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熱源弾(フレア)の使い方。
ロケット相手とは限らない。
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「熱源弾、用意できました。」と、返答だ。
瞬時にマスタングの位置と熱源弾発射のタイムを測定する。
山下技師も、慣れたモノだ。 まさに、打てば響くのだ。
佐々少佐の前にある照準器に赤点が光る。 それが、マスタングの位置だ。
そして、その点が照準器の真ん中に入れば、「てぇーーっ。」と佐々は叫んで引き金を引いた。
熱源弾は光輝きながら、100式の周りへ散らばる。
ちょうど、アームストロングが照準器へ100式を入れて狙うところだ。
そう、まぶしい光でアームストロングは、一瞬とまどう。
その間に、互いはすれ違い、アームストロングは射撃の瞬間を逃したのだ。
「くそっ、姑息な手を使いやがって。」と、悔しがるアームストロングだ。
向かい合っていた、互いの戦闘機の位置が入れ替わるのだ。
「よし今度は、こちらの番だ。」と、佐々は操縦桿へすべてをかけるのだ。
「ロケット準備だ。」と、佐々が指令だ。
「了解です。」と、山下整備技師が計器盤を見る。
黄色いランプが点滅だ。 これは、警告ランプだ。 場所は・・・
「隊長、自己誘導機能が、警告ランプ点灯です。」と、山下技師だ。
「なんだと、自己誘導は使えんぞ。」と、佐々が・・・
「では、こちらで誘導します。」と、山下が・・・
「行けるか?」と、佐々少佐が・・・
「外しません。」と、山下が答える。
「よし、自己誘導を切って、電波誘導に切り替えろ。」と、佐々が指示を出した。
「切り替えました。」と、山下技師だ。
佐々少佐の操縦席計器盤で、ロケット誘導ランプの青ランプが点灯した。 電波誘導ができる印だ。
「マスタングは。」と、佐々が山下技師へ・・・
「距離2000ほど離れました。」と、山下技師だ。 ギリ、見える距離だが・・・見えないのだ。
先ほどのフレア(熱源)の煙が・・・
「くそっ、1500で、電波誘導できるか?」と、佐々が聞く。
「ギリですが、やってみます。」と、山下技師だ。
この時代の誘導ロケットは、無線誘導の感度もそれなりなのだ、1500の距離はギリなのだ。
しかし、距離がなければ、電波誘導もできないのである。
「距離1500まで、そこで発射するから、誘導電波を頼むぞ。」と、佐々が指示をだす。
「了解です。」と、山下が応答する。
佐々は、「ブーストを駆けるぞ、1500で行くぞ。」と、叫んだ。
「キーーーーーン。」と、排気タービンが高鳴る。 温度計が上がる。
制限時間に撃たないと、エンジンが赤ランプで・・・ 日本軍の負けだ。
「くそっ、なんとかもってくれ。」と、佐々は操縦桿を・・・
「距離1500です。」「うむ。」「てっーーーっ。」と、操縦桿の赤ボタンを押す。
「シュパーーーン。」と、発射音だ。 「スロット戻すぞ。」と、佐々はスロットを・・・
「ふう、なんとか赤ランプは・・・」と、胸をなでおろす佐々だ。
ロケットは噴煙を噴射しながら、マスタングへ迫る。
「いけ~~っ。」と、ロケットへ叫ぶ。
「いかん、ヤツらロケットを撃ちやがった。」と、アームストロングだ。
しかし、アームストロングには作戦があったのだ。 対ロケット作戦である。
しかし、この作戦はチャンスは1度キリであり、時間を間違えるとパーなのだ。
そう、コンマ・・・つまり、100分の1秒が勝負なのである。
そのために、何度も繰り返し訓練をやったのだ。
マスタングへ、迫るロケット・・・ どう出る、アームストロング。
「バゴゴゴ、ン、ン、ン。」と、ロケットが命中した噴煙が・・・・・
瞬時にマスタングの位置と熱源弾発射のタイムを測定する。
山下技師も、慣れたモノだ。 まさに、打てば響くのだ。
佐々少佐の前にある照準器に赤点が光る。 それが、マスタングの位置だ。
そして、その点が照準器の真ん中に入れば、「てぇーーっ。」と佐々は叫んで引き金を引いた。
熱源弾は光輝きながら、100式の周りへ散らばる。
ちょうど、アームストロングが照準器へ100式を入れて狙うところだ。
そう、まぶしい光でアームストロングは、一瞬とまどう。
その間に、互いはすれ違い、アームストロングは射撃の瞬間を逃したのだ。
「くそっ、姑息な手を使いやがって。」と、悔しがるアームストロングだ。
向かい合っていた、互いの戦闘機の位置が入れ替わるのだ。
「よし今度は、こちらの番だ。」と、佐々は操縦桿へすべてをかけるのだ。
「ロケット準備だ。」と、佐々が指令だ。
「了解です。」と、山下整備技師が計器盤を見る。
黄色いランプが点滅だ。 これは、警告ランプだ。 場所は・・・
「隊長、自己誘導機能が、警告ランプ点灯です。」と、山下技師だ。
「なんだと、自己誘導は使えんぞ。」と、佐々が・・・
「では、こちらで誘導します。」と、山下が・・・
「行けるか?」と、佐々少佐が・・・
「外しません。」と、山下が答える。
「よし、自己誘導を切って、電波誘導に切り替えろ。」と、佐々が指示を出した。
「切り替えました。」と、山下技師だ。
佐々少佐の操縦席計器盤で、ロケット誘導ランプの青ランプが点灯した。 電波誘導ができる印だ。
「マスタングは。」と、佐々が山下技師へ・・・
「距離2000ほど離れました。」と、山下技師だ。 ギリ、見える距離だが・・・見えないのだ。
先ほどのフレア(熱源)の煙が・・・
「くそっ、1500で、電波誘導できるか?」と、佐々が聞く。
「ギリですが、やってみます。」と、山下技師だ。
この時代の誘導ロケットは、無線誘導の感度もそれなりなのだ、1500の距離はギリなのだ。
しかし、距離がなければ、電波誘導もできないのである。
「距離1500まで、そこで発射するから、誘導電波を頼むぞ。」と、佐々が指示をだす。
「了解です。」と、山下が応答する。
佐々は、「ブーストを駆けるぞ、1500で行くぞ。」と、叫んだ。
「キーーーーーン。」と、排気タービンが高鳴る。 温度計が上がる。
制限時間に撃たないと、エンジンが赤ランプで・・・ 日本軍の負けだ。
「くそっ、なんとかもってくれ。」と、佐々は操縦桿を・・・
「距離1500です。」「うむ。」「てっーーーっ。」と、操縦桿の赤ボタンを押す。
「シュパーーーン。」と、発射音だ。 「スロット戻すぞ。」と、佐々はスロットを・・・
「ふう、なんとか赤ランプは・・・」と、胸をなでおろす佐々だ。
ロケットは噴煙を噴射しながら、マスタングへ迫る。
「いけ~~っ。」と、ロケットへ叫ぶ。
「いかん、ヤツらロケットを撃ちやがった。」と、アームストロングだ。
しかし、アームストロングには作戦があったのだ。 対ロケット作戦である。
しかし、この作戦はチャンスは1度キリであり、時間を間違えるとパーなのだ。
そう、コンマ・・・つまり、100分の1秒が勝負なのである。
そのために、何度も繰り返し訓練をやったのだ。
マスタングへ、迫るロケット・・・ どう出る、アームストロング。
「バゴゴゴ、ン、ン、ン。」と、ロケットが命中した噴煙が・・・・・
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