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正規空母が・・・・
どうすんだよ、なにで運ぶんだよ・・・
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「えっ、正規空母がドック入りのままだと・・」 と呆然の陸軍幹部だ。 「なにやってんだ、海軍は。」 と怒鳴っても、相手は日本海軍だ。 日本陸軍なぞ、なにソレである。 「うむ、空母も定期的にオーバーホールが必要なんじゃ。」 と海軍大臣が、もったい付けて・・・ 「陸軍が四発爆撃機をモノにしたものだから、やっかみだ。」 なんと、お子ちゃまなことである。 日本人特有の島国根性である。 まあ、日本人も欠点はあるのである。 いいヒトばかりではないのだ。 でないと、弱肉強食の国際社会では生きてはいけない。 頭を下げるか、どうするか、陸軍のお偉いさんは考えた。 そして、戦闘機の開発技師らを呼びつけた。 「諸君、集まってもらったのは他でもない。」 イヤな予感しかしない技師らだ。(この、言い回しは・・・) 「爆撃機には護衛戦闘機が同伴するのが常識である。」 「はあ~。」 「それで、英国大会には洋行爆撃演習を兼ねることとする。」 「はあ~。」 「では、よろしく頼むぞ、以上だ。」 「では、解散。」・・・・ 「なんだったんだ?」 「ふむ、洋行と聞こえたような。」 「同伴とも聞こえたが。」 「あ~~~っ、やられた。」 「どうしたんだ。」 「なんだよ?」 主任技師が呆然としている。 「確か、空母を海軍がださないと・・・」 「軍はメンツだけだからな、海軍に頭を下げれないのさ。」 主任技師は、「諸君、洋行爆撃に戦闘機を付随させるように考えてくれ。」 「無理です。」 「西から太陽が昇る話だな。」 「オレは急用を思い出した・・」 「諸君は、技師だ。」 と叫ぶ主任だ。 「ここは、耐えてくれ。」 「技師として、できないことはない。」 主任技師は、「オレ達は、日本の日本人技師である。」 「できないと言う前に、やってみてくれ。」 と主任が・・・ 「わかりました、あと3ヶ月ですが、かんがえてみましょう。」 と言わざるをえない技師らであった・・・・ アーメン・・・(著者はキリスト教徒ではない。) 「まてよ、洋行爆撃で、戦闘機は燃料が足りない。」 「それは当然だ。」 「なら、爆撃機に運んでもらえば。」 「どうやって、戦闘機に給油するんだ?」 「むむ、それは、これから・・」 と口数が少なくなるのだが。 ここで、閃きだ。 そう、閃きが大切なのだ。 女神のつぶやきが聞こえたのだ。 (飛びながら、給油できるわよ。) 爆撃機から給油筒を伸ばす、それを偵察員が戦闘機の給油口につなぐのだ。 「なんだ、カンタンなことだがや。」 戦闘機には操縦士の他に偵察員という暇なヤツが便乗してるじゃないか! 風防を開けて、給油口を接続することくらい出来るのだ。 メドがついた技師らが、ラフスケッチを描いた。 給油口はゴムホースを棒で伸ばす。 戦闘機の給油口を偵察員の後ろにも追加する。 そこに、偵察員が風防を開けて、給油ホースをツナゲれば解決である。 技師らは、自身が、ある意味、恐ろしかった。 マジ、できないことはネ~からだ。
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