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47、結末までのあらすじ
しおりを挟むここまでお楽しみいただきまして誠にありがとうございます。
本作の結末までのあらすじは下記の予定となっています。
美波と旬のふたりの物語を最後まで書き上げてあげたい、読者の皆さんに楽しんでもらいたいと思いつつも、エネルギー不足でエタってしまい、いまだ結末まで持って行ってあげることができません。もう少しせきららにいうと、自分で考えたにもかかわらず、結末が悲しくて終わらせたくないっていうか、ふたりを悲しい結末にしちゃっていいのか?っていう葛藤がまだあって、最後まで書く覚悟が持てないでいます。それでも大好きなキャラクターたちなので、いつか書き上げられたらいいなと言う思いも込めて、アップロードしておくことにしました。
47、空中散歩
トラントランにて、新しいUFO型エレベーターで星の勉強会。
ジークフリートの続き。
ヒエンに要求を通す。ベトナムを見られることと引き換えに。
48、萌え木の光の地
第7の領地、最東の萌え木の光の地(ハイライエン)へ、ハインリヒが移住。ヒエン同伴する
同じ地にある尼寺へマッカリ移送。美波がマッカリの髪卸しを阻止する。
49、愛すべきクロムス
第2の領地、最南のタイナンエンで南国バカンス。
カカオ豆(クロムス)の産地だが、コーヒー豆はやはりない。
50、バックカントリーへ
第11の領地、最北のココウエン。スキー、スノーモービル、マリオカートをエンジョイ。
寒さが苦手なヒエンはぶーたれ。
「別に呼んでないし、ついてこなくていいですよ」
「相変わらず、すげないね」
51、二冊目も印帳
美波はマップづくりに意欲。
52、あざのある子供たち
あざのある子供たちが増えている。
あざがあると、軒並み、流が少ないことがわかっている。
クランも小さいが足にあざがある。
バズにもあざがある。昔よりあざが増えてきている。
留洞の影響が強まることの表れであり、最悪命にかかわるため、美波と旬に保護と助けを求める。
53、レーザーの具現化
医療機器のリース会社で働いていた美波は美容系の医療機器の知識がある。
しみとりレーザーペン、レーザー機器で、バズのあざを取り除けないかと考える。
旬がレーザー機器を具現化する。
クランで試したところ、クランの流が劇的に上昇。
あざを消すことで、流が少なかった・なかったハナムン人が流を回復できることがわかる。
バズの大きなあざを処置する。小さな体に大きなあざのあるバズには大変な負担。
バズの回復を世礎樹のもとで泣きながら祈る美波。
その姿に心揺さぶられるヒエン。
54、17のつぼみの行き先
一躍旬は時の人。美波はまるで聖女扱い。
17の領地それぞれにつぼみを渡して回る美波と旬。
尋ねた先で、ある母親に出会う。
半身のない子どもが生まれてきたが、生きられないと思い埋めてしまったという。
旬の左手の断面の状態とよく似ていたという。
55、闇医者
旬は次々により高度な美容マシンを具現化する。
あざとり、ホクロ除去、レーザーマシン。ゴムのような痛みがあるが効果は絶大。
あざは、洞の力である。流が自動的に吸われてしまう。
この洞をあざとりして取り除くと、流が正常になる。
留も似ていると気づく。
56、大将軍玄さん
ヒエンに大将軍のあざを取ってもらいたいとよばれ、大将軍と会うことに。
留が大きすぎて、体の一部がすでに食われている。
これまで具現化した機械ではとても治せない。
「少し考えさせてくれ、今までの治療はどんな?」
旬がその場を離れた瞬間、大将軍は美波を監禁してしまう。
ヒエンにもその理由がわからない。
旬の怒りでどす位曇天の日が続き、大地がゆれ、山が噴火する。
57、霧舟屋
大将軍、それは江戸中期、突如ハナムンにワープさせられた一人男性、玄。
苦労しながらも、ハナムンの暮らしに慣れ、浮の力を体系化した。
その目的はただ一つ。江戸に残してきた妻と再会するためだった。
58、綿貫屋の娘
妻をハナムンに呼ぼうと必死に浮術を研究する玄。
しかし、それはことごとくうまくいかない。
あるとき召喚自体は成功するも、特定の人物を呼ぶということは難しい。
また。召喚術の乱用によって、ハナムンの浮と留に大きなひずみが生まれていた。
それが、あざのある子どもたちであった。
59、生まれ変わり
美波を妻の生まれ変わりだと信じた玄。
美波に触れたとき、それが間違いだったとわかる。
美波は、玄の生まれ変わりだった。
正確には、ハナムンで留によって体の一部をなくし、すでにその魂の一部をなくした玄の、そのなくなった部分だけが、なにかの因果で地球に戻り、病弱な美波として生まれたのだ。
60、統合
同時に、妻が旬の祖先だということも明らかになる。
因果は巡り、玄の魂は美波に流れ、妻の血を引く旬と愛し合っていた。
美波がこの世界に呼ばれたのは、ハナムンから流れ出てしまった玄の魂と、今ハナムンに留まっている玄を再び統合し、ハナムンの浮と留の秩序を戻すためであった。
その役目を受け入れることを決めた美波。
旬の左手を握り、薬指の長さをみて、妻を思う玄。
玄も時の流れを受け入れ、妄執を屠ることを受け入れる。
61、時の進み方
ハナムンの浮と留が正常に戻ると同時に、旬の大きすぎる浮と留が同時に消えることがわかる。
「消えるってどういうこと?」
混乱する美波に、旬はつとめて冷静に話す。
「実は、こっちとそっちでは、時間の進み方が違うんだ。俺はもう、いいじいさんなんだよ」
旬を呼ぼうとすることは再びハナムンの世界のバランスを崩すことになる。
しかし、呼んだところで、もはや旬と美波はこれまでのような関係ではいられない。
「ここでお別れしよう」
嫌がる美波を置いて、旬はハナムンから消えてしまう。指輪だけを残して。
62、沈黙
その数十年後、サイシュエンの世礎樹のかたわらには眠るようにしてよりそう美波がいた。
美波はほとんど年を取っていない。
その周りには、寺の後を継いだマシン。老夫婦となった、クランとゼンジ。同じく年を取ったマッカリ。
そして、同じく年を取っていないヒエンとハインリヒ。
失意のまま、ひたすら樹に浮を送り続ける美波の目覚めをじっと待つ面々。
63、目覚め
あるとき、世礎樹に花が咲き、新たな浮者がやってくる。
五歳くらいの小さな女の子だった。彼女の泣き声に目を覚ました美波。
「ママは? パパは? ここは、どこ?」
「ここはハナムン」
「帰りたい」
「ごめんね、もう帰れないのよ……」
しくしく泣く女の子に居場所を与えようと心に決める美波。
女の子の手を引いて、トラントランの門をくぐる。(end)
ひとまず、本作はこれをもって完結としたいと思います。心優しい読者の皆さまに置かれましては、未想像の中でふたりを見守っていただければと思います。ここまでお楽しみいただき、誠にありがとうございました。
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