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シリーズ1【これぞ我がサダメ】
第20話 ただ許しただけなのに……。
しおりを挟む婚約を終えた翌週。
「サダメ様、ご準備はお済ですか?」
「はい」
差し出された手を取ると、アデル様の温もりがぎゅっと手に広がる。
結ばれた手の薬指にはおそろいのリング。
心をくすぐるような嬉しいつながりに、自然と笑みがこぼれる。
「ハマル国へは馬車で二週間ほどです。
道中の景色を楽しみながらゆっくり行きましょう」
「はい」
雨季である6月(シエル)から夏季の7月(ジュエル)へ移り変わるこの時期は、たくさんの虹が見られることから、この世界では良いご縁を結ぶによい時と言われている。
婚約指輪のオパールにも虹色の輝いている。
城を出てすぐに振り出したにわか雨が上がると、行く先の景色に大きな虹がかかった。
「サダメ様、ご覧ください。山に見事な虹が掛かっております」
「わあ……っ、きれいですねぇ!」
「この虹のように、我が国とハマル国の間にも良好な縁を取り結ぶことができるとよいのですが……」
そう。この旅はそれも重要な目的。
前回の星渡りの民であるエルシーさんの足跡を知ることと、星渡りの民がもたらした知識を独占してきたハマル国の様子を探ること、そして、できるだけ穏便に対話によって、これまでの不平等な国家関係を良好なものにすること。
フェイデル国のひとりとして生きると決めた以上、アデル様と生涯を共にすると決めた以上は、できるだけのことはやっていかなくちゃね。
「あの、わたし、がんばりますから。
まだなにができるかわかりませんけれど、フェイデル国のためになれるように」
「サダメ様……」
あ……、アデル様が熱っぽくわたしを見つめている。
婚約してからアデル様はますますこんなふうに見つめてくる。
うれしいけど……。
2人きりじゃないときはちょっと困るっていうか……。
馬車に同伴したノーマンさんとカリナさんが揃ってぱたぱたと手で顔を仰いだり、扇子で口もとを隠す仕草をした。
「団長、そういう空気出すのは2人きりの時にしてもらっていいっすか」
「そうですわ、まだ日も上がりきらないというのに」
「すっ、すまん、そういうわけでは……」
「いやいや……。むしろ他にどういうわけが?」
「婚約したとはいえ、まだ婚前ですからね。きちんと一線はひいてくださいませ」
「あ、ああ、もちろんだ……」
虹を探す馬車の旅は和やかに、予定の日数で無事にハマル国へたどり着いた。
国境にはすでにジュサイア皇太子ら一行が出迎えに来ていた。
「ようこそ、ハマル国へ!
星渡りの民カワイサダメ様!
そしてサダメ様を射止めた幸運なるフェイデル国の若き皇太子アデル殿!
お待ち申し上げておりました!」
楽団がファンファーレを鳴らし、何人もの子供たちが花びらを振りまいて歓迎している。
その様相は華やかであるけど、今のところ、フェイデル国のそれと大きな文化レベルの違いは見られない。
ハマル国の国旗は鮮やかなオレンジ色。
そのオレンジ色の勲章やマントをつけた立派な騎士たちもずらりと並んでいる。
けど、彼らの甲冑や防具や武器も、フェイデル国のものとほとんど違いがない……。
やっぱり、ここでも情報はできるだけ伏せておこうということ?
「さあさ、まずは王宮へどうぞ!
今夜はたくさんの催しと豪華な宴を準備しております!」
その言葉の通り、大陸一というハマル国の王宮。
フェイデル国よりも数段大きくて、立派……!
国民の数のみならず、王宮に仕えている人々の数もゆうに5倍くらいはいそう。
でも、使われている建築の様式や装飾、布地やそう宝飾品や調度品のデザイン、そういったものは軒並み「ロミオとジュリエット」……。
やっぱり、シェイクスピアが好きだったというエルシーさんの好みってことなのかな……?
「いかがですか? エルシー様がお作りになられた演劇は。
明日は、ヘンリー6世の第2部を演じさせます」
「大変興味深かったです」
演劇や音楽が好きだったというだけあって、現代の演劇や歌劇を知るわたしからしても、かなり凝ったものだった。
わたしの記憶にある限りだけど、シェイクスピアのヘンリー6世のストーリーはそのままに、こちらの世界観や雰囲気を反映したところがところどころにある。
役者の質や音楽だけでなく、衣装や舞台背景や照明までも、とてもお金がかかっていそう……。
ハマル国からの贈り物も、エルシーさんの好んだものを持ってきてくれたといっていたから、この金銀ピカピカはエルシーさんの趣味ってことか……。
エルシーさんはひょっとしたら、イギリスのお金持ち?
