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第4章『タクヤの目的』
7話
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「お待たせしましたぁー。どうぞっ」
しばらくしてレナが戻ってきた。
結局ここで食事をせざるを得ないようだ。
「2人共モーニングでいい?」
レナはこの2人の考えていることなど知る由もなく、にこやかに2人を見る。
「いいよ。俺、ホットミルクね」
「ガキ」
「うるせぇなっ! 誰かさんのせいで風邪ひいちゃったんだよっ」
そして再び口喧嘩である。
「えー、なになに? なんか意味深ねぇ」
レナは2人の会話を聞いてなんだか嬉しそうである。
「何それ」
タクヤがきょとんとレナを見つめ返す。
「えー、だってー。うふふ」
「分かんねぇよっ、なんなんだよっ!」
「…………」
相変わらず嬉しそうに話すレナに怒りまくるタクヤと、朝から騒いでいる2人を本当に鬱陶しそうに眺めるイズミであった。
「美人さんは何飲むの?」
レナはタクヤのことを全く無視してイズミに話しかける。
「俺はホットを」
イズミも心を無にすると、無表情に答える。
「もうっ! なんなんだよ。なんか俺だけ仲間外れな気分」
タクヤは誰も相手にしてくれないのでむくれていた。
「じゃあ、ちょっと待っててね」
相変わらずマイペースなレナであった。
そう言うとカウンターの方へと行ってしまった。
「ちぇー……。あ、イズミはもう調子良くなったのか?」
膨れながらもすぐに立ち直るのがタクヤである。
そして次の瞬間には喧嘩していたというのにイズミの心配をする。
「……別に調子悪かったわけじゃねぇよ」
イズミはテーブルを見つめながら無表情に答える。
「そうなのか? ……だって、昨日すっげぇ顔色悪かったよ?」
タクヤはまだ心配そうにイズミを見つめる。
「何でもない」
落ち着いた声で答える。
「それともやっぱ夢のせい――」
「何でもないっ!」
タクヤが更に心配そうな顔で言いかけたのを遮るように、イズミは声を荒げ、強く否定した。
「……悪い。本当に何でもないから気にするな」
タクヤがビクッと体を震わせたのを見て、イズミは俯き加減に呟いた。
「…………」
そんなイズミをタクヤは黙って見つめることしかできなかった。
「はぁーい、お待ちどうさま。……あら? どうしたの? しんみりした顔しちゃって、2人共」
モーニングを持ってきたレナが不思議そうに2人を交互に見る。
「なんでもないよー。……わー、うまそうっ! 食べていい?」
タクヤは妙に明るく振る舞い、レナが持ってきたモーニングを覗き込む。
「ええ、いいわよ」
そう言いながらも、レナはまだ納得いかないような顔付きで2人を見る。
「じゃあ、私、まだ仕事あるから。後で手が空いたらまた来るわねー」
しかし、そう言うとレナはまたどこかへと行ってしまった。
「食べよ、イズミ」
タクヤはにっこりと笑ってイズミを見る。
「……ああ」
イズミはハッとして顔を上げ答える。
しかし、表情はまだ曇ったままであった。
「イズミ? 本当にどこも悪くない?」
心配そうにじっとイズミを見つめる。
「お前は頭が悪いけどな」
「なにーっ! もうっ、心配して損したっ!」
コーヒーカップを手に取りながら、しれっとして答えるイズミをタクヤは顔を真っ赤にしながら怒る。
「頼んだ覚えはない」
「もうっ、なんでいっつもそう素直じゃないんだよっ! 可愛くねぇな」
「可愛いなんて思われたくねぇよ。それに俺はいつも素直だぞ? 思ったことしか言わねぇよ」
「ムカツクっ!」
フォークを持ちながら、本当に悔しそうにイズミを睨み付ける。
「あらら、ほんっとよくコロコロ変わるのねー」
たまたま片付けの為、通りかかったレナが声をかけてきた。
