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ルステイン狂想曲。
アドバイザーとなる。
「先程の16年はどのように学ぶのだ」
王様は次の料理を食べながら聞く。次の料理はトマトソースのパスタだ。こういう料理が増えたのでパスタの長さは長く変わってきた。
「うん。最初の9年は義務教育と言ったけど、広く浅く、一般教養の様々な事を学ばせる」
「それは初等学校も同じだな」
「同じだけどもっと幅広いかな。国語、算数、理科、社会、音楽、図工、体育、家庭、道徳、外国語が主だった科目だね。理科は自然現象や、生物、物質の事を勉強する科目。あとはわかるかな?」
「図工とはなんだ?」
「絵や造形をして、芸術に対する理解を広める感じかな」
「そんなに色々勉強するのは何故だ?」
「うーん。あっちの社会は職人の子が職人とはならないんだよね。職業選択は自由なんだ。唯一王様の子は王様だよね。これは変わらないと思う」
「貴族はどうだ?」
「貴族、うちの国にはほとんどいない。近しい人はいるんだけどね」
「ほとんどいないのか!?」
「そう。ほとんどいない」
「不思議な国だな」
「これを説明し出すと長くなりそうなんだけど、前の国には王様がいるんだけど国の代表としているわけではなくて、国の象徴として居るんだ」
「代表はどう選ぶのだ?」
「まず国の議会という話し合いの場に話に行く議員という者を民衆が選ぶ」
「どうやって?」
「領地みたいに地区が別れてて、その地区で一番良いと思った人の名前を書いて箱に入れるの。それを数えて一番名前書かれた人が議員になる。その議員が議員の中から一番の人を選んで国の代表を決めるんだ」
「民が強くなるではないか!?」
「そうなんだよ。民主主義というんだ」
「我が国もそうなる可能性はあるのか?」
「あるけど王様達がきっちり貴族をまとめてたらないね。あとは教育が広まると革命の可能性があるな」
「それは?そう言えば先程途中で話を止めていたな」
「そうだったね。教育が広まると『知識』『知恵』がついてきて、王政の悪い所に気づくものが出てくる。革命の火種になりやすいんだよ」
「そういうものなのか」
「ただし、上が清廉潔白でまともにやってる場合はそれは起こらない。貴族の横暴を跳ね除けたり、民を虐げなかったりする指導者になれば良いよ」
「そうか。これは金言だ。ウルリッヒ、お前も心得よ。そしてお前の子にも伝えるように」
「はい、お父様」
「あと、王様は文官を貴族の関係者以外からも募集してるね。あれも良いと思う。下々が何を考えてるのか知ることは大事」
「そうだな」
「でも差別があるからそれは発揮しずらくなってる。もうちょっと考えてみてね」
「わかった」
「リョウエスト、先程の9年間の後は何を勉強するのだ?」
「もう三年は高校と言ったところでより深く全体的に学ぶか、就職の為に専門教育を学ぶかを選べる」
「学園や専科学校のようなものだな」
「そう。就職しないものはそのあと4年間は大学と言うところで専門教育を受ける」
「リョウエストはそこを卒業したのだな」
「そうだね」
「何を勉強したのだ?」
「社会学だね。社会の仕組みや変化を探求して社会問題の原因や解決策を探る学問だよ」
「なるほど…わからんな」
「まあ、僕も深く勉強してないから役に立つかはわからない」
「そうなのか。社会学というものは料理や物作りに役立つのか?」
「まったく役立たないね」
「だがお前はできてるじゃないか」
「料理については長い間闘病してるからその時に作り方を調べて作ったものが多い。物作りは元々趣味で色々と調べるのが好きだったからかも。あとは高校までの勉強で広い分野を勉強してたことが多いかもしれない」
「なるほどな」
若鶏のコンフィが出てきた。うまそうだ。
「今私の方で2、3の専門課程の学校を作ろうと思って居る。特に錬金術師はこれからもっと必要になってくると思うから急いでいる。そういった学校は必要だと思うか?」
「ウルリッヒ様、必要なら作れば良いと思う。けれど教育もそれから政治も急に変えると歪みが出ると思うの。だから全体をがらっと変えるんじゃなく一つ一つゆっくり変えていく必要があるよ」
「そうか。一歩一歩か」
「リョウー。これからどうするの?」
「ルマーニ様、僕はね、人間の進化を促せることをやっていこうと思うよ」
「んー?」
「ルマーニ様が大人になった時、便利だなって思うような事をする」
「それはいいね」
「国政に携わるつもりはないか?」
「王様、僕はね、王国が大きくなる間接的なお手伝いをしてた方が良いと思う」
「何故だ?」
「王様、王様には王様として持って生まれた仕事があるように、僕には僕として持って生まれた仕事があるの。それには残念ながら政治は含まれてない。アドバイスくらいはするけど積極的に政治をどうこうすることはないかな」
「アドバイスはしてくれるのだな」
「もちろん」
「ならそれで良い」
「私にも頼む」
「僕にも」
「今は無理。大人になった時します」
「わかった」
「あら、私でも良いのね」
「そうですね。依存しなければ良しとします」
