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初めてのドライブ
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84-033
麻結が承諾したので、卓也は直ぐに自宅に電話をかけて来てデートの日時を相談する。
「次の日曜日にお会いしたいのですが?」
本当は会いたくないが五回会えば終わるので、麻結は受けたが昼食を明石でする事にした。
今週の日曜日は武史と会うので、今週と言われたら断る予定にしていた。
武史が軽四で魚住駅まで迎えに来ると約束していた。
流石に自宅に来て欲しいとは言えなかった麻結。
「事件の美容院を見たいですね!」の言葉で魚住駅に成ったのだ。
土日に麻結を見張っている二人の女性は、自転車で出かける麻結を見て駅の方向だと先回りした。
武史から(駅の駐車場に車を入れて、美容院に行きますね!)lineが届いていた。
麻結は自転車でlineを見ていない。
駅の駐輪場に自転車を入れて、初めてlineを見た麻結。
美容院(モア)に何をしに行ったのだろう?そう思いながら麻結も向かった。
駅前の側道に車を止めていた友田由紀子と稲井静子。
「これから美容院に行くのね?」
「一時間程出て来ないね!」
「お茶でも飲む?」二人は車で近くの喫茶店を探しに向かった。
二人が武史を見る事が無く、麻結との関係を知る事が無かった。
「麻結ちゃん!大森さんにお土産頂いたのよ!」美容院に麻結が入ると店主の森山明子が笑顔で言った。
「そうなの?」
「先日妹が乱入してご迷惑をおかけしたので、、、、、」
「それは私が助けて頂いたのに、、、、」
「私も話していたのですが、麻結ちゃんはロングが綺麗と話が大森さんと一致したのよ!」
「僕、軽四を持って来ます!」そう言って店を出て行った。
「病気で腰があんなに成るのね!怖い病気ね!でも優しい人よ!」
「そう思いますか?」
「少ししか話しして居ませんが、自分の事がよく判っていらっしゃるわ!」
「どんな話で分かりますか?」
「自分の事で麻結ちゃんを苦しめたくない!多分家で反対されて大変でしょうね!って気を使っていたわ!」
「そうなのよ!先日交換条件を父親に突き付けられましたわ!」
「どんな事を?」
「伸一君と別れて男性と付き合ってないから、大森さん以外にもうひとり付き合って自分の気持ちを確かめなさい!それから決めれば良いと言われました!」
「確かに、麻結ちゃん伸一君から誰も男性を近づけなかったものね!」
両親の本当の策が見えていない麻結。
しばらくして武史がlineを送って来たので「来たみたいです!行って来ます!」
麻結は美容院を出て行く。
「人気の軽四ですね!」車の扉を開くと一番に言った麻結。
「助手席に女性を乗せたのは落合さんが初めてです!」
「えっ、お母さんとか妹さんは乗せた事無いの?」
「睦は怖いから乗りませんよ!母は買い物に連れて行くのですが、後ろの席ですから!」
「それは光栄な事でしょうか?」微笑む。
「会社の往復と買い物位で、遠出する事は有りませんからね!」
「そうなの?今日は何処に行くの?」
「篠山に行こうかと思っていますが、宜しいですか?」
「行った事ないわ!」
こんなに長距離を高速で走った事が無かったが、麻結の希望でドライブに行く事にした。
「軽四ですから、ゆっくり走りますね!」
「はい!でもこの車と同じ車を私の友人も乗っていますよ!ビュンビュン走りますよね!」
嬉しそうに話す麻結だが、武史は事故を起こしたら大変と慎重に走り始めた。
第二神明から阪神高速北神戸線そして神戸鳴門自動車道から山陽自動車道に入ると、追い越し車線を飛ばして追い抜いて行く車に目を移しながら「スピード違反で飛ばして居ますね!」と横目で見る。
麻結は緊張の武史を見ていると、自分も力が入っているのがよく判った。
何処に行くか判らなかったので、スラックスで来た麻結。
一方尾行していた二人は、戻って来て美容院を出て来ないので中に入った。
「髪の長い綺麗な女性で落合さんは?」
「随分前に彼氏とドライブに行かれたわ!」と明子は答えた。
「しまった!」舌打ちして外に出ると、須永に尾行失敗と連絡をして大きな声で叱られた。
「来週からは失敗しません!彼氏の写真も必ず写します!」と詫びていた。
サービスエリアが見えると麻結は休憩を勧めた。
自分も緊張して疲れたので、飲み物を買ってこようと思っていた。
「ちょっと待っていて!」
車が止まると同時に速足で売店の方に向かう麻結。
「トイレだったのか?」武史も緊張の運転だったので休みたかった。
しばらくすると向こうから紙コップに入れたコーヒーをふたつ持って、麻結が風に長い髪を靡かせてやって来た。
「結構風が強いわ!どうぞ!」コーヒーを差し出した。
「ありがとうございます!」コーヒーを受け取る。
「ゆっくり休んで行きましょう!」そう言って自分に云う様に助手席に座った。
いつの間にか季節は完全に秋に成っていると思う程、風が冷たく成っている。
「今日は結構風が冷たいわ!」
「熱いコーヒーが美味しいです!」
「篠山には何度か?」
「昔家族で一度行きました!その時に食べた鯖寿司が食べたいとお袋が言ったので、今日は買って帰ります!」
