11 / 11
1章
8話
しおりを挟む
鉄壁にして完璧にして紺碧な呪い。ウィンクチャージ・ヨザクラ・プロキオン・スペード・オン・ザ・シールドは……異世界にきて些か調子に乗っていた。自嘲しよう。とある物語の物真似が脳内を駆け巡ったのであった。というこれも何処かで見たことがある。電撃に的に脳内に流れ込んできたのだ許してほしい。
異世界に転生してきて、鉄壁にして完璧にして紺碧な呪いを掛けられたのだから仕方ない。そりゃあ、ちょっとくらい頭が沸いたって仕方ないだろう。
おまけにラルフにガジガジされたんだ頭のネジの一本や二本外れたって不思議ではないだろ。そう思わないか。
っと、先ほど脳内に駆け巡った言葉について内省するのであった。
「俺、もう一回ラルフに挑んでみるよ」
カルさんは、うんうんという様に頷くのであった。
負けるかもしれないけど負けない。俺には、ライフジャケットのような命綱のようなパラシュートのような呪いが掛かっているのだから、問題はない。
しかし、先ほどの戦いを振り返ると、ラルフの動きについていけていないといった印象だった。そもそも、異世界転生前に四足歩行の動物と戦った何て記憶すらないのだから。基本的に四足歩行の動物は愛でるモノであって、戦う対象ではないのだ。
この世界では、戦わないといけないのだから仕方がない。相手は凶暴だ。こちらが近寄るだけで戦闘体制に入ってしまう位のモンスター、魔物なのだから。
とりあえず、身体で覚えるしかないのである。
俺は、何度も何度もヴァンパイア的な再登場を繰り返した。その度カルさんは、おはよーーーーっと言って来るのだった。月から来たVチューバーかよ。っと突っ込みたくなったのだが、おそらくスルーされてしまうので、こちらがスルーする事にしたのだった。
努力のベクトルが間違っているとでもいうのだろうか。ラルフを倒すために何度も挑み負けるを繰り返している。決して、努力していない訳ではない。
例えば、月に行きたいという夢を持っていたとしよう。その為に何かしている事は? いえ、特に何もしていません。となれば、そいつの夢は一生夢のままだ。夢のままというか、ただのホラ吹き野郎だ。
しかし、月に行く為に毎日ジャンプ1000回していますという人を見たらどう思うだろうか。勉強してロケットでも作りなさいと言いたくなってしまうだろう。
もしかしたらだけど、俺はこのようにベクトルを間違えているのかもしれない。そう思い、カルさんの目をじっと見つめるのであったが、急に女が顔を出したので直ぐに止めた。
ラルフ攻略サイトなんて何処かに存在しないかな……
ともあれ、37回も挑戦していれば多少はコツというモノを掴んでくる。ラルフの攻撃に移る初動や攻撃パターンといったモノが見えてくるのだ。しかし、頭で分かっていても身体がついてこない。やはり、ステータスに問題があるのか。
「カルさん、やはり、俺のステータスに問題があるのではないでしょうか」
「そうか? 私はそうは思わないぞ。問題があるとすれば、やはり、その考え方だろう」
「俺の考え方ですか? どういった考え方なのでしょうか」
「私に聞くな。何となくそんな気がするだけだ。考えろ」
「……はい」
考えるな感じろタイプだと思っていたが……まさかこれほどまでとは……しかも、最後に考えろって……そこはせめて感じろって言って欲しかったよ。
どうする? コツコツ戦闘を繰り返しデータを取集する事に集中すべきか、いっそのこと気分転換とか言って諦める方が良いのか? いや、友情・努力・勝利の法則を思い出すんだ。最近は、友情・チート・勝利が流行りだけれど、努力は忘れてはいけないよなみたいな感じか……何考えてるんだ、俺。
そうか。今までは、ステータスが足りないと思っていて大胆な動きを避けてきたけれど、ステータスは十分だとすれば、もっと大胆に立ち回る事が出来る。とりあえず、試してみるか。
ラルフに近づき互いに戦闘態勢に入る。先ほどとは異なる軽やかな身のこなしでラルフの攻撃を避ける。
ちょっとした心の余裕というやつがあるだけでこうも身のこなしが変わるとは思わなかった。
きっと、カルさんはこれを伝えたかったのだと信じて、信じ、信じている。
「なかなか良い身のこなしになったものだな。ステータスに変化はないが一体何をしたんだ?」
「カルさん、そんなギャグ要素は要らないですから。真面目にラルフの攻略方法を教えてくれればいいんですよ」
「喋る余裕も出来たか。ここに来て急成長だな。だが……」
やはり、体力的にきつい。鈍りに鈍ったこの身体では、ラルフに傷1つつける事が出来ないと悟ってしまった。
ラルフが飛び掛かって来た。バックステップで避けようとしたところ、足がもつれ転倒した。
運よく右手で持っていたショートソードがラルフの首をはね、何ともあっけない勝利を手にしたのであった。
「あの、これはノーカウントで」
「別にいいんじゃないのか、努力の成果だ」
「努力じゃなくて、まぐれですよ」
「運も実力の内っていうじゃないか」
「こっちの世界にもその言葉が存在するとは……」
友情・運・勝利ってギャンブル要素強くない。ともあれ、負ける事が無いのだから、この3つの言葉がとてもしっくりとくるのだ。
「まぁ、はっきり言って、お前のステータスでは余裕で倒せる相手ではない。私の計算上では、1000分の1の確率で勝てると思っていたが、思いの外、早かったな」
「なんすかそれ。0.1%って、爆死必須のガチャゲーみたいな確率じゃないですか」
「ちょっと何言ってるか分からない」
「すいません。調子に乗りました」
