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淡い紫の花が一面覆った平野に私は立っている
真っ青な空
周りに何もなく花畑
「綺麗」
呟いた後、何故私は今涙を流しているのだろうと頬を伝う涙に気付く
ここは穏やかで暖かい、懐かしい彼の・・・
懐かしい?
彼の?何?
今起こっていることは・・・・まさか!
周りを見回して人影を見つけた
彼だ!絶対にこのループを知る人物に違いない
あ・・・・周りが真っ白になっていく
まって!まだ何も伝えても聞けてもいない
まって!!!
◇◇◇◇◇
ガヤガヤとする音で目が開いた
また、彼が私の元に来たのだと気が付いたが気がそれたのか現実へ戻ってきたみたいだった
外が騒がしい
窓から外を見てみると大掛かりな転移魔法で馬車など総勢何名が転移してきているのか不明な程人と馬車に埋め尽くされていた。
え?!
こう見えて我が家は広い敷地を誇っている
余りの人手に目を見張った
あら、あそこに見えるのは隣国にいるお姉様とお兄様、それにお母様もご一緒だわ
三人揃うと圧巻の美にその場所が輝いで見える
お兄様は魔法が得意だから隣国から転移してみえたのね
それにしても総出での転移をやってのける兄に憧れさえ覚える
また突然どうしたのかしら?
不思議と見続けているとお兄様が振り返り私と目があった?そんな気がしたが気のせいだったのかもしれない
直ぐに母と姉に何かを伝え家の中へ入って行った
急ぎの用事があり転移してきたのだろう父の書斎へ行かれたのかもしれない
そんな風に考えて居るとドタドタ足音が近づいてきている
あれだけ人が来ると部屋の準備とか大変なのね、そんなのんきに構えていると
部屋の前で足音が止み、ドアがバンと音を立てて開いた
「ベロニカ!!」
「お、お兄様?」
「倒れたと聞いた!急いで準備をし戻ってきたよ!大丈夫かい?」
「あ、もしかして私の為に?」
「居ても立っても居られなくなってネモ姉様と一緒に戻ってきた、数日は滞在するよ。あっちの王子を黙らせるのに時間かかって遅くなったよ、ごめんね」
あ・・・・御姉様の婚約者を黙らせてかえって来たのね。あとで詫びの手紙を書かないといけませんわ
「お兄様、ご心配おかけいたしました。私は少し眩暈がして倒れただけで元気ですわ!でもお兄様にお話し聞きたいことがあったからかえってきていただけでうれしく思っています」
凄く私に甘いお兄様に魔法について聞きたからありがたい
「何か聞きたい事あったの?なんでも聞いていいよ、ベロニカの質問なら何でも答えてあげる」
ループについては話さない方が良さそうだと思い人の意識へと入り込む魔法はどんなものかを聞いてみる
「意識に入り込むかぁ、結構高度だし魔力が半端なく必要になるから無理じゃないかな?」
「無理ですか?」
ジーッと私を凝視した後
「ベロニカ、知らない間に魔力が高まっているね」
「え?」
「意識に入り込むだけなら容易いが相手に認識させて行動するには入る側が入らる側より魔力が高いのが条件になる、今のベロニカに僕でも入れないよ」
「何を仰るのかしら、あれだけの人数と馬車に荷物を一気に転移させておきながら」
「あれは簡単だよ、場所さえ特定されているのだから魔法陣で一気に移動するだけなのだから」
「そうなのですか?」
「また教えてあげるよ、それより誰かの意識に入り込みたいのかい?」
「そんな事ありませんわよ」
「じゃ誰に入ってこられた」
冷やりとした空気が周りを取り囲んだ
「・・・なんでですか?」
「普通に生活していて気になる内容ではないよね?」
「あら、私小説を読んでいてその様な事が書かれていたので気になったのです」
ふわりと周りを囲っていた冷たい空気が変わる
「小説かぁーなんだ良かった、最近の女性向けは凝った内容だとネモ姉様に聞いたよ!」
一瞬怖く感じた気配は無いがこれ以上ボロが出ないように話題を変える必要がありそうだった
兄は私に甘いが、逆に私に近づく男性に冷たい
別に皆が皆私を狙っている訳ではないのに華姫になった頃から過保護がひどすぎる
「そうだわ、お兄様聞いた今年の華祭りについて」
嬉しそうに話題を変えてみるが失敗したみたいだ
兄は厳しい顔に変わり口を噤んでしまわれた
真っ青な空
周りに何もなく花畑
「綺麗」
呟いた後、何故私は今涙を流しているのだろうと頬を伝う涙に気付く
ここは穏やかで暖かい、懐かしい彼の・・・
懐かしい?
