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第6章『ペンダント』
10話
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今まさに、魔剣が木に突き刺さろうとした瞬間、突然イズミから渡された指輪の石の部分が光り出した。
「うわぁっ!」
タクヤはひどく動揺し、思わず動きを止めてしまった。
「バカっ! いいからそのまま突き刺せっ!」
タクヤの後方からイズミが叫ぶ。
「っ!」
イズミの声に反応し一瞬びくりと体を震わすが、すぐに言われた通り魔剣を思い切り突き刺した。
「あっ!」
魔剣は弾かれることなく木の幹へと突き刺さる――。
その瞬間、今までびくともしなかったその巨大な木が、まるで生きているかのように突然太い幹をぐにゃりとくねらせた。
「うげっ! 何だこれっ!」
突然の出来事にタクヤはぎょっとして急いで魔剣を引き抜こうとするが、剣は幹に食い込んだまま全く動かなかった。
「おいっ! 何してるっ。早くとどめをさせっ!」
「そんなこと言ったって……」
イズミがタクヤに向かって叫ぶが、タクヤは振り返ることなく両手で魔剣を握り締めたまま言い返す。
「ったく、何やってんだよ。せっかく力貸してやったってのに」
イズミは舌打ちしながらも、仕方なさそうにタクヤのそばへと近付いていった。
しかし、今度は巨大な木の枝が蔓のように伸び、タクヤの胴へと巻きついた。
「タクヤっ!」
イズミは叫ぶのと同時に木に向けて左手を翳し、光を放った。
しかし、光は巨大な木の寸前で散ってしまった。
「ちっ、まだ防御が崩れてないのか」
イズミは悔しそうに顔を顰め、舌打ちをする。
「くっ……」
タクヤは右手で魔剣を握り締め、左手で自分の胴に巻きついている枝を必死に剥がそうとしていた。
しかし、その枝は容赦なくタクヤを締め付け、どんどん体に食い込んでいく。タクヤは苦しそうに顔を歪める。
「おいっ! その指輪をソイツに当てるんだっ!」
イズミが叫ぶ。
飛びそうになっていた意識をイズミの声でハッとして取り戻すと、タクヤは左手の薬指に嵌めていた指輪の石の部分を木の枝に押し当てた。
その瞬間、何かが燃えるような音と共にその枝は消えてなくなった。
そして、幹に食い込んでいた魔剣も同時に抜ける。
「ふぅ、助かった……」
「休んでる暇はないぞ。その指輪を貸せ。俺がコイツの防御を破るから、お前はとどめをさせっ」
タクヤが深く息をしていると、すぐ横まで来たイズミが低く、そして厳しくタクヤに言い聞かす。
「イズミ……」
少しぼんやりとしていたタクヤであったが、いつになく真剣な表情のイズミを見て、言われるままに指輪を渡した。
イズミは左手の中指に指輪を嵌め、右手で支えるように木に向け翳す。
目を瞑り、左手に念を込め始めた。
すると、指輪の赤い石が光り、その光はイズミの手の平を覆うように広がっていった。そしてそれは段々大きな球状の光となっていった。
イズミは目を開くと、更に念を込める。
「失敗するんじゃねぇぞ。2度目はないからな」
そう言ってイズミは、その球状となった光の塊を木に向けて放った。
☆☆☆
光の塊は、巨大な木へとぶつかった。
木から少し離れた所から、タクヤは息を飲み、その様子をじっと見つめていた。
そして、光が木にぶつかった瞬間、何かが弾けたような感覚があった。
「ぼけっとしてんなっ!」
イズミの声でハッと我に返ると、タクヤは右手でぎゅっと魔剣を握り締め、再び思いを込め魔剣を木に向ける。
(今度こそっ!)
