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クララのこと
ミライとクララ
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クララ、キララではない、クララ。 初めてユミスケが、かかわったキツネ耳だ。 パソコンがDNA情報から造りだした、キツネ耳ではない。 両親もご健在だ。 まあユミスケはドラゴンからクララを助けたのだ、しかし変態とクララに瞬時に見破られた。 しかしアリスとかかわるうちに、討伐隊で働くようになった。 まあ庶務、早い話が雑用だ、お茶だしだ。 クララは現実を考えるキツネだった。 まあ適齢期後半であったから当然であろう。 討伐隊の給金は高額だった。 普通なら3000コンが一般キツネの月収だ。 母子家庭だと、2000コンだ。 働く男は、外に出るから、ドラゴンに食われる。 で、母子家庭が多くなる。 2000コンだと普通の暮らしが何とかできる。 それが、討伐隊のお茶出しの仕事は、月に1万コンだった。 クララの両親の約3倍の給金だ。 クララは驚くと同時に、半分を貯めた。 キツネ星にも、簡単な銀行はあった。 またクララは両親に「高額報酬の会社に就職できた。」と報告、両親は聞いた、「どんな会社、経営は誰。」 まあ当然だ。「えーと、ユミスケと名乗る日本人です、仕事はお茶出し、月に1万だよ。」 両親おどろいて卒倒していた。 びっくりしたクララが聞く、なんでと「クララは知らないね、日本人とかかわってクララは気にいられたんだね。」 また聞く、なんで。 「クララ、日本人とはドラゴンを退治するため神様がつかわした、普段まず会えないヒトだよ。」 クララは驚いた、あの変態がそうなの。「本当に日本人なら逃がしてはだめよ、どんな手段をつかってもつかまえておくのよ。」 と母がいう、もう眼がランランと輝いていた。 母は、「その人はキツネ耳がないだろ、眼はクロ、顔は平べったいかい。」 とうるさい。 「そうね、眼はクロで、耳は顔の横ね、シッポ切られたか無いよ。」 まちがいない、母はクララの手を握りいった。 「いいかいクララ、何が何でも結婚できれば、あんたの天下だよ。」 わけがわからないクララ、あんな変態イヤだ。 クララが日本人とかかわり仕事をくれた、クララは知らないが、キツネ耳にとっては、玉の輿どころか、王女様がうらやむ暮らしだ。 日本人はまじめで、誠実で、裏切らないし、妻を捨てない、浮気などキツネ星では、当然の社会であった。 キツネの女にとっては、こんな優良物件はない。 めったに、会えない日本人のオトコ、そうだろう現在キツネ星にはユミスケだけだから。 それに日本人はお金が無限に出せた。 王の娘と結婚した日本人は、国が財政的に破綻寸前だったのを、ポケットマネーだと妻の王女に1000億コン渡した、だぶん、星間文明からの支援金だ。 それで国が助かったのは、裏話として誰もが知っていた。 1000億コン、キツネの国の10年分の予算と同額だ。 クララたち、辺境の村まで道路や水路が整備できたのは、その金があったからだ。 エンライン王は独裁者ではない。 眼がお金の母は、いう。 いいかいチャンスは逃がさない、他のキツネ耳のオトコからは距離を置くの、そして近くにいつもいるようにしなさい。 母は策士だった。 なるだけ清楚で処女性を日本人に見せなさい、日本人は処女に眼が無いとあるヒトから聞いたから。 なんと、危機がユミスケに迫っていたのか。 クララは策士の母のいうとおりに動いた。 現在のクララは、アリスの次の地位だ、アリスの完全に秘書ナンバーワンだ。 給金は月100万コン 貯金はもう3億コンを超えた。 日本人の二番目の妻となった。 最近クララは思う、まてよ子ができたら月300万コンだったわね。 私は、新品だ、なんとかアリス様の眼を盗んで、クララは結婚した1年余、まだ新品。 ユミスケは保存したいのか。 しかしミライという、クララが誘い込んだ妻3号もいる。 たぶんミライもまだだ。 コマリはまあしかたがないとして。 これにキララが入ったら勝てない、クララは確信していたキララは必ず妻に入り込んでくる。 ユミスケはまだ知らないが、すでにライリという大きな壁が立っている。 クララはアリスから離れず、取り巻きの一番の地位は死守しようと決心した。 ユミスケよりアリス様だ。 アリス様は裏切らない限りアリス様もこちらを捨てない。 腰巾着を死守するクララなのだ。
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