キミと駆ける、星の蹄跡

こおえい

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エピローグ:影山リュウ編

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私がエトワールと共に、人里離れた森のVRコースで訓練をしていると、突然、見慣れた漆黒のサイバーホース、ナイトメアが私の横を通り過ぎた。

「リュウ……!」

私はナイトメアを追ってコースの奥へと進むと、そこにリュウが立っていた。彼の表情は、以前のような影のあるものではなく、どこか晴れやかだった。

「また会ったな。君は、やはり面白い」

彼はそう言って、私に一枚の古い写真を見せた。そこに写っていたのは、幼いリュウと、彼がかつてパートナーとしていた、もう一頭のサイバーホースだった。しかし、そのサイバーホースのボディは、まるでバグを起こしたかのように、歪んで写っている。

「俺のパートナーは、感情の暴走で消滅した。だから、サイバーホースの感情が、どれほど危険なものかを知っていた。すめらぎさんのやり方にも、一時は共感した。だが、君とエトワールは、その危険な感情こそが、真の可能性を秘めていることを証明してくれた」

彼の瞳の奥には、深い悲しみと、そして私に対する感謝の念が宿っていた。

「俺は、この世界の裏側で、サイバーホースの真の起源、そして感情の奥底に秘められた無限の可能性を探し続けている。そして、君は、その可能性の扉を開く、唯一の鍵だ」

リュウは、私の手をそっと取り、強く握りしめた。彼の指先は、ひんやりとしているのに、その眼差しは熱かった。

「君と共に、この世界の闇を越え、サイバーホースの、そして人類の未来を、もっと深く探求していきたい。僕の、唯一の光となってくれるか?」

彼の言葉は、私に大きな使命と、未知なる世界への誘いを与えてくれた。闇を越えた先に、リュウと共に見る未来。それは、決して平坦な道ではないかもしれないけれど、私にとっては、何よりも心惹かれる冒険だった。
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