B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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侮りがたドイツ軍。

ひらり、ひらりと・・・

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 「くそっ、うまく当たらない。」 と模擬弾を撃つ機銃手だ。 ふわり、ふわりと弾をよけるドラ焼きだ。 確かにドラ焼き型は米軍にとって苦手とする戦闘機であるようだ。 まあ、いままで、電波探信儀に頼り過ぎていたからだが・・・ やはり、日ごろの訓練が足りなかったようだ。 「やはり、機械に頼り過ぎていたということか。」 と悔やむ機銃手だ。 飛んでいる飛行機に銃弾を当てるには、飛行機が飛ぶであろう未来予想した空間に銃弾を当てなければならない。 つまり、なんも無い空を撃つのだ。 これが、なかなか出来ないのだ。 ヒトは本能的に見えるモノに向かってしまうのである。 ここは、自身が乗っている爆撃機の速度と方向や敵のドラ焼きの速度と方向を考慮しなければならない、凡人が考えても無駄なことである。 まあ、それはドラ焼きにもいえることだ。 電波探針具によらないのは、ドラ焼き型戦闘機のドイツ側も同じである。 軽いドラ焼き型には、重い電波探信儀なぞ載せられない。 日本軍のような、小型化はドイツ技師には無理なのだ。 そこは、なんでも安価に小さく作る日本人の技なのだ。 そうしてるうちに、爆撃コーに入るグレートイーグルだ。 米軍は爆撃装置がすごいのだ。 ノルデン照準器は、風速や気温、気圧などを入力して、爆撃位置を決める、優れモノなのだ。 日本軍の切り札だる、電波探信儀妨害装置と同じ軍事機密である。 「おい、操縦を爆撃手に廻すぞ。」 機長が指示する。 「まかされよ。」 と爆撃手だ。 餅は餅屋である。 ノルデン照準器に数値を入力する。 すると、操縦までが、コントロールされるのだ。 ドイツのドラ焼き型は米軍の爆撃機が爆撃コースに乗ったもんだから、最後のアガキだ。 もう、乱射するドラ焼きだ。 「くそっ、バーガーが五月蠅いぞ。」と爆撃手がドラ焼き型戦闘機を煙たがる。 (米軍はドラ焼き型をバーガー型(ハンバーガーのことだ。)と呼んでいたのだ。 しかし、米軍はドラ焼きの猛攻をなんとか乗り切ったのだ。 5機のグレートイーグルは爆弾の雨を×印に落とすことができたのだ。 (採点は、まだである。) 「模擬試合終了です。」 終了のサイレンが鳴り響く。 「では、採点を。・・」 係官が×印に駆け寄る。 巻き尺で、正確に測るのだ。 模擬爆弾が地面に突き刺さっている。 ×印から爆弾のお尻の距離をセンチ単位で計測するのだ。 そそいて、平均で各国が優劣を勝負するのである。 「ほう、中々のもんだな。」 と係官だ。 米軍のノルデン照準器は、なかなかの性能だ。 「平均すると、5,46メートルだ。」 「ほう、ドイツに次に好成績だな。」 「まあ、ドイツは平均5センチだからな。」 まあ、真上から落とすからだ。 「フランスなんて、20メートルも離れているぞ。」 「まだ、まだ、他の国があるから、わからんぞ。」 と係官は楽しみなようだ。 「さあ、米軍の爆弾を始末して、地面を均すぞ。」 補佐の役員が多数出てきて、地面を平らにしている。 「明日はどこだろうな。」 「ふむ、英国と米国のカードだな。」 「それは、ある意味 楽しみだな。」 と係官だ。 
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