【詩集】冴えない日々の真ん中で

椿英-syun_ei-

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2025年1月18日(土)SoulStampRecord vol.9

チャンネル

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耳鳴りがする

今日はもう、限界みたいだ
電源を切った
僕とラジオ

周波数の合ってしまった感情は
自分の意思とは裏腹に
体の隅々にあるセンサーを通して
過剰なまでの存在感を僕に見せつけようとする

右斜め45°
現実とは違う角度で捉えてしまった現実を
もう一つの世界として受け入れてしまった時
2つの現実は途端に
僕を挟んで争いを始めようとする

水を求める乞食みたいに
承認してほしいという欲求が
僕の中に膨らんでいく

それがなければ生きられないような顔をして
タイムラインに垂れ流した
見る影もない理想像

チャンネルを変えて違う自分を探そうとする
これも違うと言って 僕は顔を歪める
もう一度ダイヤルを回しても
フィルターのかかった声を
どうにも愛せそうになかった

外側に世界がある
それなら、僕の中には何がある?

ひっくり返した心の中に
見え隠れする本当の自分
刺々しくって 誰も触れられない
崩れ落ちそうで 受け止めきれない

扱いきれない自分自身に
危険物というレッテルを貼って
綺麗な自分だけを見せるようになったのはいつからか

不都合がある度 仕舞い続けて
隠しきれなくなった僕が 爆発する

積み上げた今が粉々になる
世界と僕の間に また一つ 壁ができてしまった

「おーい」と呼びかける
何度も 何度も 何度も 呼びかけても
返事はない

ダイヤルを回す
せめて
声だけでも聞きたいと願っていた

外側に世界がある
馴染むことのできない
外の世界が
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