「何がっ?」
タクヤはまだ怒りが治まらないようだった。
「……鬱陶しいのがこれ以上増えるのは耐えられんから、お前もう来なくていいぞ」
イズミはタクヤをちらっと見ると、レナにそう言った。
「ちょっとっ! 誰のことだよっ!」
「お前。自覚ないのか?」
「なんだとぉーっ!」
レナは2人が言い合っているのをクスクスと笑いながら見ている。
「やっぱり仲いいのね。……それに美人さん。すっごくいい顔! こんな短期間に変わるものねー。ますます美人になったわね。ハンサム君のおかげかしらん? 何かあった?」
酷い事を言われたにもかかわらず、にっこりとイズミを見つめる。
「ふんっ」
イズミは面白くなさそうに目を逸らす。
「そう? ねぇ、俺はっ?」
タクヤはイズミをちらっと見ると不思議そうな顔をするが、すぐに目を輝かせながらレナを見る。
「んんー、そうね。変わってないわ」
あっさり返されてしまい、タクヤはガックリと肩を落とす。
「でも、すっごくいい感じね、2人共。頑張ってね。私応援してるわ。いろいろとね、うふっ」
レナは嬉しそうに笑うと、またどこかへ行ってしまった。
「いい感じかぁー。だって」
タクヤはニッとイズミを見る。
「知るか」
イズミはそう言って食事を進め、面白くなさそうな顔をしていた。
☆☆☆
2人は食事を済ませ、部屋に戻るとすぐに支度をして再び旅に出た。
歩きながらタクヤは背伸びをするとイズミの方を見ながら話しかける。
「イズミー、レナってすごいよなっ。なんか会えて良かった。俺、少しだけ自信がついたよ」
「そりゃ良かったな」
イズミは前を見たまま表情も変えず答える。
「……ほんとに思ってる?」
「あー、良かった良かった」
「ぜってぇ思ってねーじゃんっ!」
無表情に答えるイズミを悔しそうに睨み付ける。
「ふ、ふぁぁっっくしょんっ。……あー畜生。ぜってぇ風邪ひいた。イズミのせいだかんなっ!」
タクヤはくしゃみをして立ち止まると、イズミを指差しながら怒る。
「知るか。気付かずに寝てる奴が悪いんだろうが。普通ベッドから落ちたら起きるだろ」
イズミも立ち止まると、ちらっとだけタクヤを見て答える。
「うるさいうるさいっ! 畜生っ、人の親切を仇で返しやがって!」
「うるせぇな。だから頼んだ覚えはないって言ってるだろうが。バカ猿。」
「誰が猿だっ!」
再び顔を真っ赤にして怒り散らす。
「木に登ってたんだろ?」
「そりゃ昔の話だろっ! 今はしてねぇよっ。それにガキの頃だったら誰だって木に登ったりするだろっ」
「しねぇよ。お前くらいだろ」
睨みつけてくるタクヤを更に馬鹿にするように見る。
「そんなことないよっ。やったことないのはイズミくらいだっ、この虚弱体質っ!」
「あぁ? お前が頑丈なだけだろ、野生児。俺はお前と違って繊細なんだよ」
「ムカつくっ!」
タクヤは言い返す言葉が見つからなくて悔しそうに唇を噛む。
「もうっ、イズミなんて嫌いだっ!」
「ほぉ? なら、もうついてくんな」
タクヤがぷいっと横を向いてしまったのを見て、イズミがさらりと答える。
「えっ!? やっ、うそうそ。うそだってばぁーっ! 嘘ですー。イズミ好きだって。好き好きー。ごめんなさいー」
タクヤは慌ててイズミに謝る。
「ばーかっ。お前の考えなんて全部バレバレなんだよ」
イズミは意地悪そうな顔でタクヤを見る。
「ちくしょーっ! ムカつくっ。……じゃあ、これはどうだっ」
タクヤはそう言うと、突然イズミの頬に軽くキスをする。
「っ!?」
イズミは驚いて手を振り上げてタクヤを殴ろうとした。
「へへーんだ。イズミの考えもバレバレだもんねー」
タクヤは殴られる寸前にイズミからひょいと離れ、満足げな顔で手をひらひらと振っている。
「ふんっ」
今度はイズミが悔しそうに顔を赤らめながら横を向いてしまった。
「イズミー、行こうぜ」
