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ルステイン狂想曲。
閃きが起こりすぎる。
風精達が帰った後、ヂョウギがドワーヴンラゲージの事で報告があると言ってやってきた。とりあえず喉が渇いただろうとワインを出す。
「いや、こんな上等な飲み物を用意していただいてありがとうございます」
「ヂョウギは一生懸命がんばってくれたものね」
「この度は風精達の件で迷惑をかけました」
「さっきも風精に言ったけど仲良くね」
「はい。わかりました。それで本題に入りますが今回の任務は大成功に終わりました」
「うん。良かった」
「まず、遊具の納品ですが調達部の幹部から上の方へ連絡が行き、第一王子様直々の検品となりました。そこで一級品と認められ上級貴族のいくつかに下賜される事が正式に決定されました。私の知り合いの貴族達はこれに飽き足らず更に注文すると内々に伝えてきましたので、材料の発注をしてきました」
「ご苦労様」
「それから『エストサーモス』の件ですが王城から内々に100、注文を受けました。注文の手紙が届くはずです」
「おお。やったね!」
「軍務大臣は水筒型を1000個単位で注文されるようです。相当お気に入りのようで王様に上奏してきたと言ってました」
「おお。すごいね」
「それから王様とお会いする機会に恵まれまして、王様と話をしてきました。何を作る予定だと聞かれたので、王様に嘘はつけないので、計画のさわりをお話しする事になりましたが、申し訳ございません」
「まあ良いよ」
「王様から統領に形になりそうなら来いと伝えるように申しつかっております」
「うん。わかった」
「第一の計画は2ヶ月後を目標にしておりましたが今のペースですと1ヶ月を切る可能性が出てきました。それもこれもリョウエストねじの開発のおかげです。1ヶ月前後でこちらはまた王都移動を計画しておきます」
「よろしく。まあ、呑んで」
「ありがとうございます」
ヂョウギは美味しそうに呑むねえ。
お代わりをついであげる。
「うまいですねえ」
「ああ、そういえば相談があったんだ」
「なんでしょう」
「地精自治領でワインのコルクの蓋扱ってる?」
「自治領で全体の半数は扱ってますね」
「端材は結構でるの?」
「はい。かなり出ますね」
「それ、取っておく事できる?」
「伝えれば」
「うちの商品の一つとなるかも知れない」
「本当ですか!?」
「ああ。うちの国、海洋国家だよね。海難事故がそこそこあるって、調べてわかった」
「そうなんですね」
「もしね、コルクの端材、あちこち体につけてたらどうかな?」
「浮きますね」
「コルクの端材をあちこちにつけた海難事故防止のジャケットとかどうかな?」
「生存率が上がりますね!」
「それも売り込もうかなと考えているけどどう?」
「統領!」
「どうした?」
「ご慧眼に感服しました!早速ドワーフ自治領と連絡を取ってみます!」
「うん。製造は大丈夫?」
「はい。みな裁縫ぐらいはできるので」
「それも一ヶ月を目処に開発をお願いできるかな?」
「わかりました!」
ヂョウギがワクワクしている。地精のおっさんのワクワクはどこか可愛い。
「あと、エストサーモスに塗った液体なんだけど、高い?」
「いえ。そんなに高くないです。あの液体の硬化剤は少し高いです」
「2液をまぜるんだね」
「その通りです」
「あれ、剥がれやすい?表面は傷つきやすい?」
「剥がれにくいです。表面は多少の事なら大丈夫だと思います」
「量はとれるの?」
「ええ。金属のコーティング用に大量に飼ってる魔物の体液ですから大丈夫です」
「あれ、布に塗ることできるかな?」
「どういうことですか?」
「この前パイプテント作った時、天幕が異常に高かったんだ。あれも魔物の革、使ってるって聞いた。だから高いみたい」
「天幕には魔物の革ですね」
「でもね、あの液体を布に塗れば同じように防水できると思うんだ」
「なるほど!あの液体を塗って硬化剤の液体を塗れば硬くなり、何も通さなくなるので防水機能はあると思います!」
「魔物の革とどっちが安いのかな?」
「検証してみます!多分かなり安くなると思います!」
「それでマントやポンチョ作ったら大儲けしそうじゃない?」
「しそうですね!あとはテントを作ったりしたら随分重量は軽くなると思います!」
「研究テーマになるかな?」
「なります。十分に」
「ここは内陸の奥だから雨の日は少ないけど降る時は大量に降るよね」
「その通りです」
「その雨に耐えられれば成功ってことで良いよね」
「はい!それを想定して擬似的な雨を降らせる実験をやってみますね」
「これも王都に説明する案件だね」
「そうですね。これも1ヶ月を目処に実験と開発をします」
「よろしくねー。色々思いついちゃってごめんね」
「なんのなんの。我らドワーヴンベースの者達の導き手ですから、思いついたらすぐに言ってください。実行いたしますので」
「うん。多分商業登録も大騒ぎになるだろうなぁ」
「そうですね。驚く顔が目に浮かびます」
「ヂョウギの名前で出しちゃダメ?」