その時は兄妹で篠山の観光地を走り回っていたのだろう?と麻結は元気な頃の姿を想像していた。
麻結が承諾したので、卓也は直ぐに自宅に電話をかけて来てデートの日時を相談する。
「次の日曜日にお会いしたいのですが?」
本当は会いたくないが五回会えば終わるので、麻結は受けたが昼食を明石でする事にした。
今週の日曜日は武史と会うので、今週と言われたら断る予定にしていた。
武史が軽四で魚住駅まで迎えに来ると約束していた。
流石に自宅に来て欲しいとは言えなかった麻結。
「事件の美容院を見たいですね!」の言葉で魚住駅に成ったのだ。
土日に麻結を見張っている二人の女性は、自転車で出かける麻結を見て駅の方向だと先回りした。
武史から(駅の駐車場に車を入れて、美容院に行きますね!)lineが届いていた。
麻結は自転車でlineを見ていない。
駅の駐輪場に自転車を入れて、初めてlineを見た麻結。
美容院(モア)に何をしに行ったのだろう?そう思いながら麻結も向かった。
駅前の側道に車を止めていた友田由紀子と稲井静子。
「これから美容院に行くのね?」
「一時間程出て来ないね!」
「お茶でも飲む?」二人は車で近くの喫茶店を探しに向かった。
二人が武史を見る事が無く、麻結との関係を知る事が無かった。
「麻結ちゃん!大森さんにお土産頂いたのよ!」美容院に麻結が入ると店主の森山明子が笑顔で言った。
「そうなの?」
「先日妹が乱入してご迷惑をおかけしたので、、、、、」
「それは私が助けて頂いたのに、、、、」
「私も話していたのですが、麻結ちゃんはロングが綺麗と話が大森さんと一致したのよ!」
「僕、軽四を持って来ます!」そう言って店を出て行った。
「病気で腰があんなに成るのね!怖い病気ね!でも優しい人よ!」
「そう思いますか?」
「少ししか話しして居ませんが、自分の事がよく判っていらっしゃるわ!」
「どんな話で分かりますか?」
「自分の事で麻結ちゃんを苦しめたくない!多分家で反対されて大変でしょうね!って気を使っていたわ!」
「そうなのよ!先日交換条件を父親に突き付けられましたわ!」
「どんな事を?」
「伸一君と別れて男性と付き合ってないから、大森さん以外にもうひとり付き合って自分の気持ちを確かめなさい!それから決めれば良いと言われました!」
「確かに、麻結ちゃん伸一君から誰も男性を近づけなかったものね!」
両親の本当の策が見えていない麻結。
しばらくして武史がlineを送って来たので「来たみたいです!行って来ます!」
麻結は美容院を出て行く。
「人気の軽四ですね!」車の扉を開くと一番に言った麻結。
「助手席に女性を乗せたのは落合さんが初めてです!」
「えっ、お母さんとか妹さんは乗せた事無いの?」
「睦は怖いから乗りませんよ!母は買い物に連れて行くのですが、後ろの席ですから!」
「それは光栄な事でしょうか?」微笑む。
「会社の往復と買い物位で、遠出する事は有りませんからね!」
「そうなの?今日は何処に行くの?」
「篠山に行こうかと思っていますが、宜しいですか?」
「行った事ないわ!」
こんなに長距離を高速で走った事が無かったが、麻結の希望でドライブに行く事にした。
「軽四ですから、ゆっくり走りますね!」
「はい!でもこの車と同じ車を私の友人も乗っていますよ!ビュンビュン走りますよね!」
嬉しそうに話す麻結だが、武史は事故を起こしたら大変と慎重に走り始めた。
第二神明から阪神高速北神戸線そして神戸鳴門自動車道から山陽自動車道に入ると、追い越し車線を飛ばして追い抜いて行く車に目を移しながら「スピード違反で飛ばして居ますね!」と横目で見る。
麻結は緊張の武史を見ていると、自分も力が入っているのがよく判った。
何処に行くか判らなかったので、スラックスで来た麻結。
一方尾行していた二人は、戻って来て美容院を出て来ないので中に入った。
「髪の長い綺麗な女性で落合さんは?」
「随分前に彼氏とドライブに行かれたわ!」と明子は答えた。
「しまった!」舌打ちして外に出ると、須永に尾行失敗と連絡をして大きな声で叱られた。
「来週からは失敗しません!彼氏の写真も必ず写します!」と詫びていた。
サービスエリアが見えると麻結は休憩を勧めた。
自分も緊張して疲れたので、飲み物を買ってこようと思っていた。
「ちょっと待っていて!」
車が止まると同時に速足で売店の方に向かう麻結。
「トイレだったのか?」武史も緊張の運転だったので休みたかった。
しばらくすると向こうから紙コップに入れたコーヒーをふたつ持って、麻結が風に長い髪を靡かせてやって来た。
「結構風が強いわ!どうぞ!」コーヒーを差し出した。
「ありがとうございます!」コーヒーを受け取る。
「ゆっくり休んで行きましょう!」そう言って自分に云う様に助手席に座った。
いつの間にか季節は完全に秋に成っていると思う程、風が冷たく成っている。
「今日は結構風が冷たいわ!」
「熱いコーヒーが美味しいです!」
「篠山には何度か?」
「昔家族で一度行きました!その時に食べた鯖寿司が食べたいとお袋が言ったので、今日は買って帰ります!」
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