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電信器で、連絡だ。
電信装置なら、一晩でできるのだ。
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電信器は電磁石ができれば簡単だ。 トン、ツーは電磁石で信号を送るのである。 まあ、電気はいるから、発電器は必要だが。 まずは、発電器だ。 銅線は鍛冶屋で、10間(18メートルくらい)の束を10巻造らせたのだ。 それを、木片に巻いてコイルをつくるのだ。 真ん中には炭素棒(炭を焼いて炭素をかためたものだ。)をいれる。 そして、磁石がいるのだ。 これは、磁鉄鋼石が天然の磁石だ。 そして、磁石は日本人の独断場なのだ。 KS鋼という強い磁石は日本人がつくったのだ。 そして、ネオジュウム鋼もそうだ。 磁石は日本人なしでは語れないのだ。 そういえば、近江の国で磁石が産出されたのだっけ・・・ 「京で鉄を吸い寄せる石を手に入れましただ。」 と鉄道馬車から運ばれてきた石を削り磁石を作る。 そして、発電器を作った。 パット見、簡単なモータである。 それを廻すと電気が起きるんだ。 そして、電信器の受信機だ。 コイルを炭素棒に巻く。 電磁石である。 それに、鉄に薄い板をつがいをつけて完成だ。 そうだ、電信器のキー(打つ機器だ。)を造らねば。 これは、かんたんだ。 一晩で電信器は完成したのだ。 そうだ、肝心のモールス信号だが・・・ ここは、なにも自分で考えればいいのだ。 ・-をイだ。 ロは・-・- ハはー・・・だ。 ニはー・-・ ホはー・・ まあ、あとは・・・だ。 それを、紙に書いた。 そして、駅に電信器を備えたんだ。 「ほう、これは、連絡手段だな。」 「いくさでは使えそうだな。」 足軽大将の感想だ。 「それで、手間賃はどうすんだべ。」 と聞いてきた。 「う~ん、そうだな。」 「1文字、1文だな。」 つまり、1文字1円ということだ。 駅員の手間賃がせぎになるならと思っていた。 「京や大垣などの駅ができれば、便利だから皆、使うだろう。」 それが、侍大将の感想だった。 しかし、電信は時間がかからないのだ。 その利点がイマイチぱっとしないかな・・・ 足軽村の駅の電信室だ。 「では、やってみます。」 「うむ、みとるでよぉ。」 と足軽大将だ。 電信キーをトン、ツーだ。 電文は、「キコエマスカ」だ。 そして、しばらくすると、トン・ツーと受信器が動き出した。 その動き
を書き留める。 符号を解読する。「キコエルヨ」だ。 お城の駅にある電信室からの返答である。 各駅に電信室を設けたんだ。 これが、京まで通じれば、店の注文に即日答えることができるのだ。 「即、届く文だがや。」 と叫ぶ足軽大将である。 少しは、自慢できそうだがや・・・・・ 方言が、オレにも移ったようだがや・・・・
を書き留める。 符号を解読する。「キコエルヨ」だ。 お城の駅にある電信室からの返答である。 各駅に電信室を設けたんだ。 これが、京まで通じれば、店の注文に即日答えることができるのだ。 「即、届く文だがや。」 と叫ぶ足軽大将である。 少しは、自慢できそうだがや・・・・・ 方言が、オレにも移ったようだがや・・・・
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