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いや!
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私に近寄り、片膝をついてそう伝えてくれるダグラス………
「…………ダグラス………
いや!! 」
「っっっっ!!
………………ステフ………理由を訊いても?」
ダグラスがまるで捨てられた子犬のように目をうるうるとさせ、私にそう尋ねますが…
「だってあなたは私に何も言わずに消えたわ!
あんなに毎日一緒にいたのに消えて3日後に届いた手紙を見て私がどれほどショックを受けたかあなたにわかる?
私の王子様は勝手に私の前から消えたりしない!!だからいやよ!!」
そう、あれほど一緒にいたのにダグラスは私の前から突然消えてしまいました。
残されたのはたった一枚の手紙だけ。私が立ち直るのにどれだけかかったか。
それなのにそんなことをした張本人がプロポーズ?
またあの時みたいに置いていたかれたら……私は………耐えられません
「違う!!
………黙って消えたのは消えたけど……でもそれは………
僕には君に宣言して行くなんてできなかった……自分自身が実感してしまいそうで手紙を残すだけで精一杯だったんだ」
「へぇ!そう?じゃあ残された私の気持ちは?
『みんなに認められる男になりたい。だからごめん』そんな言葉しかもらえずに残された私の気持ちは?」
そう、自分勝手に行った人はいいかもしれません。
希望を抱いて出て行ったのかもしれない。
でも残された人は違います。
仲良かったからこそ悲しくて悲しくて仕方なかった。
もう2度とあのような気持ちを味わいたくないのです。
「ちょ、ちょっと待って!!
僕の手紙ちゃんと読んでくれた?
『みんなに認められる男になりたい。だからごめん、それまで待っていてほしい』って書いたんだ」
待っていてほしい??
ダグラスは何をいっているのでしょう………
私はぼーっと彼を見つめた後はっとして、淑女らしくなくパタパタと執務室へ駆けていき、執務机を引きます。
するとあの日受け取ったダグラスからの手紙が見えます。
あの日以来一度も開くことのなかった封を開き、彼の手紙を開くと…
『誰からも認められる男になりたい。だからごめん』
回りが星空の絵が描かれた便箋の真ん中の白の場所にでかでかとそのように書かれています。
……そして、目をよく凝らすと夜空の濃い色の場所に
『それまで待っていてほしい』
確かにそう書いてあります。
「…………ダグラス………
いや!! 」
「っっっっ!!
………………ステフ………理由を訊いても?」
ダグラスがまるで捨てられた子犬のように目をうるうるとさせ、私にそう尋ねますが…
「だってあなたは私に何も言わずに消えたわ!
あんなに毎日一緒にいたのに消えて3日後に届いた手紙を見て私がどれほどショックを受けたかあなたにわかる?
私の王子様は勝手に私の前から消えたりしない!!だからいやよ!!」
そう、あれほど一緒にいたのにダグラスは私の前から突然消えてしまいました。
残されたのはたった一枚の手紙だけ。私が立ち直るのにどれだけかかったか。
それなのにそんなことをした張本人がプロポーズ?
またあの時みたいに置いていたかれたら……私は………耐えられません
「違う!!
………黙って消えたのは消えたけど……でもそれは………
僕には君に宣言して行くなんてできなかった……自分自身が実感してしまいそうで手紙を残すだけで精一杯だったんだ」
「へぇ!そう?じゃあ残された私の気持ちは?
『みんなに認められる男になりたい。だからごめん』そんな言葉しかもらえずに残された私の気持ちは?」
そう、自分勝手に行った人はいいかもしれません。
希望を抱いて出て行ったのかもしれない。
でも残された人は違います。
仲良かったからこそ悲しくて悲しくて仕方なかった。
もう2度とあのような気持ちを味わいたくないのです。
「ちょ、ちょっと待って!!
僕の手紙ちゃんと読んでくれた?
『みんなに認められる男になりたい。だからごめん、それまで待っていてほしい』って書いたんだ」
待っていてほしい??
ダグラスは何をいっているのでしょう………
私はぼーっと彼を見つめた後はっとして、淑女らしくなくパタパタと執務室へ駆けていき、執務机を引きます。
するとあの日受け取ったダグラスからの手紙が見えます。
あの日以来一度も開くことのなかった封を開き、彼の手紙を開くと…
『誰からも認められる男になりたい。だからごめん』
回りが星空の絵が描かれた便箋の真ん中の白の場所にでかでかとそのように書かれています。
……そして、目をよく凝らすと夜空の濃い色の場所に
『それまで待っていてほしい』
確かにそう書いてあります。
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