B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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月光だが、昼に試験です。

夜間テストは無い。

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 「明日、試験飛行だ。」 「夜間にテストは?」 「やらないよ。」 「えっ、でも夜間追撃機では?」 「模擬空戦は、昼間だからだ。」 なんも言えない。 夜間だと見学者が観れないからね。 「これは、マジの空戦ではない。」 「ある意味、サーカスみたいなものだ。」 「模擬空戦だからね。」 つまり、お客さんに見せるショーなのだ。 国家の威信を掛けてはいるが・・・ 「それまで、休憩を取っておけよ。」 「わかりました。」 とは言っても寝てなんていられんわな。 「模擬空戦まで、残った日も少ない、練習飛行を十分に・・」 と日本側の幹部が操縦らに訓示だ。 本当に、日本は会議や訓示が多い国である。 さて、朝がきた。 米軍や米国側の見学者が来ないうちに練習である。  プロ野球のキャンプみたいなものだ。  月光が滑走路に出てくる。 日本海軍の昔の月光と同じ名前だが、形はかなり違うのだ。 双発ではない。 それに、斜め機銃もない。 二人乗りだが、後ろの電波探信儀員も操縦はできるのだ。 カンタンだが、操縦幹やペダルなどは同じだ。 計器盤が電波探信儀の分が増えているのだ。 月光の与圧室は二つに分かれている。 日本の技術では、二人分の大きい与圧室は無理だ。 どうしても一人分しか作れなかった。 それで、外見では、わからないが、内部では二つの与圧室である。 機銃の攻撃で、片方が穴が開いても、片方が健在なら生還できるのだ。 戦闘機として、与圧室を分けたのは正解だと思うのだ。 もちろん、気圧は1気圧ではない。 だいたい、高度2000くらいだ。 その分、機内にかかる圧力がすくなくなるからだ。 高度2000くらいなら、三割頭にはならないはずだ。 操縦者と電波探針員はヘッドセットで会話をする。 伝声菅ではない。 伝声菅を持っては、操縦できないからである。 音声は無線と切り替えられるのだ。 無線はUHF帯の電波だ。 電波探信儀で、かなり高い周波数が実用になってきたからだ。 電波探信儀は、使う周波数が高いのだ。 高い周波数は、習性が光に近くなる。 それで、まっすぐに反射するから探信儀として使えるのだ。 電波が、曲がってしまっては、探査ができないからだ。 電波探信儀用の真空管はテレビのブラウン管のはしりだ。 丸くて平たいのだ。 真空管から出る、電子の粒がガラスの蛍光面にあたり光るのである。 その光の反射像から敵爆撃機までの位置と距離を測るのだ。 「では、訓練飛行を始める。」 「おう。」 力が入る。 「行くぞ。」 エンジンはすでに、十分暖気運転はやった。 「ところで、敵の爆撃機役は?」 「しまった、考えてなかった。」 「え~っ、どうすんの?」 「まさか、米軍に頼めないよ。」 「ん、あれは米軍じゃないか。」 遠くをみると、グレートイーグルが訓練をやっている。 どこも、考えることは同じだ。 「待ってろ、ここは相談だな。」 米軍は意外にオチャメだ。 ユーモアもあり、乗りやすい兵が多いのだ。 なんせ、ガンマンの国なのだ。  現場の兵らは、意外に乗りやすいのだ。 「いいらしいいぞ。」 「本当ですか。」 「あ、あ、ヤツらも敵役がいないからOKらしい。」 「まあ、いまから練習したほうが、模擬空戦の本番に事故もないからな。」 「それで、爆撃は、この格納庫として、それを守るのがオレ達という想定だ。」 想定を考えるのも早いのだ。 「これで、これは訓練だから、その点をとのことだ。」 「あ、あ、わかったるよ。」 操縦士らも、その点は了解ずみである。 さあ、模擬空戦の模擬空戦の模擬が始まった・・・・・
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