1/2惑星カルテット ~乙女は精霊たちと舞闘する 二年目編~

ライカたちの修練も二年目に入った。
ライカとミューナの恋は進展するのか、それとも。
そして修練生を、神殿を騒乱が包む。

恋の進展とは別に、ライカたち六人は少年リーゲルトの世話を命じられる。
リーゲルトはかつてエウェーレルで内乱を起こしたイーゲルト家の長男。
まだ無垢なまま、親の歪んだ理念を植え付けられた彼から毒を抜くことが主な目的。

だが、順調に世話をしていたある日、リーゲルトの姿はかき消える。

捜索に追われる中ディルマュラの故郷エイヌから六人へ呼集がかけられる。

そして、ファルス山脈のヌシ、エルガートの不調も重なり、六人と神殿はさらなる混乱に陥っていく。

エルガートをどうにか退け、リーゲルトを奪還した六人に、立秋祭のトーナメント戦が迫る。
他の修練生との実力差から、六人はライカへの個人戦を立秋祭で披露することになる。
クレアはライカへのこれまでの功罪に対する懲罰と報酬として。
オリヴィアたち五人はライカとミューナの恋仲を進展させるため、あるいは自分の腕試しとしてライカとの試合に挑む。


行く末に幸せが待っていると信じ、六人は踊り、歌う。
精霊たちと共に。


*小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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