B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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来たぞ、高度1万だ。

追撃戦闘機の初陣だ。

 飛騨の乗鞍にドライブコースがある。 その歴史は古く、戦中からだ。
追撃戦闘機を乗鞍の上から飛ばせば、高度がかせげるからだ。 
 当時の日本軍飛行機は、エンジンが馬力不足で、高い高度まで上がれなかった。 
それも、何時間もかかったのだ。 
 現在のジェット機ではない。 プロペラ機の1000馬力程度である。 
それも、オクタン価の低いガソリンで、エンジンオイルは自動車用だ。 (米国は飛行機用のエンジンオイルを日本には売らなかったのだ。) 
 よく、米軍の戦後のテストで、紫電改が速度が日本のテストより値が大きいのは燃料の所為だ。 
粗悪ガソリンで、日本軍は戦っていたのだ。 
 終戦間際には、松の木の根からの油をまぜて、量を増やして飛んでいたらしい。 
しかし、そんな悲惨な話なぞ、著者はキライであり、日本軍が活躍する話が好きだ。 
 これは、妄想追撃戦闘機の物語であり、フィクションである。  

 さて、ここはシナ大陸の奥地である。 
シナ空軍の基地があるのだ。  
 そして、米軍からの援助の4発エンジンの爆撃機がエンジンを吹かしていた。 
翼には、シナ空軍の旗だ。 
 なぜなら、米国は日本と開戦はしていない。 
裏で、シナへ米国が軍事物資や義勇兵を派遣しているのである。 
 シナは軍閥が群雄カッポしている、無政府状態の戦乱の国だ。 
共産党政権や国民党が争っている。 
 そこに、上海などの在留邦人保護の名目で参戦した日本であった。 
そして、紛争(シナ事変だ。)となり現在に至るのだ。 
 「用意は整ったか。」 とトミイ大尉だ。 
「もう少しだ。」 と整備士のライリー技師だ。 
 「前の攻撃で、日本機が1万に上がってきたとか。」 「そうだ。」 とトミイ大尉。 
「日本機が1万か、ヤツラも少しは技術があるんだな。」 とライリー技師。 
 「イイヤ、まぐれだな、エンジンにタービンが付いていたとの情報もあるが、見た所カタツムリ型だ。」 
「なに、機械式のターボか。」 とライリー技師。 
 「なら、それなりにヤバイぞ。」 
「まさか、攻撃されても、エンジンカウルが飛んだだけだったぞ。」 とトミイ大だ。 
 「なら、いいが、イヤな予感がするんだ。」 とライリー技師だ。 
「まあ、また1万まで戦闘機が上がってきたら爆弾は捨てるさ。」 とトミイ大尉だ。 
 「絶対に落とされるなよ。」 とライリー技師だ。 
「わかってるって、黄色い猿には落とされないさ。」 と楽観論のトミイ大尉だ。 
 「なんせ、我が米国の工業力は世界イチだぞ。」 と4発爆撃機を見上げるトミイ大尉だ。 
日本には、4発爆撃機なぞ、ないはずだ。 
 それが、米軍にはあるのだ。 世界イチの米軍なのだ。 
「用意できました。」 とライリー技師の部下が報告だ。 
 「では、行ってくる。」 
「あ、あ、帰ったら一杯おごろう。」 とライリー技師だ。 
 「了解だ、今度は爆弾を落として帰ってくるぞ。」 と意気込んで乗り込むトミイ大尉である。 
米国の軍事産業が開発した4発爆撃機は長い距離を飛行できる。 
 だから、シナの奥地から日本を爆撃できるのだ。 
8機の4発爆撃機は日本本土を目指して飛行する・・・・・
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