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第1章 仲間との出会い
第2話 魔法使いが魔法を使えないわけがない!!
しおりを挟む「なぁ、アイリス…お金…持ってないよな…」
「……」
アイリスは黙ったままだ…
お金が冒険者になるのに必要だったなんて…
俺ら…完全なニートだ!!
無職二人がこの街ほっつき歩いても餓死するだけだろ…
どうする?
考えろ鈴木圭吾すずきけいご!!!!!!!!
盗み?…
は人として駄目だろ?
借金?…
銀行がないだろ?しかも金を返せそうにないだろ?
働く?…でも働けるところが見た限りないしハローワークもなさそうだしなーだよなー…
まぁ、そんなことを考えているうちに、あの女神?
なのか分からなくなってきたやつが、
受付でこんな事言ってたなー
「私の能力を見なさいよ!!ほら、賢者でも良いくらいの能力でしょ?」と。
受付のお姉さんはそれを見て騒いでたなー
「すごい能力です!!知力が低いため賢者には慣れませんが、回復職のウェイブヒーラーや、その他の上級職になれますよ!!このような能力なら、是非ギルドへ歓迎いたします!!あと、お連れ様も一緒に、ギルドへ入ってください!!」と…………
へ?『お連れ様もギルドへ入ってください?』
俺も入れるの?ラッキーーーー!!
あんなに悪運だったのに!?
やっぱこの世界いいわ!!
おい…なんで俺は能力がこんなに低いんだ?
すべての能力平均値の半分って!!
しかも幸運値0でこれ以上上がらないとかどうなってるんだ!?
クソゲーかよこの世界は!!
まぁ色々あって、最初のクエスト『ゴブリンを5体倒せ!!』
を受けた。…………
そこまでは良かったんだそこまでは……
アイリスは「私乙女だから戦うわけないじゃない、しかも私が戦ったらゴブリンすぐ消滅するわよ?」
このクソ女神ぃぃぃぃ……
あぁ、もうイヤだこの世界…………
なんで俺はこの世界来てから死にまくるんだ?
……そう思っていたクエストクリア後のギルドへ帰る道中
中高生くらいだろうか、一人の獣耳の少女が声をかけてきた。
「あの!!スズキケイゴさんのパーティですか?一人のニーゲフンゲフン遊び人と、一人のグランドヒーラーのパーティは?私の名前はシャルル!!魔法使いを生業とする者です…」
?さっきまでの威勢はどこに行ったんだ?
しかも一瞬ニートって言いかけただろこいつ。
そのままシャルルは話を続ける。
「どこのパーティにも入れてもらえないんですぅ私はもう5日間もご飯を食べてないんですぅ、どうか、ご飯だけでも…ご飯だけでも奢ってください…」
まぁ仕方無い。
このクソ女神に頼まれるよりはマシだ、俺も男だ、飯ぐらい奢ってやろう。
「おいおいシャルル、そんなに焦って食わなくてもいいんだそ?飯は逃げないからゆっくり食え、喉に詰まるぞ。」
相当シャルルはお腹がすいていたらしく、
日本でいうカツ丼を3杯とスープをがぶ飲みしていた。
………これでも女子か?
話は変わって飯を食い終わったらシャルルに質問した。
「なぁ、魔法使いっていうのなら、得意な魔法はどういう魔法が得意なんだ?」
意外な答えが待っていた。
「魔法なんてもの使えるわけないです。」
耳を疑ったからもう一回聞いた。
「魔法は…」
遮るかのように即答した
「だから使えません。魔法使うくらいなら殴った方が強いですし。」
それって魔法使いって言わないよね?
確認のため身分証を見せてもらおう。
「なぁ、身分証を見せてくれないか?」
あっさり見せてくれた。そこにはこう書いてある。
名前 シャルル
年齢 16
誕生日 18季 23夜 雫の頃 (日本でいう10月くらい)
職業 魔法使い
レベル 18
力 195 (同職業の同レベルの平均86)
知 20 (同職業の同レベルの平均759)
運 342 (全体の平均500)
魔 871 (同職業の同レベルの平均568)
体 375 (同職業の同レベルの平均219)
これを見て一言
「武闘家の方が良いだろ!!」
するとずっと黙っていたアイリスが言い放った。
「職業は変えられないのよ下級職から上級職にしか。
それと遊び人は全スキル取れる代わりに一生遊び人だからね。」おいなんて言った?
『遊び人は一生遊び人?』
え、龍クエと一緒じゃないの?
いや、それより!!
「お前なんで魔法使い選んだんだよぉーー!!」
シャルルはキッパリと言った。
「魔法使いってなんかかっこよくないですか?知的で。それに魔力も高かったですし。」
まぁ、明日、戦闘だけ見て決めるとしよう。
青空の広がる野原でゴブリンが一人の少女めがけて襲っている。
その少女は………
あっさりとやられていた。
………おい…なんで武闘家にならなかったんだ?
それより、やっぱりシャルルはパーティに入れられないな…
ギルドへの帰り道シャルルにその事を話した
「やっぱり、シャルルはこのパーティには…」
それを遮るかのようにシャルルは
「入れてください何でもしますから!!どこのパーティにも入れてもらえないんですぅ!!」
そう言っていると帰宅途中のギルドの受付職員が通りかかって
余計な一言を挟んできた。
「シャルルさん良かったですね!パーティに入れてもらえて!!」シャルルはそれに乗じて
「ありがとうございます!!ケイゴさん!!」
この流れだし、仕方ない…
仲間に入れてやろう…
これで、パーティは魔法使い?を入れて3人になった。
俺は心細い仲間とともにこう思った…
『こんなクソゲーある訳がない!!』と。
第2話魔法が使えない魔法使いはいるわけがない!! 完
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