなかなか大変なのよ」
「そうか。これも贅沢ってやつだな」
「山菜って行軍の時食ってあんまり美味くなかったが、こうして食うと美味いな」
「美味しいわね」
「白ワインが良くあうわ」
「主よ、これが特産物を使うという事ですね」
「そうだね。より美味しく感じるのよ」
うん。つかみはオッケーだね。みんな満足そうだ。
「失礼致します。スープはコリント鍋をご用意いたしました。コリント鍋は一つの鍋を分け合う事から友情や仲間をあらわす食べ物といわれ、こういうお仲間が揃うようなお食事にはピッタリだと思っております。お取り分けいたしますので少々お待ち下さい」
うんうん。よく考えてる。良いね!
みんなも満足そうだ。次はなんだ?
「失礼致します。魚料理は川魚の塩焼きです。この近くの川で取れた魚をここの養殖池で飼っております。これはつい先ほどまで生きていたものです。白ワインとごゆっくりお楽しみください」
「おお。普通の塩焼きとは違うな。ちゃんと処理してある」
「フュンフの焼いたのも美味いがこれは別格でやすな」
「こうやって皿に綺麗に盛られてくると余計美味そうに見えるな」
うん。塩加減も焼き加減もばっちりだね。ナビもうまそうに食べてるよ。
「失礼致します。肉料理です。鳥の魔物の焼き鳥です。ねぎま、鶏皮、砂肝の三種を用意しました。こちらは良く山で取れるものをお料理しております。エールか赤ワインでどうぞ」
「この辺のってそこそこ強くないか?」
「まあまあ強いな」
「生臭さがない。上手いこと血抜きされてるな」
「猟師の腕がいいんだろうな」
「ここのコンセプト、気に入りました。この土地でとれた物を最大限に活かすという方針ですね」
「そう。せっかく旅行に、きてるから、せめて土地の料理、食べたいと思うしね」
「この辺ではありふれたものでも、他所から来た人には良いって事ですよね」
「リョウ、よく考えたわね」
「余分に投資しただけの効果はあると思います」
うん。僕もそう思う。それから氷菓がでてきた。氷菓はこの辺でよく取れる果物を使うみたい。うん、良いね。
「メインでございます。メインはここニメイジの特産物でありますニメイジ豚のローストです。サラダは地のもののサラダ、ルマーニソースでございます。パンもありますのでご用命下さい。赤ワインでどうぞ」
「おお。豪華だ」
「美味しそうー」
「兄ちゃん、幸せだね」
「そうだな」
「美味しいわね」
「サラダも新鮮で良いですね」
「パンも美味いな。うちのパン並みだ」
「メディル、これも今度教えるわね」
「ありがとうございます。嬉しい」
うん。よく頑張ったね。多分練習したんだろうな。ナビ、美味しそうに食べるな。
「最後はルディスでございます。朝採り新茶とりんごのカスタードタルトルディス。どうぞお召し上がりを」
「甘いー。美味しい」
「サッチ、頑張って働いてまた連れてきてもらおうね」
「うん」
「甘いの食ってほっとするなんて初めてだ」
「主のタルトルディス並みに美味しいです」
「お風呂に入って、遊んで、良いもの食べて幸せだわー」
「みんな、後は遊びに行くも、そのまま呑むのも、お風呂入るのも、寝るのも自由。楽しんでね」
「リョウ様、本日はありがとうございました。このようなところへ連れてきていただき一日羽を伸ばさせてもらい感謝しております」
「ありがとうございやす」
「感謝します」
「ありがとう」
「キーカとサッチも喜んでいます。本当にありがとうございます」
「今後ともがんばります」
「まあ、まあ、まだ明日お昼まで、あるし、これ、またやるからね」
「嬉しい」
「幸せです」
「よろしくお願いします」
「うん」
その後シェフに頑張ったねと伝えて僕はお風呂に入りに行った。
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ひだまりのFランク冒険者
みなと劉
ファンタジー
ここは異世界。
そこの冒険者ギルドでは毎日仕事がてんこ盛り。
そんな中
冒険者ギルドには万年Fランクの冒険者が一人いる。
その名は、リルド。
彼は、特に何もない感じに毎日
「薬草採取」「石集め」Fランク向け「討伐」場合によっては「ポーション生成」をする。
この話はこの万年Fランク冒険者リルドの物語である。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。