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くたびれ48の自戒
どうするのか、くたびれ48
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あたいは、くたびれ48と呼ばれていたが、本当の名は知らない。 わすれてしまった。 何があったのか思いだせない。 なにか目的があり、三角大陸にいったのだが、あたいは五角大陸の河べりに捨てられてしまった。 まあ、はっきりしない自分が悪いのだが、なんともできないのだ。 しばらく歩くと村に着いた。 捨てられるとき、水や食糧は持たせてくれたから不自由ではない。 しかし、自分が誰かわからない、村人に聞いてみた。 変な眼でみられて、誰も私に近づかない。 ボートで三角大陸に流れついたらしい、わからない。 しばらく、河辺を歩く。 どうしたものか、くたびれと呼ばれていたが、本当にくたびれた、くたびれ48だった。 行くあてもないから、草原を単に歩いているだけだ。 三日たった。 食糧もだいぶ少なくなる。 草原に穴を掘り野糞を垂れる、くたびれ48だ。 ・・・上空をドローンが飛んでいる。 くたびれ48を写している。 ここは大和艦橋だ。 外見は若いナオンが野糞だ。 あまり格好いい図ではない。 穴を砂をかけて埋めているからマナーはあるみたいだ。 ユミスケがいう。 「もういい頃合いだ、回収しろ。」 「了解です。」 ビートルが、くたびれ48を回収して帰る。 ユミスケがくたびれ48にいう。 「少しは、新しいことでも思い出しましたか。」 「イヤ、なにもないわ。」 「まあいいです、一応妻として養いますから、帰りますよ。」 「え、え、わかったわ。」 オレは大和帰還を命じた。 何も収穫がないことも多いのだ。 まさに徒労に賭ける、だ。 くたびれ48はくたびれ妻と名をつけてオレの妻2-1になった。 ようは、二号さんの1番目だ。 生活が自立できないキツネ耳娘の救済制度になりつつあった。 キツネ娘は産まれる割合がオトコの5倍だから、オレがあふれたキツネ娘は養うと決めたのだ。 本当のところは妻はアリス一人で十分なのだが。 クララはオレの子を産んだが、育てているのはアリスだ。 どうしてか聞いたら、はぐらかすアリスだ。 なんか、クララよりアリスの子に良く似ているが。 降下船はくたびれ騒動が一段落して平穏な生活にもどった。 めでたし、めでたし。 アリスは子が三人になった。 ムスコが一人に娘が二人だ。 名はヒロキにユミコにケイコとつけた。 ヒロキは3歳だ。 現在のオレの子の数は333人だ。 ムスコはヒロキだけで、あとは娘だ。 降下船でオトコはオレにヒロキだけで、2000人余りが妻と娘である。 ほとんどが、養うだけの、名ばかりの妻だ。 五角大陸には、調査を、いつか入れようとは思う。 くたびれ妻はマンションの部屋をあてがわれて満足しているらしい。 もう、オレの前に現われることはないだろう。
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