タクヤは少し走ってイズミを振り返ると、にっこりと笑う。
「……ああ」
2人の旅は、まだ始まったばかり……。
しばらくしてレナが戻ってきた。
結局ここで食事をせざるを得ないようだ。
「2人共モーニングでいい?」
レナはこの2人の考えていることなど知る由もなく、にこやかに2人を見る。
「いいよ。俺、ホットミルクね」
「ガキ」
「うるせぇなっ! 誰かさんのせいで風邪ひいちゃったんだよっ」
そして再び口喧嘩である。
「えー、なになに? なんか意味深ねぇ」
レナは2人の会話を聞いてなんだか嬉しそうである。
「何それ」
タクヤがきょとんとレナを見つめ返す。
「えー、だってー。うふふ」
「分かんねぇよっ、なんなんだよっ!」
「…………」
相変わらず嬉しそうに話すレナに怒りまくるタクヤと、朝から騒いでいる2人を本当に鬱陶しそうに眺めるイズミであった。
「美人さんは何飲むの?」
レナはタクヤのことを全く無視してイズミに話しかける。
「俺はホットを」
イズミも心を無にすると、無表情に答える。
「もうっ! なんなんだよ。なんか俺だけ仲間外れな気分」
タクヤは誰も相手にしてくれないのでむくれていた。
「じゃあ、ちょっと待っててね」
相変わらずマイペースなレナであった。
そう言うとカウンターの方へと行ってしまった。
「ちぇー……。あ、イズミはもう調子良くなったのか?」
膨れながらもすぐに立ち直るのがタクヤである。
そして次の瞬間には喧嘩していたというのにイズミの心配をする。
「……別に調子悪かったわけじゃねぇよ」
イズミはテーブルを見つめながら無表情に答える。
「そうなのか? ……だって、昨日すっげぇ顔色悪かったよ?」
タクヤはまだ心配そうにイズミを見つめる。
「何でもない」
落ち着いた声で答える。
「それともやっぱ夢のせい――」
「何でもないっ!」
タクヤが更に心配そうな顔で言いかけたのを遮るように、イズミは声を荒げ、強く否定した。
「……悪い。本当に何でもないから気にするな」
タクヤがビクッと体を震わせたのを見て、イズミは俯き加減に呟いた。
「…………」
そんなイズミをタクヤは黙って見つめることしかできなかった。
「はぁーい、お待ちどうさま。……あら? どうしたの? しんみりした顔しちゃって、2人共」
モーニングを持ってきたレナが不思議そうに2人を交互に見る。
「なんでもないよー。……わー、うまそうっ! 食べていい?」
タクヤは妙に明るく振る舞い、レナが持ってきたモーニングを覗き込む。
「ええ、いいわよ」
そう言いながらも、レナはまだ納得いかないような顔付きで2人を見る。
「じゃあ、私、まだ仕事あるから。後で手が空いたらまた来るわねー」
しかし、そう言うとレナはまたどこかへと行ってしまった。
「食べよ、イズミ」
タクヤはにっこりと笑ってイズミを見る。
「……ああ」
イズミはハッとして顔を上げ答える。
しかし、表情はまだ曇ったままであった。
「イズミ? 本当にどこも悪くない?」
心配そうにじっとイズミを見つめる。
「お前は頭が悪いけどな」
「なにーっ! もうっ、心配して損したっ!」
コーヒーカップを手に取りながら、しれっとして答えるイズミをタクヤは顔を真っ赤にしながら怒る。
「頼んだ覚えはない」
「もうっ、なんでいっつもそう素直じゃないんだよっ! 可愛くねぇな」
「可愛いなんて思われたくねぇよ。それに俺はいつも素直だぞ? 思ったことしか言わねぇよ」
「ムカツクっ!」
フォークを持ちながら、本当に悔しそうにイズミを睨み付ける。
「あらら、ほんっとよくコロコロ変わるのねー」
たまたま片付けの為、通りかかったレナが声をかけてきた。
「何がっ?」
タクヤはまだ怒りが治まらないようだった。
「……鬱陶しいのがこれ以上増えるのは耐えられんから、お前もう来なくていいぞ」
イズミはタクヤをちらっと見ると、レナにそう言った。