魔剣は巨大な木の太い幹へと突き刺さる。
「よっしゃっ!」
今度はしっかりとした手ごたえを手元に感じ、タクヤは両手で剣を握り締めると、一気に切り裂く。
巨大な木の、その太い幹に亀裂が入る。
木は幹を大きくぐにゃりぐにゃりと左右にくねらせている。まるで、苦しむかのように……。
「そいつから離れろっ!」
イズミが叫ぶのと同時に、木に入った亀裂が広がり更に大きく揺れる。
「やべっ」
タクヤもイズミの声でハッと木を見上げ呟くと、魔剣をしまい、地面を強く蹴り、後ろへと跳んだ。
「イズミっ」
そのままイズミの元へと駆け寄ると、2人は並んでじっと木を見つめる。
巨大な木は左右へ大きく幹をくねらすが、やがて大きく音をたてて向こう側へと倒れていった。
しかし、その木は地面につく寸前、突然煙のように消えてなくなってしまった。
「えっ!? そんな馬鹿なっ!」
タクヤは声を上げ、呆然と木があった場所を見つめる。
「……あの木もまやかしだったってわけか」
そう言ってイズミは静かに木があった場所へと近付いていった。
「あ、イズミっ」
タクヤも急いで後を追う。
2人がゆっくりと近付くにつれ、その場所に何かがあるのが見えてきた。
「あれって……」
タクヤは走って近付く。
遠くからではよく分からなかったが、そこには小さな古株があった。
「こんな小さい……あっ! イズミっ、見てっ! これってもしかして……」
タクヤはその古株を見て、何ともいえない気持ちになっていた。
しかし、ふとその古株に何かが嵌っていることに気付き、声を上げる。
そしてイズミの返事を待つことなく、タクヤはソレをそっと取り出した。
青い綺麗な石が嵌めこまれたペンダントであった。青い石がきらりと光る。
「やっぱりっ! イズミっ、これってサトルが言ってた『大事な物』だよ、きっとっ!」
嬉しそうに自分の横に来たイズミにペンダントを見せる。
「……『大事な物』って……そのペンダントのことか……」
イズミは幽霊でも見たかのような顔で、じっとそのペンダントを見つめていた。
「どうかしたのか?」
イズミの様子に気付き、タクヤは不思議そうにイズミを覗き込んだ。
「……この石、この指輪と同じものだ」
独り言を言うようにぼそりと呟く。
「え? でも色が違うじゃん」
タクヤはイズミが嵌めている指輪と自分の手の中にあるペンダントとを見比べながら話した。
「ああ。でも元は同じ物なんだ。これはただの石じゃない。俺もよくは知らないんだが、特殊な石でできていると聞く」
イズミは自分が嵌めている指輪をじっと見つめ、何かを思い出すかのように話した。
「ふぅ~ん。でも、何でそんな物、サトルの父さんはどこで見つけてきたんだろ。珍しいものなんだろ? これ」
タクヤもまた不思議そうにじっとペンダントを見つめた。
「あのガキの父親のことは俺にも分からない。……確かにこれは世界に幾つもあるような代物じゃない。これは貰った物だから、詳しいことは分からないけどな」
「そうなんだ。……イズミでも知らないことってあるんだな」
イズミが指輪を見ながら淡々と話すのを、タクヤは意外そうな顔付きでイズミを見つめた。
「あのな……俺だって万能じゃないんだ。知らないことだってある。ま、お前は無知だけどな」
イズミは呆れた表情で話し、ちらっとだけタクヤを見ると、鼻で笑うように話す。
「無知じゃねぇよっ!」
「じゃ、無能」
「ムカツクッ!」
相変わらずなイズミの態度に、タクヤは顔を真っ赤にして悔しそうに怒っていた。
「うわぁっ!」
タクヤはひどく動揺し、思わず動きを止めてしまった。
「バカっ! いいからそのまま突き刺せっ!」
タクヤの後方からイズミが叫ぶ。
「っ!」
イズミの声に反応し一瞬びくりと体を震わすが、すぐに言われた通り魔剣を思い切り突き刺した。
「あっ!」
魔剣は弾かれることなく木の幹へと突き刺さる――。
その瞬間、今までびくともしなかったその巨大な木が、まるで生きているかのように突然太い幹をぐにゃりとくねらせた。
「うげっ! 何だこれっ!」
突然の出来事にタクヤはぎょっとして急いで魔剣を引き抜こうとするが、剣は幹に食い込んだまま全く動かなかった。
「おいっ! 何してるっ。早くとどめをさせっ!」
「そんなこと言ったって……」
イズミがタクヤに向かって叫ぶが、タクヤは振り返ることなく両手で魔剣を握り締めたまま言い返す。
「ったく、何やってんだよ。せっかく力貸してやったってのに」
イズミは舌打ちしながらも、仕方なさそうにタクヤのそばへと近付いていった。
しかし、今度は巨大な木の枝が蔓のように伸び、タクヤの胴へと巻きついた。
「タクヤっ!」
イズミは叫ぶのと同時に木に向けて左手を翳し、光を放った。
しかし、光は巨大な木の寸前で散ってしまった。
「ちっ、まだ防御が崩れてないのか」
イズミは悔しそうに顔を顰め、舌打ちをする。
「くっ……」
タクヤは右手で魔剣を握り締め、左手で自分の胴に巻きついている枝を必死に剥がそうとしていた。
しかし、その枝は容赦なくタクヤを締め付け、どんどん体に食い込んでいく。タクヤは苦しそうに顔を歪める。
「おいっ! その指輪をソイツに当てるんだっ!」
イズミが叫ぶ。
飛びそうになっていた意識をイズミの声でハッとして取り戻すと、タクヤは左手の薬指に嵌めていた指輪の石の部分を木の枝に押し当てた。
その瞬間、何かが燃えるような音と共にその枝は消えてなくなった。
そして、幹に食い込んでいた魔剣も同時に抜ける。
「ふぅ、助かった……」
「休んでる暇はないぞ。その指輪を貸せ。俺がコイツの防御を破るから、お前はとどめをさせっ」
タクヤが深く息をしていると、すぐ横まで来たイズミが低く、そして厳しくタクヤに言い聞かす。
「イズミ……」
少しぼんやりとしていたタクヤであったが、いつになく真剣な表情のイズミを見て、言われるままに指輪を渡した。
イズミは左手の中指に指輪を嵌め、右手で支えるように木に向け翳す。
目を瞑り、左手に念を込め始めた。
すると、指輪の赤い石が光り、その光はイズミの手の平を覆うように広がっていった。そしてそれは段々大きな球状の光となっていった。
イズミは目を開くと、更に念を込める。
「失敗するんじゃねぇぞ。2度目はないからな」
そう言ってイズミは、その球状となった光の塊を木に向けて放った。
☆☆☆
光の塊は、巨大な木へとぶつかった。
木から少し離れた所から、タクヤは息を飲み、その様子をじっと見つめていた。
そして、光が木にぶつかった瞬間、何かが弾けたような感覚があった。
「ぼけっとしてんなっ!」
イズミの声でハッと我に返ると、タクヤは右手でぎゅっと魔剣を握り締め、再び思いを込め魔剣を木に向ける。
(今度こそっ!)