んー……、ただし味覚は……。
晩餐に出された料理は残念ながら、どれもしょっぱくて、わたしとアデル様は食事はそこそこににして、話をすることに集中した。
「あまり食が進んでおられませんな? カワイサダメ様、お口にあいませんでしたでしょうか」
テーブルに並んでいる面々を見ると、それぞれに顔色が鈍かったり、むくんでいたり、目が充血していたりする。
やっぱり、ここでも塩分を取りすぎているみたい。
「わたしにとっては、エルシーさんの残したレシピは塩分が濃すぎるんです。
皆さんもそのように感じたことはありませんか?
喉が渇いて、水を飲み、そのせいで何度も夜中に目が覚めてしまうとか。
少し動いただけで息が切れたり、胸が苦しくなったり、頭が痛くなったりとか」
「それは、確かに……」
「思い当たることがあるにはありますが……。しかし、これが遠きお国の文化なのでは?」
「好みはそれぞれかと思いますが、体に無理をさせてまで食べなくてはいけないものなんてありません。
エルシーさんとわたしでは同じ地球でも別の国でしたから、食文化も違います。
これほどまでに日常的に塩分の濃い料理を口にすることはほとんどありませんよ」
「そ……、そうだったのですか……!」
「我が国ではエイダ様のときから、宮廷の公式の場では必ずこうした味の濃いものを食べていたが……」
「なんと、そのようでありましたか……今まで食べていたものは一体……?」
え、エイダさんのときから?
ってことは、4代も前から……?
それでよく健康被害が出なかったね……?
エイダさんも味音痴?
それも、3代もそれが続くなんて……。
国家をあげての減塩ならぬ増塩キャンペーンなんて、怖すぎる。
ジュサイア皇太子が思い当たることがあるように慎重な目を向けてきた。
「フェイデル国の料理を食べたとき、そのような気がいたしておりました。
とすると、我々はこれまで古き慣習に縛られてきたようでございますね。
サダメ様が新たな遠きお国の知識をもたらしてくださったこと、我々も歓迎したく存じます」
「おお、おおっ、そうじゃな!」
「そのとおりですわ!」
「おお、やっと晩餐の後、大量の水を飲まなくてよくなるのか」
「これでむくみが苦しむことがなくなりそうですわ……!」
この様子からすると、ハマル国でもしょっぱい味が歓迎されていたというわけではないんだ……。
エブリンさんは何も言わなかったのかな?
そろいもそろって味音痴だったの?
そんなことある……?
それにしても、星渡りの民の絶対視がここにも……。
となると、この大陸の人たちってある意味すごく真面目。
この世界には何百年にもわたって、何代も何代もはるか遠くの未知なる世界から渡ってくる人がいたんだもんね。
盲目に神聖視して信じちゃうのはしかたなかったのかも。
スペイン人に滅ぼされたアステカ王国だって、伝説によって神が戻ってくると信じていたから、皇帝は自らが捕虜となることを許してしまったって言うくらいだし……。
でも、さすがにそれって危険すぎるよね。
「サダメ様、お疲れではございませんか?
もしよろしければ、食事の後、エルシー様の残したものなどをお見せいたしましょうか?」
「あ、ぜひおねがいします」
食事を終えて、わたしとアデル様はジュサイア皇太子の案内する部屋へ向かった。
そこは離宮のひとつで、その宮を丸々エルシーさんが使っていたそうだ。
ここも随分と古風な……。
ここまでくると、やっぱりエルシーさんはシェイクスピアが活躍した時代の熱心なファンだったとしか思えないや。
だって、普通なら便利なほうがいいと思うはずなのに、この離宮のどこにも19世紀らしい匂いがない。
というか、わたしと同じで、そこまでこの世界に大きな変革をもたらす必要はないと感じていたのかもしれない。
産業革命や新しい兵器がこの世界に与える影響を考えたら、やっぱりなにかしら躊躇するものだよね……。
わたしはそっとアデル様に囁いた。
「やっぱりここには銃はないかもしれません」
「そうですか……?」
「少なくともこの宮殿からはそういう気配を全く感じません」
「しかし、結論を急ぐのはまだ早いでしょう。明日以降、軍の見学できないかどうかお願いしてみるつもりです」
「そうですね、繰糸機に近いものがないか、そちらも確かめたいですし」
先を行くジュサイア皇太子が1つの部屋を指して振り返った。
「ここがエルシー様が使われていた部屋ですよ」
入ると、やはり古風な内装と調度品に溢れた、でも金銀と数々の宝飾品に彩られた豪華な部屋だった。
「わあ……。まぶしい……」
「ずいぶんときれいにされていますね。今も使われているのですか?」
「いえ……。記念のため、常に整えさせています」
それにしても、なんというか、生活感が残っている。
ソファとクッションのわずかなくぼみ。
机に置かれたままの紙とペン。
鏡台の使いかけの化粧品。
ああ、本当に、ここにエルシーさんが住んでいたんだ……。
暖炉のマントルピースの上を見ると、大きな肖像画がある。
「これがエルシーさんですか?」
「はい、そうです」
そこには深い赤のベルベットに身を包んだエルシーさんが黄金のマントとティアラを身に着けて立っている。
その髪はゆるいウェーブを描いて黒く流れ、目は1点を見て黒く輝いていた。
彫りの深さや体格をみると確かに特徴は西洋人。
手になにか旗を持っている。
……あれ……?
