俺の絵が実態化したんだが!?

食害

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色鉛筆を買いたいのだ

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「大丈夫かぁ、徠、?」

真は心配そうに眉をひそめて徠の顔をのぞき込む

徠は「いてぇけど、ちょっとおさまってきた」と笑いながら言った

「まさか拳銃持っているとは思ってなかったよ、」

「拳銃は持ってちゃダメなのか?」

「いや、ダメだからね???」

まさか、銃を持ってはいけないというルールを知らないとは思っていなかった

徠は、【ルールをしっかりと覚えさせよう】と心に決めた

「っていうか、なんで俺のところに来たんだ?会いたくなかったろ?」

「えー、たまたま徠がいただけじゃね?」

ケラケラと笑いながらそう答える真に徠は少し眉をひそめたが、フッと笑い玉が掠った足をかばいながらヨロヨロと立ち上がった

真は徠を支えようとアワアワとするが最後はしっかりと抱えてやった

「なぁ、真、………もう一度聞いてもいいか?」

徠は急に真剣な顔つきになって真の反応を待った

「俺、お前の色塗りをしたい……だが、やっぱりそれは嫌か?なら何故ダメなのか教えてくれないか?」

そう、徠には全く理由がわからないのだ
原画を破ったからなんというんだ
絵であってもこいつはここに存在しているではないか!!と思っていた

「原画を破られてしまうと俺は消えてしまう」

「……え、?」

真は目を伏せると、ポツポツと話し始めた

「俺たちの源は力のやどった【原画】なんだ。それが破られたり燃やされたり溶かされたりすると消えてしまう」

【消える】
それはきっと真たちの中では【死】なのだということが言われなくてもわかった

だから、原画を渡したくなかった
信用できるようなやつではなかった
そういう事だ。

たしかに、信用が出来ない奴に命を預けるなど到底無理だ

「そう、なのか、……知らなかった、すまない、」

徠は申し訳なさそうな顔をし、頭を下げて謝った

だが、真は徠をぎゅっと抱きしめ、
「俺も、酷いことしてごめん、」

そして2人は笑いあった
いがみ合った笑みでも、互いを蔑むような笑みでもない

友達同士で笑い合うような笑みだ

「俺さ、今から色鉛筆買いに行こうと思っ((((俺も行く!!!!!(おう」

はいはいはい!!と元気よく真は返事をし、また互いに笑いあった

空はとても綺麗な青空だった、………













「これは一体、どういう事かしら???」

色鉛筆を買って家に戻った徠は玄関で母親に捕まっていた

真はまたお人形さんの大きさに戻り、母親の手際の良さに感心していた

「何をどうしたらこんなに血が出るような怪我をするの!!!!!!!」

「ご、ごめんなさぃいいぃ、………」

普段温和な母親がこれでもかと言うほど怒っている
そして怒りながらも怪我の手当の手つきはすごく優しい

「…まったく、これからは本当に気をつけなさい、?徠に何かあったら私は、…私はッッ」

「おかーさん、心配なんかかけてしまってごめんなさい、」

そう言うと母親は徠の方をバッと向きぎゅぅうううっと抱きしめた

「子供は親に心配かけてなんぼなのよ!!!!!!心配を遠慮なんかしちゃダメよ、我が子が1人で抱え込むだなんて、そんなことあっちゃダメよ」

母親は泣きながら徠の頭を撫でてそういった

徠も母親の温かさに触れたのか目がうるうるとしてきている

「らいー?泣いてんのかぁ??」

「泣いてなんか、ねーしっっ」

真はキョトンとした顔で「いや、泣いてんじゃん」と言い「ツンデレだーー」とも言っていた

「自分の部屋で休みなさい」と言われた徠は母親の手も借りながら2階へと上がり自分の部屋のベッドに寝っ転がった

真は徠のベッドへよじ登ると、一緒に布団の中に入り徠にくっついた

「んはは、真かわいー」
ほっぺたをつんつんと続くと「ふにふにっっっ」と言って頬を膨らませてくる

そんな真を愛おしく思ったのか徠は頬を撫でぎゅぅうううッッと抱きしめた

真もそれに答えるかのように抱きしめ、いつの間にか暖かい心地に溺れ、深い眠りについた
















「ねぇ、××さん!!どうし、……な、ですか??」

「ふふ、こ…………、また、…」

「へぇ!!そう……!!!つ、…の話がた……みで、!」


何かが見える

少し身長の高い男の人と

身長は低いけどもすごい楽しそうな男の子の声

声は聞こえるけども顔は見えない

霧がかかってしまったのか声も少し聞き取りにくい、、

だがその声には

なぜか違和感を覚えた
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