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ルステイン狂想曲。
ヤルス君と一緒。
また、学校生活が始まった。1日26時間あるが4時間も取られるのはかなり面倒な事だと僕は思っている。昼ごはんを食べないから給食もないし、ナミリア以外喋る相手もいないので特に楽しい事はない。勉強は3歳の頃には全て終わっているところなので、正直ここにいる意味を感じなくなっていた。
そんなある日、学校に行って朝の授業を受けると一人の少年がビッキーさんに連れてこられた。
「今日から新しくお友達が入りました。自己紹介してもらうからみんな聞いてね」
「俺はヤルセラ・ナフェル。父は騎士爵をしている。ヤルスと呼んでくれ。よろしく頼む」
ナフェルってお爺様の家名だよな。もしかしてレウフォ叔父さんの息子かな。僕の従兄弟?茶色い髪に鳶色の瞳で意思が強そうな目をしてる。お爺様の血を引いてるなぁ、って感じがする。
「はい、それじゃあヤルス君はリョウエストさんの後ろに座って」
「リョウエスト・スサンか?」
「そうだよ」
「おお。従兄弟よ!お初」
「レウフォ叔父さんの子?」
「そうだ。ハノン叔母さんの子よ」
「よろしく」
「ああ。よろしく頼む!」
「従兄弟だったのね。リョウエストさん、ヤルス君の事お願いしますね。それでは授業をはじめます」
レウフォ叔父さん、こっちに戻って来れたんだね。良かったわ。上の兄がストラ兄さんの同級生だったっけ?今学園にいるんだよな。こっちはレウフォ叔父さんと叔母さんとヤルス君がいるって事だね。
授業が終わって後ろを振り向くとヤルス君、思いっきり口を開けて寝ている。豪快だなあ。ナミリアがヤルス君を起こす。
「ヤルス君。授業終わったよ」
「なに?寝てしまった。リョウエスト、こちらは?」
「ナミリアだよ」
「ナミリア、様?」
「様は良いよ」
「初めましてヤルセラ・ナフェルです。姫様、よろしくお願いします」
「丁寧にありがと」
「従兄弟よ、なぜ言わなかった?」
「知ってると思ったよ」
「知らなかった」
「そうか。ごめん」
「ところで…従兄弟よ。なんか腹の足しになる物持ってないか?」
「んー。クッキーで良い?」
「助かる」
収納からクッキーを出すとものすごい勢いで食べる。なんか憎めないやつだな。
「助かった。美味いな。噂は本当だった」
「何が?」
「従兄弟が天才料理人だと父上から聞いた」
「そうなの?まあまあ料理するけど天才ではないかな」
「嘘よ、リョウは天才なの」
「ナミリアさ、ん、そうなの?」
「そうよ」
「それは食べてみたいな」
そんな話をしてるとビッキーさんが来て次の授業になった。授業は相変わらず単調な授業だった。終わってトイレに行って帰ってくるとヤルス君は囲まれていた。
「ヤルス君は王都から来たの?」
「そうだ」
「将来騎士になるの?」
「兄が家を継ぐ。わからないけど騎士になりたい」
「スキルもってるの?」
「騎士に必要なスキルはいくつかある」
「許嫁いるの?」
「騎士爵には、そんなものいないよ」
「お父様はやっぱり騎士?」
「そう。ついこの間まで近衛。今度はルステインの騎士になった」
「すごいすごい」
「ヤルス君、今度遊ぼうぜ」
「騎士の技教えてよ」
「私も見たいー」
「ねえねえ、みんなでみよう」
「そうね、あつまろー」
「いいぞ。ただうちは貴族街だから遠いぞ」
「そっかあ、遊べないね」
「残念だよ。行けないわ」
「そっかあ」
「まあ、待て。従兄弟よ」
「何?」
「父上に広いお屋敷を持ってると聞いた。場所を貸してくれるか?」
「は?」
「な、いいだろ?」
「えー」
「たのむよー」