魔剣は巨大な木の太い幹へと突き刺さる。
「よっしゃっ!」
今度はしっかりとした手ごたえを手元に感じ、タクヤは両手で剣を握り締めると、一気に切り裂く。
巨大な木の、その太い幹に亀裂が入る。
木は幹を大きくぐにゃりぐにゃりと左右にくねらせている。まるで、苦しむかのように……。
「そいつから離れろっ!」
イズミが叫ぶのと同時に、木に入った亀裂が広がり更に大きく揺れる。
「やべっ」
タクヤもイズミの声でハッと木を見上げ呟くと、魔剣をしまい、地面を強く蹴り、後ろへと跳んだ。
「イズミっ」
そのままイズミの元へと駆け寄ると、2人は並んでじっと木を見つめる。
巨大な木は左右へ大きく幹をくねらすが、やがて大きく音をたてて向こう側へと倒れていった。
しかし、その木は地面につく寸前、突然煙のように消えてなくなってしまった。
「えっ!? そんな馬鹿なっ!」
タクヤは声を上げ、呆然と木があった場所を見つめる。
「……あの木もまやかしだったってわけか」
そう言ってイズミは静かに木があった場所へと近付いていった。
「あ、イズミっ」
タクヤも急いで後を追う。
2人がゆっくりと近付くにつれ、その場所に何かがあるのが見えてきた。
「あれって……」
タクヤは走って近付く。
遠くからではよく分からなかったが、そこには小さな古株があった。
「こんな小さい……あっ! イズミっ、見てっ! これってもしかして……」
タクヤはその古株を見て、何ともいえない気持ちになっていた。
しかし、ふとその古株に何かが嵌っていることに気付き、声を上げる。
そしてイズミの返事を待つことなく、タクヤはソレをそっと取り出した。
青い綺麗な石が嵌めこまれたペンダントであった。青い石がきらりと光る。
「やっぱりっ! イズミっ、これってサトルが言ってた『大事な物』だよ、きっとっ!」
嬉しそうに自分の横に来たイズミにペンダントを見せる。
「……『大事な物』って……そのペンダントのことか……」
イズミは幽霊でも見たかのような顔で、じっとそのペンダントを見つめていた。
「どうかしたのか?」
イズミの様子に気付き、タクヤは不思議そうにイズミを覗き込んだ。
「……この石、この指輪と同じものだ」
独り言を言うようにぼそりと呟く。
「え? でも色が違うじゃん」
タクヤはイズミが嵌めている指輪と自分の手の中にあるペンダントとを見比べながら話した。
「ああ。でも元は同じ物なんだ。これはただの石じゃない。俺もよくは知らないんだが、特殊な石でできていると聞く」
イズミは自分が嵌めている指輪をじっと見つめ、何かを思い出すかのように話した。
「ふぅ~ん。でも、何でそんな物、サトルの父さんはどこで見つけてきたんだろ。珍しいものなんだろ? これ」
タクヤもまた不思議そうにじっとペンダントを見つめた。
「あのガキの父親のことは俺にも分からない。……確かにこれは世界に幾つもあるような代物じゃない。これは貰った物だから、詳しいことは分からないけどな」
「そうなんだ。……イズミでも知らないことってあるんだな」
イズミが指輪を見ながら淡々と話すのを、タクヤは意外そうな顔付きでイズミを見つめた。
「あのな……俺だって万能じゃないんだ。知らないことだってある。ま、お前は無知だけどな」
イズミは呆れた表情で話し、ちらっとだけタクヤを見ると、鼻で笑うように話す。
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「じゃ、無能」
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相変わらずなイズミの態度に、タクヤは顔を真っ赤にして悔しそうに怒っていた。
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