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序章
序章1
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俺の休日の過ごし方は、春夏秋冬いつの季節でも一緒だ。
起床と同時にゲームを開始し、腹が減ったと自覚し、飯を食う。ついでにシャワーなんか浴びて再びゲーム。腹に備わるスヌーズ機能で再び飯を食う。そして、ゲーム。
物心着いた頃から既にゲームをしていたと記憶している。というか、ゲームの記憶しかない。
ここ最近の話、俺は18にしてFPS何ぞ発掘してしまった。何たる中毒性だ。おかげで、平日の授業中であっても俺の頭の中では銃弾が飛び交っているのでった。
家に帰れば、長年培われてきた習慣の力によって自動的に、かつ最短ルートでゲームへとたどり着くのだ。帰宅途中もゲームしてるけど……
この素晴らしき生活を干支が一周してもなお、続けているのだから我ながら自分の継続力に関心している。
「さて、今日のところはこれぐらいにしとくか。やり過ぎても膨大な情報を脳が処理しきれないの、適度な睡眠はゲーム上達への近道だ」
ふと、時計を見ると深夜の2時を示していた。
「あれ? 時間の感覚が歪んでるな」
っふ。
自分の言動と行動の不一致に鼻で笑ってしまった。
今日もかれこれ15時間程プレイしていたようだ。目の間がグルグルしてきたので寝るとしよう。
目を閉じると秒もしないうちに深い睡眠へと入った。
否、深い睡眠を突破したのであった。
起床と同時にゲームを開始し、腹が減ったと自覚し、飯を食う。ついでにシャワーなんか浴びて再びゲーム。腹に備わるスヌーズ機能で再び飯を食う。そして、ゲーム。
物心着いた頃から既にゲームをしていたと記憶している。というか、ゲームの記憶しかない。
ここ最近の話、俺は18にしてFPS何ぞ発掘してしまった。何たる中毒性だ。おかげで、平日の授業中であっても俺の頭の中では銃弾が飛び交っているのでった。
家に帰れば、長年培われてきた習慣の力によって自動的に、かつ最短ルートでゲームへとたどり着くのだ。帰宅途中もゲームしてるけど……
この素晴らしき生活を干支が一周してもなお、続けているのだから我ながら自分の継続力に関心している。
「さて、今日のところはこれぐらいにしとくか。やり過ぎても膨大な情報を脳が処理しきれないの、適度な睡眠はゲーム上達への近道だ」
ふと、時計を見ると深夜の2時を示していた。
「あれ? 時間の感覚が歪んでるな」
っふ。
自分の言動と行動の不一致に鼻で笑ってしまった。
今日もかれこれ15時間程プレイしていたようだ。目の間がグルグルしてきたので寝るとしよう。
目を閉じると秒もしないうちに深い睡眠へと入った。
否、深い睡眠を突破したのであった。
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