白地に赤の十字。
えっと、あれ、サッカーでよく見るイングランドの旗……?
なんでイングランド?
国旗なら、よく見る青地に白と赤の十字と×印の、ユニオンジャックじゃなくて……?
あれっ、えっと、確か、今の旗になったのって、19世紀の初めだったよね。
ていうことは、あえてのイングランドの旗?
「あの、ジュサイア皇太子、この旗……」
「エルシー様の祖国の旗だそうですね。
エルシー様は常に祖国のことを気にかけておられました。
国旗をいつも目につく場所にかかげていらっしゃいましたよ。
ほら、そこにも」
国旗……。
指された方には確かに小さなイングランドの旗が吊るされていた。
イングランド地方出身だったなら、間違いではないけど……。
ていうことは……、エルシーさんは熱心なイングランドファン?
確か、今のサッカーの起源出来上がったのも19世紀半ばだったよね。
いやでも、この世界にはまだちゃんとルールづくられたサッカーらしきスポーツがない。
あっても、食休みの職人たち集まってやる集団玉蹴り遊びみたいの感じ。
ハマル国にも当然サッカーチームなんて存在しない。
それなのにユニオンジャックじゃなくて、こっちの旗をわざわざ飾るなんて……。
なんなんだろう……。
なんか、妙な違和感がところどころに……。
「エルシーさんは、ハマル国での暮らしになにも不満は持っていなかったんですね……?」
「はい、快適にお過ごしいただいていたと思います。
エルシー様の望むものはこのハマル国が威信をかけて手配させていただいておりました。
この黄金の部屋もその1つです」
なんでだろう……。
目も眩むほどの部屋なのに、全然温かみを感じないのは……。
エルシーさん、本当にこんな部屋で暮らしていて幸せだったのかな……。
「サダメ様、どうされました?」
「明日、エルシーさんのお墓に行ってみたいんですが……」
「はい、もちろんご案内しますよ」
ジュサイア皇太子が人のよさそうな笑顔でわたしの背中に手を添えた。
「他にご覧になりたいものは?」
「あ、なにか日記などは残っていませんか?」
「残念ながら、エルシー様のご遺言で、そういったものはすべて一緒に埋葬してほしいとのことでしたので……。
直にペンを取られた手記のほとんどがもうないのです」
「そうですか……」
エルシーさん本人の言葉はなにも知ることができないってことか……。
ハマル国の人に聞いたところで、幸せそうじゃなかったなんて、わたしに話してくれないかもしれないし……。
エルシーさんの考えや感じていたこと、人となりをもっと知りたかったんだけどな……。
「明日はエルシー様他、星渡りの民の皆様の墓地をご案内し、その後は国内の名所をご案内しましょう」
「はい……。あ、黒水晶の噴水も見てみたいんですが」
「もちろんですよ」
まるで水が流れるように、ちゅっとわたしの手にキスをした。
ジュサイア皇太子がニコッと笑う。
突然、アデル様がわたしの手を、ぐいっとさらった。
「ははは、怖いな。アデル殿、そんなに警戒なさらなくても。
サダメ様がフェイデル国のものになってしまわれたのだから、私にもお近づきの機会をくださってもいいじゃありませんか?」
アデル様の睨みにジュサイア皇太子が飄々と笑う。
「そのためにハマル国に参りましたが、そのように近づかなくても国家の使者として親しくはなれましょう」
「これは手厳しい」
ぐいーっと、ジュサイア皇太子から遠ざけられたわたしは、アデル様に抱かれるような格好になった。
……そ、そこまで牽制しなくても……。
その後も部屋のいくつかを見せてもらい、エルシーさんの残した服や装飾品などを見せてもらった。
うーん。
とりあえず派手好きの演劇や音楽好きだったということくらいしかわからなかったな……。
でも、エルシーさんの残した演目。
シェイクスピアの劇がたくさんあったけれど、やっぱりロミオとジュリエットはなかった。
ヴェニスの商人も、リア王も、ジュリアス・シーザーも、マクベスも……。
なんでだろう……?
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