「うー」
「たのむってばー」
手を合わせてる。ほんとなんか憎めないやつだよ、この子。
「まあ、良いよ」
「やったー。よしみんな終わったら集合な」
「て、僕もいいの?」
「私も?」
「俺も良いのか?」
「子爵邸行ってみたかった。ありがとう」
「ナミリアも行く」
「それはまずくない?」
「良いの。行ってみたいの」
「ちゃんと侍女さんに言いなよ」
「うん!」
「しかたないなあ」
休み時間が終わり、授業が続いた。ビッキーさんの声は凛として張りがあるが、いささか単調で眠くなる。いつも耐え切っているが今日はかなり怪しかった。
「危うかった」
「いや、リョウねてた」
「ほんと?」
「うん」
「よし、行こうぜ」
「行こう」
「よろしく」
「私もー」
「ナミリアも行く」
「はいはい。ナミリアは馬車に乗って。あとは歩きで」
「「「はーい」」」
「私も歩きでいくー」
「「だめ」」
「リョウとヤルス君もなんで?」
「危ないし」
「家臣として見過ごせない」
「わかったわ。ぶー」
「ナミリアはうちの工房の前で待ってて」
「わかったわ」
みんなで歩いて工房まで歩く。ミザーリはしっかり守るポジションにいてくれた。なおヤルス君は木剣持参だった。ものすごいやる気だなあ。家の前に着くとナミリアが降りてくる。
「これが従兄弟の家か?」
「おっきい」
「近くでみたらすっごいね」
「ナミリアの家に比べたら小さいよ」
「うちは城だから違うの」
「じゃあ、入って」
「うん」
「はーい」
「いいの?」
「どうぞー」
「「「おかえりなさいませ」」」
「ただいま。あー。ナミリアと従兄弟とクラスの子連れてきた。お茶出してあげて」
「「かしこまりました」」
「セルブロかアレクかボルクは?」
「今外にいますね」
「ナミリアの馬車案内するよう言って」
「かしこまりました」
「すっげえ」
「子爵、すっげえ」
「本物の貴族だ」
「貴族かっけえ」
「リョウー、お菓子欲しい」
「わかったよ。みんな座って」
「「「はーい」」」
そんなある日、学校に行って朝の授業を受けると一人の少年がビッキーさんに連れてこられた。
「今日から新しくお友達が入りました。自己紹介してもらうからみんな聞いてね」
「俺はヤルセラ・ナフェル。父は騎士爵をしている。ヤルスと呼んでくれ。よろしく頼む」
ナフェルってお爺様の家名だよな。もしかしてレウフォ叔父さんの息子かな。僕の従兄弟?茶色い髪に鳶色の瞳で意思が強そうな目をしてる。お爺様の血を引いてるなぁ、って感じがする。
「はい、それじゃあヤルス君はリョウエストさんの後ろに座って」
「リョウエスト・スサンか?」
「そうだよ」
「おお。従兄弟よ!お初」
「レウフォ叔父さんの子?」
「そうだ。ハノン叔母さんの子よ」
「よろしく」
「ああ。よろしく頼む!」
「従兄弟だったのね。リョウエストさん、ヤルス君の事お願いしますね。それでは授業をはじめます」
レウフォ叔父さん、こっちに戻って来れたんだね。良かったわ。上の兄がストラ兄さんの同級生だったっけ?今学園にいるんだよな。こっちはレウフォ叔父さんと叔母さんとヤルス君がいるって事だね。
授業が終わって後ろを振り向くとヤルス君、思いっきり口を開けて寝ている。豪快だなあ。ナミリアがヤルス君を起こす。
「ヤルス君。授業終わったよ」
「なに?寝てしまった。リョウエスト、こちらは?」
「ナミリアだよ」
「ナミリア、様?」
「様は良いよ」
「初めましてヤルセラ・ナフェルです。姫様、よろしくお願いします」
「丁寧にありがと」
「従兄弟よ、なぜ言わなかった?」
「知ってると思ったよ」
「知らなかった」
「そうか。ごめん」
