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マスタング対日本新型機。
新型で名前は、まだない。
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「ところで、日本軍の新型はなんていう名前なんですか?」と、司会者が解説者へ問うた。 「日本側からは、なにも回答は無かったのですよ。」と、解説者だ。 「ということは、どう呼称すれば・・」「そうですね、プロペラが前後についてるから、欲張り型とでも。」「なんと欲張りですか、それは面白い名前ですね。」と、ふたりでハ、ハ、ハ、ハ。 英語だから、greedyかな。 どうして、こうなってしまったのか。 それは、新型機の命名で揉めたからである。 候補はあったんだ。 まずは、月光改だが、これは使っているからお寿司だ。 それで、新月…ボツだ。 海軍艦艇だと、すんなり決まるのだが。 日本語は艦艇の名前には向いてるようだが(艦コレ)・・・ 飛行機となると、なかなか決定打が見当たらないのである。 それで、欧州では、司会者と解説者が勝手に取って付けたgreedyになってしまったのである。 まさか、まんまの名無し戦闘機とは呼べない日本軍である。 それで、今年は皇紀2600年である。 (現実では、零戦の採用された年だ。) だが、零戦とは呼べない。テストの0点みたいだと揶揄されたからである。 それで、100点の100式戦闘機と呼称するとしたのだが、欧州は欲張り型の名前が定着してしまっていたのである。 「欲張り型がでてきました。」と、司会者が叫ぶ。 「これに、どうマスタングは立ち向かうのか。」と、附け加える司会者だ。 ところで、どうしてマスタング対欲張り型となったのか。 それは、戦闘機VS戦闘機で、いままでとは違うと・・・ これには、訳があるのだ。 技師同士の戦いではない。 役人同士の意地の張り合いである。 大会役員は各国から選別されているのだが・・・ そこで、マスタングと日本の新型との優劣の話が盛り上がったのだ。 まあ、底辺には各国の戦闘機がマスタングに劣るのが、面白くない・・・があったのだが。 しかし、パット見は勝てないのだ。 マスタングは時速680キロである。 英国やフランスは600がギリなのだ。 まあ、勝てない。 それで、米国の役員の、上から目線が・上から目線が面白くない各国の役員である。 しかし、言えば勝負だ、となる。 そして、勝てないのは明白なのだ。 ここは、隠し玉で翻弄するしか・・・ そうだ、日本軍をぶつければ・・・ そこに、日本からの役員が・・・ あとは、各国の役員が日本を持ち上げるだけである。 まんまとワナにハマってしまった日本であるのだ。 (たいてい、ジャイアンが米国なら、日本はのび太である。) つまり、戦闘機の優劣を・・・と項目が加わったのである。 それも、米軍対日本軍の模擬空戦からという項目である。 まあ、グレート・イーグルは頂点といってもいいので、各国が歯が立たないのも理由であるが・・・ 「さあ、マスタング対欲張り型の模擬空戦がはじまります。」と、ドイツ大会の司会者が盛り上げる。 「どう、思われますか。」と、軍事解説者へマイクを向ける司会者だ。 「ううむ、これは最高のカードですな。」「ということは。」「荒れるでしょうな。」「荒れますか。」 「あの、日本のことです、なんかやってくれそうな・・」「そうですね、ここは日本軍に期待ですね。」と、司会者が面白く盛り上げるのだ。 ドイツは、影で笑って見てるだけである。 内心は、これでマスタングの実力が・・・・・
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