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サマリーの航海の試練
サマリーがユミスケに逢うまで
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私は、サマリー,四角大陸のオラリコ国の第一王女だ。 つまり、姫だ。 国の大臣が伝説のニホンジンがどこかに居る、と言い出した。 彼は、海岸に打ち上げられた、海竜の死体を見たらニホンジンがドラゴンに使った武器の傷と同じ様な傷があった。 なんか打ち抜かれたような穴が開いていた。 オレスが40ミリ機関砲でドラゴンを殺った、傷と同じだ。 大臣は、ニホンジンがどこかで、ドラゴンを討伐している、代わりのニホンジンだから場所がわからないのだ。と結論ずけた。 そうなると、自然とニホンジンを探そうという話になる。 だれが行くか。 使者にだれが行くのか。 私の祖父が現国王のサマルカ13世だ。 父親が第一王子のサマラ1世だ。 その娘がサマリー、私だ。 ここは、私がやらねばと思う。 ニホンジンは星から迎えが来て帰ってしまった。 星に帰らないことになればいい。 どうすれば、そうだ私が妻になれば、そして子でも出来れば帰れないに違いない。 そうすれば一代では無理でも、その子が、またその子がドラゴンを討伐する。 いつかドラゴンは絶滅できるだろう。 ニホンジンは伝説では、耳が顔の横で、シッポがなく、顔が平べったく、眼がクロで、髪もクロらしい。 キツネ族とは違うが、ヒトには違いない、子もできるだろう。 相手がどうのとは、言ってられない。 どんなニホンジンかわからないが、私は自身が容姿が劣るとは思わない、なんとか手練手管で、モノにしてみせる。 サマリーの覚悟はハンパではない。 大臣の提案でニホンジン捜索の船をだすことになった。 船は伝説のニホンジンが舟という、川を渡る道具で大陸の大河を渡っていたときの道具を真似て作った。 一応海岸で試した。 近くの島まで往復して練習を部下がやるのを、岸で見ていた。 大きな布を棒で広げて、風をはらませて進む。 結構、部下は練習した。 なぜなら姫である私が乗るからだ。 わが国の精鋭の兵士から選んだ捜索隊だ。 それほど、ニホンジン伝説はすごく、我らが頼りだった。 ニホンジンが討伐したドラゴンの総数は数万ともいわれている。 キツネでは、一頭も殺せなかったのだ。 船は捜索の旅にでた。 地図も海図もないのだ。 かなり無理があった。 しかし、このままでは、いずれキツネは滅びる。 キツネ族最後の切り札だった。 しかし我らは甘かった、海竜に襲われ船が沈みそうだ。 船長が私に舟で逃げるよういう。 「その間、我らでなんとしても防ぎます。」 私は迷った。 しかし彼は船長権限で命令をだした。 海竜が別の海竜と争いだしたスキに私は逃れた。 皆には、必ずニホンジンを連れ帰ると約束して。 船がどうなったか、とてもいえない。 私の背中に死んでいった仲間50人が乗っているのだ。 逃げるとき船長が舟に水筒を投げ入れてくれた。 7日ほど漂流した。 水のおかげで死なずにすんだ。 ふと、気がつくと目の前に、耳が横にあり、顔が平たく、眼がクロで髪もクロの男が私をのぞきこんでいた。 顔は合格だ、私好みだった。 彼はユミスケと名乗った。 彼が、であなたは、と聞く。 私は彼に抱きついた、そして言った。 あなたの妻ですと。 現在、私のおなかは彼の子が動くのがわかるまでになった。 なんとなく娘の感じだ。 これで死んでいった50名に言い訳が言える。 役は果たした。 あとは、たくさん子を産んでユミスケを逃がさないことだ。 キツネは多産だから、最低10人はいけるから。 四角大陸を目指す、大和戦闘艦橋でクシャミが止まらないユミスケだった。
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