「ダメです。地精としてそれはありえない行動です。統領は肩肘張らずに堂々としていれば良いのです」
「わかった。がんばるよ」
「いや、こんな上等な飲み物を用意していただいてありがとうございます」
「ヂョウギは一生懸命がんばってくれたものね」
「この度は風精達の件で迷惑をかけました」
「さっきも風精に言ったけど仲良くね」
「はい。わかりました。それで本題に入りますが今回の任務は大成功に終わりました」
「うん。良かった」
「まず、遊具の納品ですが調達部の幹部から上の方へ連絡が行き、第一王子様直々の検品となりました。そこで一級品と認められ上級貴族のいくつかに下賜される事が正式に決定されました。私の知り合いの貴族達はこれに飽き足らず更に注文すると内々に伝えてきましたので、材料の発注をしてきました」
「ご苦労様」
「それから『エストサーモス』の件ですが王城から内々に100、注文を受けました。注文の手紙が届くはずです」
「おお。やったね!」
「軍務大臣は水筒型を1000個単位で注文されるようです。相当お気に入りのようで王様に上奏してきたと言ってました」
「おお。すごいね」
「それから王様とお会いする機会に恵まれまして、王様と話をしてきました。何を作る予定だと聞かれたので、王様に嘘はつけないので、計画のさわりをお話しする事になりましたが、申し訳ございません」
「まあ良いよ」
「王様から統領に形になりそうなら来いと伝えるように申しつかっております」
「うん。わかった」
「第一の計画は2ヶ月後を目標にしておりましたが今のペースですと1ヶ月を切る可能性が出てきました。それもこれもリョウエストねじの開発のおかげです。1ヶ月前後でこちらはまた王都移動を計画しておきます」
「よろしく。まあ、呑んで」
「ありがとうございます」
ヂョウギは美味しそうに呑むねえ。
お代わりをついであげる。
「うまいですねえ」
「ああ、そういえば相談があったんだ」
「なんでしょう」
「地精自治領でワインのコルクの蓋扱ってる?」
「自治領で全体の半数は扱ってますね」
「端材は結構でるの?」
「はい。かなり出ますね」
「それ、取っておく事できる?」
「伝えれば」
「うちの商品の一つとなるかも知れない」
「本当ですか!?」
「ああ。うちの国、海洋国家だよね。海難事故がそこそこあるって、調べてわかった」
「そうなんですね」
「もしね、コルクの端材、あちこち体につけてたらどうかな?」
「浮きますね」
「コルクの端材をあちこちにつけた海難事故防止のジャケットとかどうかな?」
「生存率が上がりますね!」
「それも売り込もうかなと考えているけどどう?」
「統領!」
「どうした?」
「ご慧眼に感服しました!早速ドワーフ自治領と連絡を取ってみます!」
「うん。製造は大丈夫?」
「はい。みな裁縫ぐらいはできるので」
「それも一ヶ月を目処に開発をお願いできるかな?」
「わかりました!」
ヂョウギがワクワクしている。地精のおっさんのワクワクはどこか可愛い。
「あと、エストサーモスに塗った液体なんだけど、高い?」
「いえ。そんなに高くないです。あの液体の硬化剤は少し高いです」
「2液をまぜるんだね」
「その通りです」
「あれ、剥がれやすい?表面は傷つきやすい?」
「剥がれにくいです。表面は多少の事なら大丈夫だと思います」
「量はとれるの?」
「ええ。金属のコーティング用に大量に飼ってる魔物の体液ですから大丈夫です」
「あれ、布に塗ることできるかな?」
「どういうことですか?」
「この前パイプテント作った時、天幕が異常に高かったんだ。あれも魔物の革、使ってるって聞いた。だから高いみたい」
「天幕には魔物の革ですね」
「でもね、あの液体を布に塗れば同じように防水できると思うんだ」
「なるほど!あの液体を塗って硬化剤の液体を塗れば硬くなり、何も通さなくなるので防水機能はあると思います!」
「魔物の革とどっちが安いのかな?」
「検証してみます!多分かなり安くなると思います!」
「それでマントやポンチョ作ったら大儲けしそうじゃない?」
「しそうですね!あとはテントを作ったりしたら随分重量は軽くなると思います!」
「研究テーマになるかな?」
「なります。十分に」
「ここは内陸の奥だから雨の日は少ないけど降る時は大量に降るよね」
「その通りです」
「その雨に耐えられれば成功ってことで良いよね」
「はい!それを想定して擬似的な雨を降らせる実験をやってみますね」
「これも王都に説明する案件だね」
「そうですね。これも1ヶ月を目処に実験と開発をします」
「よろしくねー。色々思いついちゃってごめんね」
「なんのなんの。我らドワーヴンベースの者達の導き手ですから、思いついたらすぐに言ってください。実行いたしますので」
「うん。多分商業登録も大騒ぎになるだろうなぁ」
「そうですね。驚く顔が目に浮かびます」
「ヂョウギの名前で出しちゃダメ?」
「ダメです。地精としてそれはありえない行動です。統領は肩肘張らずに堂々としていれば良いのです」
「わかった。がんばるよ」
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