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ドイツ目指して、出港だ。
4隻の空母が・・・
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「いつ見ても、いいもんだ。」と、呉鎮守府から海を眺める。 4隻の正規空母が浮かんでいる。 なかなか壮観であるのだ。 日本海軍ここにあり、である。 世界で海軍といえば、米、英、日の三大海軍である。 ドイツは陸軍であり、ソ連もそうだ。 やはり、海軍は米、英、日となるのだ。 やがて、空母が4隻ならんだ。 「あ、あ、そうか。」「今日が出港だったな。」と、丘から見下ろす見物人らである。 はるか、欧州のドイツ帝国まで爆撃機を運ぶのだ。 空(うえ)でもいいが、やはり事故を恐れてである。 まだ、欧州への航空路は開発は半ばなのだ。 地上の飛行場が整備されていないのだ。 故障に対応できないのである。(最近の話だが、アラビア海派遣のP3-Cが帰国途中、故障でベトナムへ臨時に降りた、そして日本から修理部品をもっていって、やっと帰還できたのである。ベトナムに感謝である。) なんせ、未開の国も多いからである。 爆撃機を開発、修理できる国は、数えるほども無いのである。 (米、英、ドイツ、フランス、イタリー、そして日本) 空母でなら、修理設備が十分あるからだ。 それに、技師もいるからね。 「おい、始まったぞ。」と、見物人が叫んだ。 遠くから爆撃機が・・・ 「ブ~ン。」と、四発エンジンの合唱が聞こえる。 「しかし、4隻つなげると、けっこうな滑走路だな。」と、感想だ。 なんせ、1000メートルはあるからだ。 「おい、うまく行くかな。」「でなきゃ、参戦できないぞ。」 模擬空戦は国民の関心も高いのだ。 国家の威信がかかってるからだ。 勝てば、それなりに大きな顔ができるのだ。 勝者の威厳というヤツである。 万一の事故に備えて駆逐艦が周回している。 漁船や民間船は付近の航行は禁止である。 まあ、なんやかんやで、無事に5機は空母の飛行甲板に着艦ができたのである。 まあ、なんとか5機が1隻の空母に収まったのである。 そして、空母4隻の艦隊が組まれる。 1隻の空母に6隻の駆逐艦だ。そして、工作船(スパイ船ではない、工作機械や発電設備があるのだ。)が付随するのだ。 つまり、日本海軍の4隻の戦艦と、8隻の巡洋艦と、あとは雑魚ばかりだ。 まあ、シナは海軍がショボいし、ソ連は模擬空戦へ参加するから、とりあえずの脅威はないが・・・ 「使えない、戦艦や巡洋艦が残るだけでは・・」そうなのだ、日本本土の守りがおろそかになりかねないのだ。 それに、戦艦といっても旧式ばかりである。 酷いのになると、船歴20年以上である。 「これは、三笠も出さなきゃならんかも・・・」 三笠は日露戦争の旗艦である。 戦列を離れて40年である。 まあ、さすがにソレはないのだが・・・ 「やはり、空母が足らない。」と、海軍軍令部は、いまさらの話である。
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