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ドラゴン討伐隊のいま
オレたちゃ不要なのか
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大和がエンライン国に帰還して120日がすぎた。 ドラゴンに食われるキツネは、あれからいない。 ドラゴンの姿も見ない。 キツネ耳社会では、もうドラゴンは三角大陸には、いないのだ。 という空気が漂い始めた。 エンライン国は人口が増えだした。 食われて減らないし、他のキツネ村を加えた。 コマリ村以外にも3つの村が加わった。 エンライン国に加われば鉄道を引いてくれる、学校が建つ、病院から商店まで、生活が劇的にかわった。 働くところが増えた、病院の事務や、学校の世話係、商店の店員と。 給金も前の月3000コンがいまは、4000コンになった。 コマリ村には、なんとAK○劇場コマリ座までできた。 キツネ耳はユミスケのことを忘れつつあった。 自然に社会が廻りだした。 経済が波に乗り出した。 ユミスケは本来引きこもりであるから、目立たないことを歓迎した。 しかし、ここにこれがおもしろくないヤツがひとりいた。 アリスだ。 アリスは引きこもりではない、基本明治女だ。 いつも罵倒してケリまくるユミスケを殺したいくらい好きだった。 自分以外触れせたくない。 だから他の妻が全部バージンなのだ。 あたい以外触らせない、が信条のアリス様だ。 ユミスケに関してアリスは徹底的に自己中であった。 差別キライなアリスだが、アリスは自身が一番の妻と思っていた。 クララとミライがアリスに誓いをたてに来たときのアリスの条件は、「ユミスケとヤラないこと、守るならあんた達を捨てない。」といい切った。 守るなら死ぬときは、いっしょよ。ともいった。 それ以来、クララとミライはアリス派だ。 ライリは11番の忘れ形見だ、アリスも無理は通さない。 でコマリ、ユコマとキララだ。 この三人はアリスと同じパソコンの創造人間だ。 まあユコマは数には入らない。 おそらくアリスVSコマリ、キララだ。 コマリはキツネ耳の記憶しかないが、人造人間だ、イザとなればキララと同じだ。 この二人はアリスが常に警戒していた。 アリスは違うがクララとコマリはユミスケの妄想の産物だ。 ユミスケはドMだが、キララ、コマリにはかんたんに落ちる。 無いシッポ振って着いていくのは明らかだ。 キララなんてもろユミスケ狙いは明らかだ。 それは、キララ邸だ。 高い塀に高いセキュリテイが、キララがユミスケを拉致したときアリスにはわからないから。 ユミスケはかんたんにキララにダマされた。 キララが降下船の仲間になったときの、シメシメ顔をアリスは危険度MAXに感じた。 策士キララVS明治の女アリスだ。 アリスは策を練った。 練りに練った。 そこで考えたのが、ドラゴン討伐隊の取り込みだった。 現在ドラゴン討伐隊は討伐するドラゴンがいないから訓練と偵察だが、まあ形式だけだ、ひょっとしたら生きてるかものドラゴン相手に無駄金を使っている。 アリスは大和乗員の200名と討伐隊の180名をアリス隊として取り込もうと画策した。 まず、キララが居ないときだ。 コマリはヒロキの世話だ。 ユコマは、幼児科だ。 アリスはキララにコマリ村のAK○劇場コマリ座から公演以来をキララに進め、まだ引退公演してないから、コマリ座でキララ引退公演を計画したら、と公演を発表した。 発表したら今更、ナシなんてできない。 キララはアリスの作戦に落ちてしまった。 仕方なく公演の練習がてら、キララは七日間降下船を開けることとなる。 さっそくアリスはエリンゲに連絡してドラゴン討伐隊と大和乗員の懇親会をAK○劇場前広場で開いた。 アリスは懇親会に大金を投じた。 懇親会にオレは列外だ。 本来、引きこもりだから、アリスにキツネ耳だけで、やり遂げたことにしなさい。 といわれ納得した。 オレはアリスがいい、ただそれだけだ、とアリスにまた罵倒されケラれて黒レースのパンチラで昇天した。 アリスにとり飼い犬以下のユミスケだった。 またそれが喜びのユミスケだ。 まあ放っとこう。 アリスは懇親会の前に全員にドラゴン討伐記念勲章を渡した。 長い時間だが一人一人に、「ごくろうさま。」といい、胸に着けた。 全員感動で震えた、もう忘れられたかと思っていたから全員がアリスに誓うとまでいった。 これをアリスは待っていたのだ。 「私は、あなたがたが、これからもエンライン国いや、キツネ耳全部の期待と誇りの担い手であると思います。」 「私に誓うなら、ドラゴン討伐隊と大和乗員を合わせてアリス隊として再興したいと思います。」 「反対なら去ってください、加わるなら懇親会に参加してください。」 ひとりのキツネ耳も去らなかった。
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