「ところで…従兄弟よ。なんか腹の足しになる物持ってないか?」
「んー。クッキーで良い?」
「助かる」
収納からクッキーを出すとものすごい勢いで食べる。なんか憎めないやつだな。
「助かった。美味いな。噂は本当だった」
「何が?」
「従兄弟が天才料理人だと父上から聞いた」
「そうなの?まあまあ料理するけど天才ではないかな」
「嘘よ、リョウは天才なの」
「ナミリアさ、ん、そうなの?」
「そうよ」
「それは食べてみたいな」
そんな話をしてるとビッキーさんが来て次の授業になった。授業は相変わらず単調な授業だった。終わってトイレに行って帰ってくるとヤルス君は囲まれていた。
「ヤルス君は王都から来たの?」
「そうだ」
「将来騎士になるの?」
「兄が家を継ぐ。わからないけど騎士になりたい」
「スキルもってるの?」
「騎士に必要なスキルはいくつかある」
「許嫁いるの?」
「騎士爵には、そんなものいないよ」
「お父様はやっぱり騎士?」
「そう。ついこの間まで近衛。今度はルステインの騎士になった」
「すごいすごい」
「ヤルス君、今度遊ぼうぜ」
「騎士の技教えてよ」
「私も見たいー」
「ねえねえ、みんなでみよう」
「そうね、あつまろー」
「いいぞ。ただうちは貴族街だから遠いぞ」
「そっかあ、遊べないね」
「残念だよ。行けないわ」
「そっかあ」
「まあ、待て。従兄弟よ」
「何?」
「父上に広いお屋敷を持ってると聞いた。場所を貸してくれるか?」
「は?」
「な、いいだろ?」
「えー」
「たのむよー」
「うー」
「たのむってばー」
手を合わせてる。ほんとなんか憎めないやつだよ、この子。
「まあ、良いよ」
「やったー。よしみんな終わったら集合な」
「て、僕もいいの?」
「私も?」
「俺も良いのか?」
「子爵邸行ってみたかった。ありがとう」
「ナミリアも行く」
「それはまずくない?」
「良いの。行ってみたいの」
「ちゃんと侍女さんに言いなよ」
「うん!」
「しかたないなあ」
休み時間が終わり、授業が続いた。ビッキーさんの声は凛として張りがあるが、いささか単調で眠くなる。いつも耐え切っているが今日はかなり怪しかった。
「危うかった」
「いや、リョウねてた」
「ほんと?」
「うん」
「よし、行こうぜ」
「行こう」
「よろしく」
「私もー」
「ナミリアも行く」
「はいはい。ナミリアは馬車に乗って。あとは歩きで」
「「「はーい」」」
「私も歩きでいくー」
「「だめ」」
「リョウとヤルス君もなんで?」
「危ないし」
「家臣として見過ごせない」
「わかったわ。ぶー」
「ナミリアはうちの工房の前で待ってて」
「わかったわ」
みんなで歩いて工房まで歩く。ミザーリはしっかり守るポジションにいてくれた。なおヤルス君は木剣持参だった。ものすごいやる気だなあ。家の前に着くとナミリアが降りてくる。
「これが従兄弟の家か?」
「おっきい」
「近くでみたらすっごいね」
「ナミリアの家に比べたら小さいよ」
「うちは城だから違うの」
「じゃあ、入って」
「うん」
「はーい」
「いいの?」
「どうぞー」
「「「おかえりなさいませ」」」
「ただいま。あー。ナミリアと従兄弟とクラスの子連れてきた。お茶出してあげて」
「「かしこまりました」」
「セルブロかアレクかボルクは?」
「今外にいますね」
「ナミリアの馬車案内するよう言って」
「かしこまりました」
「すっげえ」
「子爵、すっげえ」
「本物の貴族だ」
「貴族かっけえ」
「リョウー、お菓子欲しい」
「わかったよ。みんな座って」
「「「はーい」」」
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