8 / 43
2024年10月12日(土)KSJ西東京大会
点を打つ
しおりを挟む
点を打った
あまりに小さくて
たまたまこのページを開いたら
元からあった汚れと思うかもしれない
孤立無援で、立ち尽くしているような 黒
もうひとつ点を打った
そこには微かな意図が生まれて
何もない空白の中に
口実を作り出そうとしていた
コミュニケーションの始まりは、何もない 白
点と点を結んで線とした
真っ直ぐかもしれないし
何回曲がったかも分からない
紆余曲折を経て、そこに辿り着いたのかもしれない
少なくとも
手を繋げる相手と出会えた、意味のある 黒
ただ、
1つの形を成すのには
1本の線は心許がなかった
類まれなセンスが物を言う
平凡な黒は何も言えないでいる
僕はただ線を引き続けた
それは心象となり、景色となり、
人物となり、世界となった
黒一色しかない世界で
私の世界は
こんなにもはっきりとした
輪郭を持っている
奇跡はきっと
人の手によって形作られる
最初の一歩は1つの点だとしても
そのうち
誰かが私の知らない世界を連れてくる
黒と白しかない世界に
一輪の花を咲かせるみたいに
黒と白の間にも無数の色があることに
気付いてしまった
黒には黒の種類があるのだと
私はなんとも無知だった
画用紙の外にも世界はあるのだ
書き続けなければ、気付けなかった
書き続けたから、きづいてしまった
世界はなんとも恐ろしい
世界はなんともうつくしい
結論はまだ、百年早いかもしれない
息を引き取るその日まで
世界の色は変わってゆく
あまりに小さくて
たまたまこのページを開いたら
元からあった汚れと思うかもしれない
孤立無援で、立ち尽くしているような 黒
もうひとつ点を打った
そこには微かな意図が生まれて
何もない空白の中に
口実を作り出そうとしていた
コミュニケーションの始まりは、何もない 白
点と点を結んで線とした
真っ直ぐかもしれないし
何回曲がったかも分からない
紆余曲折を経て、そこに辿り着いたのかもしれない
少なくとも
手を繋げる相手と出会えた、意味のある 黒
ただ、
1つの形を成すのには
1本の線は心許がなかった
類まれなセンスが物を言う
平凡な黒は何も言えないでいる
僕はただ線を引き続けた
それは心象となり、景色となり、
人物となり、世界となった
黒一色しかない世界で
私の世界は
こんなにもはっきりとした
輪郭を持っている
奇跡はきっと
人の手によって形作られる
最初の一歩は1つの点だとしても
そのうち
誰かが私の知らない世界を連れてくる
黒と白しかない世界に
一輪の花を咲かせるみたいに
黒と白の間にも無数の色があることに
気付いてしまった
黒には黒の種類があるのだと
私はなんとも無知だった
画用紙の外にも世界はあるのだ
書き続けなければ、気付けなかった
書き続けたから、きづいてしまった
世界はなんとも恐ろしい
世界はなんともうつくしい
結論はまだ、百年早いかもしれない
息を引き取るその日まで
世界の色は変わってゆく
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる