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愛≓幸福
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「だいじょうぶか、ライカ」
まんじりともせず、そしてお互い一睡もできないまま一夜を過ごしたライカとイルミナだったが、出勤時刻になっても執務室へ現れないイルミナを、秘書が強引に連れ去って行ったのが五分前。
おずおずと病室に入ってきたのはリーゲルトだった。
上体を起こして小さく笑って出迎えるライカ。
「おぉ、悪かったな、恐い思いさせて」
「いい。恐かったけど、かっこよかったから」
そうか、と困ったようにリーゲルトの頭を撫でた視線の隅に、ディルマュラの足が入る。
「思ったより元気そうでなによりだよ」
「なんでお前まで」
「同居人が見舞いに来たのに言い草だね」
「お前が最初に来るとは思わなかっただけだよ」
「なに、シーナたちは別件で忙しいらしくてね。ぼくが代表で来たのさ」
「そうかよ」
あまり心配されるのも鬱陶しいが、見舞いに来たのがよりによってディルマュラなのは、誰も来ない方とどちらがマシなのだろうか、とさえライカは苦笑した。
「ぼくとしても、きみのあんな姿を見てすこしばかり恐怖している。ぼくもクレア先生の身になにかあったらああなってしまうのではないか、とね」
そっちかよ、とライカは呆れる。
「おまえは大丈夫だよ。ああはならない」
「それはどういう意味だい?」
「おまえは幸せだから、だよ」
ふむ、と首を捻るディルマュラをよそに、
「稽古、いつからつけてくれる?」
「おまえな、あたしでなくてもシーナたちが、」
「ライカがいい」
まっすぐ言われ、照れくさいやら困ったやらでライカはリーゲルトのひたいを指で弾いた。
「あたしは明日退院だからそれまで待ってろ。いいな」
「うん。そんなに、悪いのか?」
「んにゃ、きょうと明日かけて検査だってよ」
そうか、と寂しそうに返して、ディルマュラを振り仰ぐ。
「それは仕方ないね。いまは帰ろうか、リーゲルト」
うん、と弱々しく頷いて、
「じゃあ、待ってるから」
「おう。そいつらの言うこと聞いて、ちゃんと稽古しとけよ」
「わかった」
ん、と頷くのを待って、リーゲルトはきびすを返す。
「じゃあぼくも行くよ。見舞いの品も持たず、すまなかった」
「あほか。おまえにそんな気、遣われたくねえよ」
「そういうと思ったよ」
「じゃあ言うなよ」
「ふふ。でもきみは……」
そこで口を噤んだ。
「なんだよ。言えよ」
「いや、これはきみの逆鱗に触れる話題だ。やめておこう」
「んだよ、どうせ、ぼくが余計なことを言ったからきみに負担をかけた、とかそういうのだろ」
目を丸くする、とはこういう状態をいうのだろう、ディルマュラは言葉を失った。
「おまえは、なんでもかんでも自分のせいにしたがるな。そういうの、王様には不利なんじゃないのか?」
見透かすように言われ、ディルマュラは恥じた。
「忘れていたよ。きみの聡明さを」
そう言い残し、ディルマュラもきびすを返す。出口で待っていたリーゲルトに声をかけ、ふたりは部屋を去って行った。
「おまえはやっぱり、幸せなんだよ」
再びひとりになり、そういえば、とイルミナが置いていったボストンバッグからパジャマと下着を取り出す。
パジャマは青のストライプ。飾り気のないスポーツブラなのは荒事の多い維穏院に所属する者ではとくに珍しくはない。下がトランクスなのも彼女が両性だからだ。
「退院してから洗濯すればいいか」
手早く着替えて、着ていた方は雑にボストンバッグにしまう。やることを終えて緊張の糸が緩んだのか、大あくびをひとつ。
そういえば昨夜は一睡もできていないのだ、と朝食まで寝ておこうと横になった瞬間、ノックが響く。
「ライカ・アムトロンさん、検査の時間です」
入ってきたのは、むしろ研究者と言った風体の、名も知らぬ医者だった。
* * *
ライカの元へリーゲルトたちが見舞いに行ったその頃、七人部屋では作戦会議が開かれていた。
「やっぱり、フィクションを参考にするのはよくないと思います」
ライカへの想いをどう伝えるべきか、を相談したはいいが、ユーコはしばし考えたあと、きっぱりと言った。
場所はリビング。自分が開いたのだから、とオリヴィアが自ら淹れた紅茶と、ユーコたちが稽古の帰りに購買部で買ってきたクッキーをお茶請けに、どこかのんびりとした雰囲気が白磁のティーポッドからの湯気と共に漂っていた。
「だって、フィクションは作者さんが考えた世界です。ライカさんはライカさんですから、当てはまらないことの方が多いと思います」
それもそうよね、とオリヴィアは頷く。
「でも、頼ってもらえて嬉しいです。ライカさんとミューナさんのことは、わたしもお手伝いしたかったですから」
「ありが、と」
それより、と少し不満そうにシーナが言う。
「なんでわたしも参加させられてるの」
「心理学好きだって、聞いたけど?」
「あの尻軽をどうにかするために浅くかじった程度。全然役に立たなかったし、深く入り込むと自分が病みそうだからすぐにやめたの。ライカみたいに複雑な子の相手ができるほどの履修はしてないわ」
そうなんだ、と返すオリヴィア。
でも、と紅茶をひと口含んでシーナは続ける。
「今回のことならうちの尻軽が軽率なことしたからってのが遠因になってるだろうから、少しは手伝うわ」
「神殿は人の世の理は関係ないんじゃなかったの?」
からかうようなオリヴィアに、そうよ、と睨みつつ、
「悔しいけどあの尻軽との縁は死ぬまで切れない。それ以前に友人がしでかしたことなら、縁があるわたしにも手伝う権利はある」
「権利? 義務じゃなくて?」
「うん。一緒に生活したんだから、ライカとも縁がある。もちろんオリヴィアたちとも。だから、困ってるなら手を貸したいの」
シーナの目つきはいつも鋭い。でもいまばかりはそのまなじりに柔らかさを感じる。オリヴィアは、あっそ、と吐息まじりに頷いて、
「ふたりともさ、相談持ちかけておいてなんだけどさ、あのくそ莫迦、そうとうねじくれてるからね。投げ出したくなったら、いつでも投げていいから」
ふふ、とふたりは笑い、
「そんなのは、ディルマュラさんで慣れています」
「ああ。面倒くささなら、マュラだって負けてないと思うぞ」
なにそれ、とオリヴィアは薄く笑う。
「アルメテさまもルリさまも、マュラを溺愛している。だからこそマュラは、愛に飢えているんだ。詰め込みすぎて底が抜けたバケツなんだ。あの尻軽の心は」
まんじりともせず、そしてお互い一睡もできないまま一夜を過ごしたライカとイルミナだったが、出勤時刻になっても執務室へ現れないイルミナを、秘書が強引に連れ去って行ったのが五分前。
おずおずと病室に入ってきたのはリーゲルトだった。
上体を起こして小さく笑って出迎えるライカ。
「おぉ、悪かったな、恐い思いさせて」
「いい。恐かったけど、かっこよかったから」
そうか、と困ったようにリーゲルトの頭を撫でた視線の隅に、ディルマュラの足が入る。
「思ったより元気そうでなによりだよ」
「なんでお前まで」
「同居人が見舞いに来たのに言い草だね」
「お前が最初に来るとは思わなかっただけだよ」
「なに、シーナたちは別件で忙しいらしくてね。ぼくが代表で来たのさ」
「そうかよ」
あまり心配されるのも鬱陶しいが、見舞いに来たのがよりによってディルマュラなのは、誰も来ない方とどちらがマシなのだろうか、とさえライカは苦笑した。
「ぼくとしても、きみのあんな姿を見てすこしばかり恐怖している。ぼくもクレア先生の身になにかあったらああなってしまうのではないか、とね」
そっちかよ、とライカは呆れる。
「おまえは大丈夫だよ。ああはならない」
「それはどういう意味だい?」
「おまえは幸せだから、だよ」
ふむ、と首を捻るディルマュラをよそに、
「稽古、いつからつけてくれる?」
「おまえな、あたしでなくてもシーナたちが、」
「ライカがいい」
まっすぐ言われ、照れくさいやら困ったやらでライカはリーゲルトのひたいを指で弾いた。
「あたしは明日退院だからそれまで待ってろ。いいな」
「うん。そんなに、悪いのか?」
「んにゃ、きょうと明日かけて検査だってよ」
そうか、と寂しそうに返して、ディルマュラを振り仰ぐ。
「それは仕方ないね。いまは帰ろうか、リーゲルト」
うん、と弱々しく頷いて、
「じゃあ、待ってるから」
「おう。そいつらの言うこと聞いて、ちゃんと稽古しとけよ」
「わかった」
ん、と頷くのを待って、リーゲルトはきびすを返す。
「じゃあぼくも行くよ。見舞いの品も持たず、すまなかった」
「あほか。おまえにそんな気、遣われたくねえよ」
「そういうと思ったよ」
「じゃあ言うなよ」
「ふふ。でもきみは……」
そこで口を噤んだ。
「なんだよ。言えよ」
「いや、これはきみの逆鱗に触れる話題だ。やめておこう」
「んだよ、どうせ、ぼくが余計なことを言ったからきみに負担をかけた、とかそういうのだろ」
目を丸くする、とはこういう状態をいうのだろう、ディルマュラは言葉を失った。
「おまえは、なんでもかんでも自分のせいにしたがるな。そういうの、王様には不利なんじゃないのか?」
見透かすように言われ、ディルマュラは恥じた。
「忘れていたよ。きみの聡明さを」
そう言い残し、ディルマュラもきびすを返す。出口で待っていたリーゲルトに声をかけ、ふたりは部屋を去って行った。
「おまえはやっぱり、幸せなんだよ」
再びひとりになり、そういえば、とイルミナが置いていったボストンバッグからパジャマと下着を取り出す。
パジャマは青のストライプ。飾り気のないスポーツブラなのは荒事の多い維穏院に所属する者ではとくに珍しくはない。下がトランクスなのも彼女が両性だからだ。
「退院してから洗濯すればいいか」
手早く着替えて、着ていた方は雑にボストンバッグにしまう。やることを終えて緊張の糸が緩んだのか、大あくびをひとつ。
そういえば昨夜は一睡もできていないのだ、と朝食まで寝ておこうと横になった瞬間、ノックが響く。
「ライカ・アムトロンさん、検査の時間です」
入ってきたのは、むしろ研究者と言った風体の、名も知らぬ医者だった。
* * *
ライカの元へリーゲルトたちが見舞いに行ったその頃、七人部屋では作戦会議が開かれていた。
「やっぱり、フィクションを参考にするのはよくないと思います」
ライカへの想いをどう伝えるべきか、を相談したはいいが、ユーコはしばし考えたあと、きっぱりと言った。
場所はリビング。自分が開いたのだから、とオリヴィアが自ら淹れた紅茶と、ユーコたちが稽古の帰りに購買部で買ってきたクッキーをお茶請けに、どこかのんびりとした雰囲気が白磁のティーポッドからの湯気と共に漂っていた。
「だって、フィクションは作者さんが考えた世界です。ライカさんはライカさんですから、当てはまらないことの方が多いと思います」
それもそうよね、とオリヴィアは頷く。
「でも、頼ってもらえて嬉しいです。ライカさんとミューナさんのことは、わたしもお手伝いしたかったですから」
「ありが、と」
それより、と少し不満そうにシーナが言う。
「なんでわたしも参加させられてるの」
「心理学好きだって、聞いたけど?」
「あの尻軽をどうにかするために浅くかじった程度。全然役に立たなかったし、深く入り込むと自分が病みそうだからすぐにやめたの。ライカみたいに複雑な子の相手ができるほどの履修はしてないわ」
そうなんだ、と返すオリヴィア。
でも、と紅茶をひと口含んでシーナは続ける。
「今回のことならうちの尻軽が軽率なことしたからってのが遠因になってるだろうから、少しは手伝うわ」
「神殿は人の世の理は関係ないんじゃなかったの?」
からかうようなオリヴィアに、そうよ、と睨みつつ、
「悔しいけどあの尻軽との縁は死ぬまで切れない。それ以前に友人がしでかしたことなら、縁があるわたしにも手伝う権利はある」
「権利? 義務じゃなくて?」
「うん。一緒に生活したんだから、ライカとも縁がある。もちろんオリヴィアたちとも。だから、困ってるなら手を貸したいの」
シーナの目つきはいつも鋭い。でもいまばかりはそのまなじりに柔らかさを感じる。オリヴィアは、あっそ、と吐息まじりに頷いて、
「ふたりともさ、相談持ちかけておいてなんだけどさ、あのくそ莫迦、そうとうねじくれてるからね。投げ出したくなったら、いつでも投げていいから」
ふふ、とふたりは笑い、
「そんなのは、ディルマュラさんで慣れています」
「ああ。面倒くささなら、マュラだって負けてないと思うぞ」
なにそれ、とオリヴィアは薄く笑う。
「アルメテさまもルリさまも、マュラを溺愛している。だからこそマュラは、愛に飢えているんだ。詰め込みすぎて底が抜けたバケツなんだ。あの尻軽の心は」
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