「頼もしい味方ができた。さてルディスの時間にしよう」
王様は次の料理を食べながら聞く。次の料理はトマトソースのパスタだ。こういう料理が増えたのでパスタの長さは長く変わってきた。
「うん。最初の9年は義務教育と言ったけど、広く浅く、一般教養の様々な事を学ばせる」
「それは初等学校も同じだな」
「同じだけどもっと幅広いかな。国語、算数、理科、社会、音楽、図工、体育、家庭、道徳、外国語が主だった科目だね。理科は自然現象や、生物、物質の事を勉強する科目。あとはわかるかな?」
「図工とはなんだ?」
「絵や造形をして、芸術に対する理解を広める感じかな」
「そんなに色々勉強するのは何故だ?」
「うーん。あっちの社会は職人の子が職人とはならないんだよね。職業選択は自由なんだ。唯一王様の子は王様だよね。これは変わらないと思う」
「貴族はどうだ?」
「貴族、うちの国にはほとんどいない。近しい人はいるんだけどね」
「ほとんどいないのか!?」
「そう。ほとんどいない」
「不思議な国だな」
「これを説明し出すと長くなりそうなんだけど、前の国には王様がいるんだけど国の代表としているわけではなくて、国の象徴として居るんだ」
「代表はどう選ぶのだ?」
「まず国の議会という話し合いの場に話に行く議員という者を民衆が選ぶ」
「どうやって?」
「領地みたいに地区が別れてて、その地区で一番良いと思った人の名前を書いて箱に入れるの。それを数えて一番名前書かれた人が議員になる。その議員が議員の中から一番の人を選んで国の代表を決めるんだ」
「民が強くなるではないか!?」
「そうなんだよ。民主主義というんだ」
「我が国もそうなる可能性はあるのか?」
「あるけど王様達がきっちり貴族をまとめてたらないね。あとは教育が広まると革命の可能性があるな」
「それは?そう言えば先程途中で話を止めていたな」
「そうだったね。教育が広まると『知識』『知恵』がついてきて、王政の悪い所に気づくものが出てくる。革命の火種になりやすいんだよ」
「そういうものなのか」
「ただし、上が清廉潔白でまともにやってる場合はそれは起こらない。貴族の横暴を跳ね除けたり、民を虐げなかったりする指導者になれば良いよ」
「そうか。これは金言だ。ウルリッヒ、お前も心得よ。そしてお前の子にも伝えるように」
「はい、お父様」
「あと、王様は文官を貴族の関係者以外からも募集してるね。あれも良いと思う。下々が何を考えてるのか知ることは大事」
「そうだな」
「でも差別があるからそれは発揮しずらくなってる。もうちょっと考えてみてね」
「わかった」
「リョウエスト、先程の9年間の後は何を勉強するのだ?」
「もう三年は高校と言ったところでより深く全体的に学ぶか、就職の為に専門教育を学ぶかを選べる」
「学園や専科学校のようなものだな」
「そう。就職しないものはそのあと4年間は大学と言うところで専門教育を受ける」
「リョウエストはそこを卒業したのだな」
「そうだね」
「何を勉強したのだ?」
「社会学だね。社会の仕組みや変化を探求して社会問題の原因や解決策を探る学問だよ」
「なるほど…わからんな」
「まあ、僕も深く勉強してないから役に立つかはわからない」
「そうなのか。社会学というものは料理や物作りに役立つのか?」
「まったく役立たないね」
「だがお前はできてるじゃないか」
「料理については長い間闘病してるからその時に作り方を調べて作ったものが多い。物作りは元々趣味で色々と調べるのが好きだったからかも。あとは高校までの勉強で広い分野を勉強してたことが多いかもしれない」
「なるほどな」
若鶏のコンフィが出てきた。うまそうだ。
「今私の方で2、3の専門課程の学校を作ろうと思って居る。特に錬金術師はこれからもっと必要になってくると思うから急いでいる。そういった学校は必要だと思うか?」
「ウルリッヒ様、必要なら作れば良いと思う。けれど教育もそれから政治も急に変えると歪みが出ると思うの。だから全体をがらっと変えるんじゃなく一つ一つゆっくり変えていく必要があるよ」
「そうか。一歩一歩か」
「リョウー。これからどうするの?」
「ルマーニ様、僕はね、人間の進化を促せることをやっていこうと思うよ」
「んー?」
「ルマーニ様が大人になった時、便利だなって思うような事をする」
「それはいいね」
「国政に携わるつもりはないか?」
「王様、僕はね、王国が大きくなる間接的なお手伝いをしてた方が良いと思う」
「何故だ?」
「王様、王様には王様として持って生まれた仕事があるように、僕には僕として持って生まれた仕事があるの。それには残念ながら政治は含まれてない。アドバイスくらいはするけど積極的に政治をどうこうすることはないかな」
「アドバイスはしてくれるのだな」
「もちろん」
「ならそれで良い」
「私にも頼む」
「僕にも」
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「そうですね。依存しなければ良しとします」
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