「ちょっとっ! 誰のことだよっ!」
「お前。自覚ないのか?」
「なんだとぉーっ!」
レナは2人が言い合っているのをクスクスと笑いながら見ている。
「やっぱり仲いいのね。……それに美人さん。すっごくいい顔! こんな短期間に変わるものねー。ますます美人になったわね。ハンサム君のおかげかしらん? 何かあった?」
酷い事を言われたにもかかわらず、にっこりとイズミを見つめる。
「ふんっ」
イズミは面白くなさそうに目を逸らす。
「そう? ねぇ、俺はっ?」
タクヤはイズミをちらっと見ると不思議そうな顔をするが、すぐに目を輝かせながらレナを見る。
「んんー、そうね。変わってないわ」
あっさり返されてしまい、タクヤはガックリと肩を落とす。
「でも、すっごくいい感じね、2人共。頑張ってね。私応援してるわ。いろいろとね、うふっ」
レナは嬉しそうに笑うと、またどこかへ行ってしまった。
「いい感じかぁー。だって」
タクヤはニッとイズミを見る。
「知るか」
イズミはそう言って食事を進め、面白くなさそうな顔をしていた。
☆☆☆
2人は食事を済ませ、部屋に戻るとすぐに支度をして再び旅に出た。
歩きながらタクヤは背伸びをするとイズミの方を見ながら話しかける。
「イズミー、レナってすごいよなっ。なんか会えて良かった。俺、少しだけ自信がついたよ」
「そりゃ良かったな」
イズミは前を見たまま表情も変えず答える。
「……ほんとに思ってる?」
「あー、良かった良かった」
「ぜってぇ思ってねーじゃんっ!」
無表情に答えるイズミを悔しそうに睨み付ける。
「ふ、ふぁぁっっくしょんっ。……あー畜生。ぜってぇ風邪ひいた。イズミのせいだかんなっ!」
タクヤはくしゃみをして立ち止まると、イズミを指差しながら怒る。
「知るか。気付かずに寝てる奴が悪いんだろうが。普通ベッドから落ちたら起きるだろ」
イズミも立ち止まると、ちらっとだけタクヤを見て答える。
「うるさいうるさいっ! 畜生っ、人の親切を仇で返しやがって!」
「うるせぇな。だから頼んだ覚えはないって言ってるだろうが。バカ猿。」
「誰が猿だっ!」
再び顔を真っ赤にして怒り散らす。
「木に登ってたんだろ?」
「そりゃ昔の話だろっ! 今はしてねぇよっ。それにガキの頃だったら誰だって木に登ったりするだろっ」
「しねぇよ。お前くらいだろ」
睨みつけてくるタクヤを更に馬鹿にするように見る。
「そんなことないよっ。やったことないのはイズミくらいだっ、この虚弱体質っ!」
「あぁ? お前が頑丈なだけだろ、野生児。俺はお前と違って繊細なんだよ」
「ムカつくっ!」
タクヤは言い返す言葉が見つからなくて悔しそうに唇を噛む。
「もうっ、イズミなんて嫌いだっ!」
「ほぉ? なら、もうついてくんな」
タクヤがぷいっと横を向いてしまったのを見て、イズミがさらりと答える。
「えっ!? やっ、うそうそ。うそだってばぁーっ! 嘘ですー。イズミ好きだって。好き好きー。ごめんなさいー」
タクヤは慌ててイズミに謝る。
「ばーかっ。お前の考えなんて全部バレバレなんだよ」
イズミは意地悪そうな顔でタクヤを見る。
「ちくしょーっ! ムカつくっ。……じゃあ、これはどうだっ」
タクヤはそう言うと、突然イズミの頬に軽くキスをする。
「っ!?」
イズミは驚いて手を振り上げてタクヤを殴ろうとした。
「へへーんだ。イズミの考えもバレバレだもんねー」
タクヤは殴られる寸前にイズミからひょいと離れ、満足げな顔で手をひらひらと振っている。
「ふんっ」
今度はイズミが悔しそうに顔を赤らめながら横を向いてしまった。
「イズミー、行こうぜ」
タクヤは少し走ってイズミを振り返ると、にっこりと笑う。
「……ああ」
2人の旅は、まだ始まったばかり……。
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