戦国時代に機関車。

ゆみすけ

文字の大きさ
38 / 55
電信器で、連絡だ。

電信装置なら、一晩でできるのだ。

しおりを挟む
 電信器は電磁石ができれば簡単だ。 トン、ツーは電磁石で信号を送るのである。 まあ、電気はいるから、発電器は必要だが。 まずは、発電器だ。 銅線は鍛冶屋で、10間(18メートルくらい)の束を10巻造らせたのだ。 それを、木片に巻いてコイルをつくるのだ。 真ん中には炭素棒(炭を焼いて炭素をかためたものだ。)をいれる。 そして、磁石がいるのだ。 これは、磁鉄鋼石が天然の磁石だ。 そして、磁石は日本人の独断場なのだ。 KS鋼という強い磁石は日本人がつくったのだ。 そして、ネオジュウム鋼もそうだ。 磁石は日本人なしでは語れないのだ。  そういえば、近江の国で磁石が産出されたのだっけ・・・ 「京で鉄を吸い寄せる石を手に入れましただ。」 と鉄道馬車から運ばれてきた石を削り磁石を作る。 そして、発電器を作った。 パット見、簡単なモータである。 それを廻すと電気が起きるんだ。 そして、電信器の受信機だ。 コイルを炭素棒に巻く。 電磁石である。 それに、鉄に薄い板をつがいをつけて完成だ。 そうだ、電信器のキー(打つ機器だ。)を造らねば。 これは、かんたんだ。 一晩で電信器は完成したのだ。 そうだ、肝心のモールス信号だが・・・ ここは、なにも自分で考えればいいのだ。 ・-をイだ。 ロは・-・- ハはー・・・だ。 ニはー・-・ ホはー・・ まあ、あとは・・・だ。 それを、紙に書いた。 そして、駅に電信器を備えたんだ。 「ほう、これは、連絡手段だな。」 「いくさでは使えそうだな。」 足軽大将の感想だ。 「それで、手間賃はどうすんだべ。」 と聞いてきた。 「う~ん、そうだな。」 「1文字、1文だな。」 つまり、1文字1円ということだ。 駅員の手間賃がせぎになるならと思っていた。 「京や大垣などの駅ができれば、便利だから皆、使うだろう。」 それが、侍大将の感想だった。 しかし、電信は時間がかからないのだ。 その利点がイマイチぱっとしないかな・・・ 足軽村の駅の電信室だ。 「では、やってみます。」 「うむ、みとるでよぉ。」 と足軽大将だ。 電信キーをトン、ツーだ。 電文は、「キコエマスカ」だ。 そして、しばらくすると、トン・ツーと受信器が動き出した。 その動き
を書き留める。 符号を解読する。「キコエルヨ」だ。 お城の駅にある電信室からの返答である。 各駅に電信室を設けたんだ。 これが、京まで通じれば、店の注文に即日答えることができるのだ。 「即、届く文だがや。」 と叫ぶ足軽大将である。 少しは、自慢できそうだがや・・・・・ 方言が、オレにも移ったようだがや・・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

処理中です...