彼の?何?
今起こっていることは・・・・まさか!
周りを見回して人影を見つけた
彼だ!絶対にこのループを知る人物に違いない
あ・・・・周りが真っ白になっていく
まって!まだ何も伝えても聞けてもいない
まって!!!
◇◇◇◇◇
ガヤガヤとする音で目が開いた
また、彼が私の元に来たのだと気が付いたが気がそれたのか現実へ戻ってきたみたいだった
外が騒がしい
窓から外を見てみると大掛かりな転移魔法で馬車など総勢何名が転移してきているのか不明な程人と馬車に埋め尽くされていた。
え?!
こう見えて我が家は広い敷地を誇っている
余りの人手に目を見張った
あら、あそこに見えるのは隣国にいるお姉様とお兄様、それにお母様もご一緒だわ
三人揃うと圧巻の美にその場所が輝いで見える
お兄様は魔法が得意だから隣国から転移してみえたのね
それにしても総出での転移をやってのける兄に憧れさえ覚える
また突然どうしたのかしら?
不思議と見続けているとお兄様が振り返り私と目があった?そんな気がしたが気のせいだったのかもしれない
直ぐに母と姉に何かを伝え家の中へ入って行った
急ぎの用事があり転移してきたのだろう父の書斎へ行かれたのかもしれない
そんな風に考えて居るとドタドタ足音が近づいてきている
あれだけ人が来ると部屋の準備とか大変なのね、そんなのんきに構えていると
部屋の前で足音が止み、ドアがバンと音を立てて開いた
「ベロニカ!!」
「お、お兄様?」
「倒れたと聞いた!急いで準備をし戻ってきたよ!大丈夫かい?」
「あ、もしかして私の為に?」
「居ても立っても居られなくなってネモ姉様と一緒に戻ってきた、数日は滞在するよ。あっちの王子を黙らせるのに時間かかって遅くなったよ、ごめんね」
あ・・・・御姉様の婚約者を黙らせてかえって来たのね。あとで詫びの手紙を書かないといけませんわ
「お兄様、ご心配おかけいたしました。私は少し眩暈がして倒れただけで元気ですわ!でもお兄様にお話し聞きたいことがあったからかえってきていただけでうれしく思っています」
凄く私に甘いお兄様に魔法について聞きたからありがたい
「何か聞きたい事あったの?なんでも聞いていいよ、ベロニカの質問なら何でも答えてあげる」
ループについては話さない方が良さそうだと思い人の意識へと入り込む魔法はどんなものかを聞いてみる
「意識に入り込むかぁ、結構高度だし魔力が半端なく必要になるから無理じゃないかな?」
「無理ですか?」
ジーッと私を凝視した後
「ベロニカ、知らない間に魔力が高まっているね」
「え?」
「意識に入り込むだけなら容易いが相手に認識させて行動するには入る側が入らる側より魔力が高いのが条件になる、今のベロニカに僕でも入れないよ」
「何を仰るのかしら、あれだけの人数と馬車に荷物を一気に転移させておきながら」
「あれは簡単だよ、場所さえ特定されているのだから魔法陣で一気に移動するだけなのだから」
「そうなのですか?」
「また教えてあげるよ、それより誰かの意識に入り込みたいのかい?」
「そんな事ありませんわよ」
「じゃ誰に入ってこられた」
冷やりとした空気が周りを取り囲んだ
「・・・なんでですか?」
「普通に生活していて気になる内容ではないよね?」
「あら、私小説を読んでいてその様な事が書かれていたので気になったのです」
ふわりと周りを囲っていた冷たい空気が変わる
「小説かぁーなんだ良かった、最近の女性向けは凝った内容だとネモ姉様に聞いたよ!」
一瞬怖く感じた気配は無いがこれ以上ボロが出ないように話題を変える必要がありそうだった
兄は私に甘いが、逆に私に近づく男性に冷たい
別に皆が皆私を狙っている訳ではないのに華姫になった頃から過保護がひどすぎる
「そうだわ、お兄様聞いた今年の華祭りについて」
嬉しそうに話題を変えてみるが失敗したみたいだ
兄は厳しい顔に変わり口を噤んでしまわれた
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