あっけなくラルフの初討伐は終了したのだった。まるで、ファーストキスを事故死させたかのような思いだった。
異世界に転生してきて、鉄壁にして完璧にして紺碧な呪いを掛けられたのだから仕方ない。そりゃあ、ちょっとくらい頭が沸いたって仕方ないだろう。
おまけにラルフにガジガジされたんだ頭のネジの一本や二本外れたって不思議ではないだろ。そう思わないか。
っと、先ほど脳内に駆け巡った言葉について内省するのであった。
「俺、もう一回ラルフに挑んでみるよ」
カルさんは、うんうんという様に頷くのであった。
負けるかもしれないけど負けない。俺には、ライフジャケットのような命綱のようなパラシュートのような呪いが掛かっているのだから、問題はない。
しかし、先ほどの戦いを振り返ると、ラルフの動きについていけていないといった印象だった。そもそも、異世界転生前に四足歩行の動物と戦った何て記憶すらないのだから。基本的に四足歩行の動物は愛でるモノであって、戦う対象ではないのだ。
この世界では、戦わないといけないのだから仕方がない。相手は凶暴だ。こちらが近寄るだけで戦闘体制に入ってしまう位のモンスター、魔物なのだから。
とりあえず、身体で覚えるしかないのである。
俺は、何度も何度もヴァンパイア的な再登場を繰り返した。その度カルさんは、おはよーーーーっと言って来るのだった。月から来たVチューバーかよ。っと突っ込みたくなったのだが、おそらくスルーされてしまうので、こちらがスルーする事にしたのだった。
努力のベクトルが間違っているとでもいうのだろうか。ラルフを倒すために何度も挑み負けるを繰り返している。決して、努力していない訳ではない。
例えば、月に行きたいという夢を持っていたとしよう。その為に何かしている事は? いえ、特に何もしていません。となれば、そいつの夢は一生夢のままだ。夢のままというか、ただのホラ吹き野郎だ。
しかし、月に行く為に毎日ジャンプ1000回していますという人を見たらどう思うだろうか。勉強してロケットでも作りなさいと言いたくなってしまうだろう。
もしかしたらだけど、俺はこのようにベクトルを間違えているのかもしれない。そう思い、カルさんの目をじっと見つめるのであったが、急に女が顔を出したので直ぐに止めた。
ラルフ攻略サイトなんて何処かに存在しないかな……
ともあれ、37回も挑戦していれば多少はコツというモノを掴んでくる。ラルフの攻撃に移る初動や攻撃パターンといったモノが見えてくるのだ。しかし、頭で分かっていても身体がついてこない。やはり、ステータスに問題があるのか。
「カルさん、やはり、俺のステータスに問題があるのではないでしょうか」
「そうか? 私はそうは思わないぞ。問題があるとすれば、やはり、その考え方だろう」
「俺の考え方ですか? どういった考え方なのでしょうか」
「私に聞くな。何となくそんな気がするだけだ。考えろ」
「……はい」
考えるな感じろタイプだと思っていたが……まさかこれほどまでとは……しかも、最後に考えろって……そこはせめて感じろって言って欲しかったよ。
どうする? コツコツ戦闘を繰り返しデータを取集する事に集中すべきか、いっそのこと気分転換とか言って諦める方が良いのか? いや、友情・努力・勝利の法則を思い出すんだ。最近は、友情・チート・勝利が流行りだけれど、努力は忘れてはいけないよなみたいな感じか……何考えてるんだ、俺。
そうか。今までは、ステータスが足りないと思っていて大胆な動きを避けてきたけれど、ステータスは十分だとすれば、もっと大胆に立ち回る事が出来る。とりあえず、試してみるか。
ラルフに近づき互いに戦闘態勢に入る。先ほどとは異なる軽やかな身のこなしでラルフの攻撃を避ける。
ちょっとした心の余裕というやつがあるだけでこうも身のこなしが変わるとは思わなかった。
きっと、カルさんはこれを伝えたかったのだと信じて、信じ、信じている。
「なかなか良い身のこなしになったものだな。ステータスに変化はないが一体何をしたんだ?」
「カルさん、そんなギャグ要素は要らないですから。真面目にラルフの攻略方法を教えてくれればいいんですよ」
「喋る余裕も出来たか。ここに来て急成長だな。だが……」
やはり、体力的にきつい。鈍りに鈍ったこの身体では、ラルフに傷1つつける事が出来ないと悟ってしまった。
ラルフが飛び掛かって来た。バックステップで避けようとしたところ、足がもつれ転倒した。
運よく右手で持っていたショートソードがラルフの首をはね、何ともあっけない勝利を手にしたのであった。
「あの、これはノーカウントで」
「別にいいんじゃないのか、努力の成果だ」
「努力じゃなくて、まぐれですよ」
「運も実力の内っていうじゃないか」
「こっちの世界にもその言葉が存在するとは……」
友情・運・勝利ってギャンブル要素強くない。ともあれ、負ける事が無いのだから、この3つの言葉がとてもしっくりとくるのだ。
「まぁ、はっきり言って、お前のステータスでは余裕で倒せる相手ではない。私の計算上では、1000分の1の確率で勝てると思っていたが、思いの外、早かったな」
「なんすかそれ。0.1%って、爆死必須のガチャゲーみたいな確率じゃないですか」
「ちょっと何言ってるか分からない」
「すいません。調子に乗りました」
あっけなくラルフの初討伐は終了したのだった。まるで、ファーストキスを事故死させたかのような思いだった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる