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不思議な占師
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7-10
不思議な話しだ!両親の写真も無い、死んでいるのか、外国に住んでいても写真は有るだろう何故?
祖父母が意図的に隠しているのだと、正造は考えていた。
気になるのは妹聡子さんの存在まで無いのは?何故?
確かに昔の表札には弘子、聡子と書いて有った。
「今回の東京で何か手がかりが見つかると良いね」
「はい、叔父さんにはお世話に成りっぱなしで申し訳ありません、でも誰にも手伝って貰えないから。。。」
「良いのだよ、何かの役に立てばね、私も弘子さんと過ごしている錯覚に、酔っているのかも知れない」
正造は懐かしそうな顔をする。
「私はお父さんだと思っているわ、叔父さんは私をお母さんだと思っているのね」
「今日は、夕方に到着するから、はとバスにでも乗って東京タワーに行くかな」
「はとバスって?」
「東京の町の名所を案内してくれるバスだよ」
「面白そうね、行きましょう、楽しみだわ」
夜行バスで往復するなら、昨日の夜から出て来たのか?
夕べは何処に泊まったのだろう?そう思って聞く。
「昨日は何処に泊まったの?」
「家よ、どうしたの?」
「夜行バスで行くのでしょう」
「お爺さん達よく判っていないから、適当に話したの、例の勝巳さんの名前を聞いたら、私の話聞かないで行って来なさいって」
笑ったが、正造は気に成って「勝巳さんって、聞いた事、無いの?」
「先日の病院が初めてだったわ、お爺さん慌てていたわ、
笹倉のお婆さん少し痴呆に成っているから、知らずに喋ったのかも?」
「そうなのだ、」
「多分、甥っ子かだね、呼び捨てだったからね」
「子供か甥っ子だね」
「でも一度も見た事も聞いた事もないわ、勝巳さんと云う名前は」
二人は色々な話しをしながら東京に向かっていた。
「叔父さんはお母さんの何処が好きだったの?」
そう聞かれて、言葉に詰まった正造だった。
性格は判らないが正しいのだ。
趣味は判らない、唯一人好きな芸能人は知っているが、その俳優兼歌手は今も活躍している。
他に何を知っているのだ?何も知らないが正しかった。
話しをする前に終わっていたから、正造は咄嗟にその俳優の名前を言って誤魔化した。
「そうなのね、お母さんの好きな俳優さんなのね、叔父さんより年上?」
「同じ位じゃあないかな」
「二人でコンサートでも行ったの?」
恐ろしい質問だ。
間違えてコンサートのチケットを七十歳位のお婆さんに送ったとは言えない。
苦笑いの正造に「判った!誘って断られた、図星ね」そう言って微笑んだ。
「当たりです」
「何故なのかな?叔父さんと居たら楽しいのに、そうかもう既にお父さんと交際していたのだわ、だから断ったのだわ、叔父さんが最初なら断らないわよね、きっと!」そう言って自分で納得していた。
車内販売のワゴンが来たので遅い昼食のお弁当を買った。
夜食べられないと困るから、量の少ない浜松のウナギ弁当にする。
「昼からうなぎ、嬉しいな」
「うなぎ好きなの?」
「はい、好物です」
早速食べ始める陽子、好物と言う筈だ食べるのが早い。
直ぐに「ごちそうさま、美味しかったわ」と言ってお茶を飲むのだった。
「でも三人とも会えないのは、予想していなかったね」
「本当、叔父さんが教えてくれたのが間違い?」
「大丈夫だよ、学校に確認したから」
「そうよね、学校の名簿だから、間違い無く在籍中の住所ですよね」
「二十年は長いのだね」
「そうですよ、私は形も無かったからね」
そう言って笑う笑顔は、青春のど真ん中の若さに溢れていた。
楽しい新幹線の旅も品川を過ぎて大都会に「凄いね、ビルだ!これが東京か!田舎と違うね」と窓の外の景色に圧倒される陽子だ。
「東京駅の中のホテルだから、先に部屋に荷物を置いてから、はとバスに行こう」
「はい、駅の中のホテルって便利ね、でも高い?」
「もう古いから安いよ、五月蠅いかもしれないけどね、電車の音でね」
「でも高いでしょう、二部屋だから」
気を使いながら言う陽子、人の多さに思わず手を繋ぐ陽子に、正造は嬉しい感覚を感じるのだった。
正直、東京迄来なくても良かったと正造は思っていたが、陽子は母弘子の友達に会って、母の事、そして有るであろう写真を見たかった。
沢山の写真が有れば貰えたら一枚でも欲しかった。
今でも正造に貰った白黒の写真を定期入れに忍ばせていたのだ。
古ぼけたホテルだが格式は有る。
今年一杯でリニューアルすると、フロントに書いて有った。
部屋に入っても電車の音が聞こえる。
テレビを見ると、雨台風が名古屋を直撃と報じていた。
明日は帰れるのか?風は強くなさそうだった。
東京の明日の天気は夜から雨の予報に成っていた。
荷物を小さな部屋の片隅に置いてフロントに向かう正造。
既にフロントで陽子は待って居た。
駅は週末で観光客らしき人達が大勢居た。
手を繋いで丸の内の鳩バスの切符売り場に向かうと、まだ夏の太陽がビルの谷間に見え隠れしていた。
東京タワーと一流ホテルのバイキングのコース!
「これに、しょうか?」
「一流ホテルでお食事、素晴らしいな、楽しみだわ」
切符を買ってバスの時間迄地下街で過ごす二人。
地下の片隅に占いのコーナーが有って有名な占い師なのだろうか?
陽子が「あの人雑誌に出ていた気がするわ、見て貰おうかな」と言い出した。
本当は知らなかったが、母の事が聞きたかった。
「当たるのかな?」と正造が言うと「試してみる」そう言って椅子にさっさと座ってしまう。
占い代を払っていきなり「お父さんと一緒に聞いても良い?」と陽子が尋ねると「この方はお父さんでは無いでしょう!貴女の人生に深い関わりを持った人です」と言ったので二人は顔を見合わせて一瞬凍ったのだ。
「凄い、ですね当たりです」と陽子は言わなければ仕方無かった。
確かに顔は似ていないから仕方が無いのだが、次の言葉で二人はもっとびっくりした。
「この男性は、貴女の人生に大きな影響の有る人で貴女のお母さんの人生も変えた人です」神秘的な話し方だ。
「えー、人相だけで判るの?」
「この水晶玉が教えてくれます」そう言われて驚く二人。
「貴女は学生さんね」
「はい」
「東京の人では無いですね、関西、それも大阪より西ですね」
「当たりです」
陽子も正造も段々恐ろしく成って来た。
「何が聞きたいか、当てましょうか?」
「はい」
「人探しでしょう」
二人はまたまたびっくりするのだった。
「見つかりますか?」
「残念ですが、見つかりません」
「二人には水難の相が出ていますよ、気をつけて下さい」
「水難?」
「何だろう?」
陽子はあまりに当たるので「探し人には、将来会えますか?」と質問した。
すると、水晶玉を触りながら「それは答えられません」と言うのだった。
「何故です?」
「知ってしまうと二人の未来に影響が有るので、今は申せません」と意味不明の答えだった。
「何故?」
「それは後々判るでしょう、今は駄目です」ときっぱりと言うのだった。
「じゃあ、私、子供何人産みますか?」
手のひらを見て「二人、男と女です」
「いつ頃ですか?」
「早い時期ですね」
「えー何歳?」
「二十五歳には二人の子持ちです」
そう云われて驚く陽子。
「早―い」
凄い話しに正造が「私も見て貰おう」そう言ってお金を差し出した。
「二人一緒に診る?」
「いえ、別々で仕事とか将来を」
「仕事は順調です、結婚もします」
「えー本当ですか?」
「子供も産まれますよ」
「嘘でしょう」
「本当です、手を見せて下さい」
占い師は手のひらを見て「間違い無いです、子供も二人出来ます」
「えーー」
二人は占いに呆れていた。
唯、探している人には会える,会えない、を言わなかったのは気掛かりだった。
占いの不思議さを感じていた。
「叔父さんも結婚するのね、二人も子供が産まれるらしいわね、私も二人だって、男と女の子だって」
「二十五歳で二人の子持ちだって言われていたね、学生結婚?」
「駄目よ、そんな事をしたら、祖父に殺されちゃうわ」
「じゃあ、占いは外れだね」
そう言って二人は笑うのだったが、頭には占い師に言われた言葉が残っていた。
不思議な話しだ!両親の写真も無い、死んでいるのか、外国に住んでいても写真は有るだろう何故?
祖父母が意図的に隠しているのだと、正造は考えていた。
気になるのは妹聡子さんの存在まで無いのは?何故?
確かに昔の表札には弘子、聡子と書いて有った。
「今回の東京で何か手がかりが見つかると良いね」
「はい、叔父さんにはお世話に成りっぱなしで申し訳ありません、でも誰にも手伝って貰えないから。。。」
「良いのだよ、何かの役に立てばね、私も弘子さんと過ごしている錯覚に、酔っているのかも知れない」
正造は懐かしそうな顔をする。
「私はお父さんだと思っているわ、叔父さんは私をお母さんだと思っているのね」
「今日は、夕方に到着するから、はとバスにでも乗って東京タワーに行くかな」
「はとバスって?」
「東京の町の名所を案内してくれるバスだよ」
「面白そうね、行きましょう、楽しみだわ」
夜行バスで往復するなら、昨日の夜から出て来たのか?
夕べは何処に泊まったのだろう?そう思って聞く。
「昨日は何処に泊まったの?」
「家よ、どうしたの?」
「夜行バスで行くのでしょう」
「お爺さん達よく判っていないから、適当に話したの、例の勝巳さんの名前を聞いたら、私の話聞かないで行って来なさいって」
笑ったが、正造は気に成って「勝巳さんって、聞いた事、無いの?」
「先日の病院が初めてだったわ、お爺さん慌てていたわ、
笹倉のお婆さん少し痴呆に成っているから、知らずに喋ったのかも?」
「そうなのだ、」
「多分、甥っ子かだね、呼び捨てだったからね」
「子供か甥っ子だね」
「でも一度も見た事も聞いた事もないわ、勝巳さんと云う名前は」
二人は色々な話しをしながら東京に向かっていた。
「叔父さんはお母さんの何処が好きだったの?」
そう聞かれて、言葉に詰まった正造だった。
性格は判らないが正しいのだ。
趣味は判らない、唯一人好きな芸能人は知っているが、その俳優兼歌手は今も活躍している。
他に何を知っているのだ?何も知らないが正しかった。
話しをする前に終わっていたから、正造は咄嗟にその俳優の名前を言って誤魔化した。
「そうなのね、お母さんの好きな俳優さんなのね、叔父さんより年上?」
「同じ位じゃあないかな」
「二人でコンサートでも行ったの?」
恐ろしい質問だ。
間違えてコンサートのチケットを七十歳位のお婆さんに送ったとは言えない。
苦笑いの正造に「判った!誘って断られた、図星ね」そう言って微笑んだ。
「当たりです」
「何故なのかな?叔父さんと居たら楽しいのに、そうかもう既にお父さんと交際していたのだわ、だから断ったのだわ、叔父さんが最初なら断らないわよね、きっと!」そう言って自分で納得していた。
車内販売のワゴンが来たので遅い昼食のお弁当を買った。
夜食べられないと困るから、量の少ない浜松のウナギ弁当にする。
「昼からうなぎ、嬉しいな」
「うなぎ好きなの?」
「はい、好物です」
早速食べ始める陽子、好物と言う筈だ食べるのが早い。
直ぐに「ごちそうさま、美味しかったわ」と言ってお茶を飲むのだった。
「でも三人とも会えないのは、予想していなかったね」
「本当、叔父さんが教えてくれたのが間違い?」
「大丈夫だよ、学校に確認したから」
「そうよね、学校の名簿だから、間違い無く在籍中の住所ですよね」
「二十年は長いのだね」
「そうですよ、私は形も無かったからね」
そう言って笑う笑顔は、青春のど真ん中の若さに溢れていた。
楽しい新幹線の旅も品川を過ぎて大都会に「凄いね、ビルだ!これが東京か!田舎と違うね」と窓の外の景色に圧倒される陽子だ。
「東京駅の中のホテルだから、先に部屋に荷物を置いてから、はとバスに行こう」
「はい、駅の中のホテルって便利ね、でも高い?」
「もう古いから安いよ、五月蠅いかもしれないけどね、電車の音でね」
「でも高いでしょう、二部屋だから」
気を使いながら言う陽子、人の多さに思わず手を繋ぐ陽子に、正造は嬉しい感覚を感じるのだった。
正直、東京迄来なくても良かったと正造は思っていたが、陽子は母弘子の友達に会って、母の事、そして有るであろう写真を見たかった。
沢山の写真が有れば貰えたら一枚でも欲しかった。
今でも正造に貰った白黒の写真を定期入れに忍ばせていたのだ。
古ぼけたホテルだが格式は有る。
今年一杯でリニューアルすると、フロントに書いて有った。
部屋に入っても電車の音が聞こえる。
テレビを見ると、雨台風が名古屋を直撃と報じていた。
明日は帰れるのか?風は強くなさそうだった。
東京の明日の天気は夜から雨の予報に成っていた。
荷物を小さな部屋の片隅に置いてフロントに向かう正造。
既にフロントで陽子は待って居た。
駅は週末で観光客らしき人達が大勢居た。
手を繋いで丸の内の鳩バスの切符売り場に向かうと、まだ夏の太陽がビルの谷間に見え隠れしていた。
東京タワーと一流ホテルのバイキングのコース!
「これに、しょうか?」
「一流ホテルでお食事、素晴らしいな、楽しみだわ」
切符を買ってバスの時間迄地下街で過ごす二人。
地下の片隅に占いのコーナーが有って有名な占い師なのだろうか?
陽子が「あの人雑誌に出ていた気がするわ、見て貰おうかな」と言い出した。
本当は知らなかったが、母の事が聞きたかった。
「当たるのかな?」と正造が言うと「試してみる」そう言って椅子にさっさと座ってしまう。
占い代を払っていきなり「お父さんと一緒に聞いても良い?」と陽子が尋ねると「この方はお父さんでは無いでしょう!貴女の人生に深い関わりを持った人です」と言ったので二人は顔を見合わせて一瞬凍ったのだ。
「凄い、ですね当たりです」と陽子は言わなければ仕方無かった。
確かに顔は似ていないから仕方が無いのだが、次の言葉で二人はもっとびっくりした。
「この男性は、貴女の人生に大きな影響の有る人で貴女のお母さんの人生も変えた人です」神秘的な話し方だ。
「えー、人相だけで判るの?」
「この水晶玉が教えてくれます」そう言われて驚く二人。
「貴女は学生さんね」
「はい」
「東京の人では無いですね、関西、それも大阪より西ですね」
「当たりです」
陽子も正造も段々恐ろしく成って来た。
「何が聞きたいか、当てましょうか?」
「はい」
「人探しでしょう」
二人はまたまたびっくりするのだった。
「見つかりますか?」
「残念ですが、見つかりません」
「二人には水難の相が出ていますよ、気をつけて下さい」
「水難?」
「何だろう?」
陽子はあまりに当たるので「探し人には、将来会えますか?」と質問した。
すると、水晶玉を触りながら「それは答えられません」と言うのだった。
「何故です?」
「知ってしまうと二人の未来に影響が有るので、今は申せません」と意味不明の答えだった。
「何故?」
「それは後々判るでしょう、今は駄目です」ときっぱりと言うのだった。
「じゃあ、私、子供何人産みますか?」
手のひらを見て「二人、男と女です」
「いつ頃ですか?」
「早い時期ですね」
「えー何歳?」
「二十五歳には二人の子持ちです」
そう云われて驚く陽子。
「早―い」
凄い話しに正造が「私も見て貰おう」そう言ってお金を差し出した。
「二人一緒に診る?」
「いえ、別々で仕事とか将来を」
「仕事は順調です、結婚もします」
「えー本当ですか?」
「子供も産まれますよ」
「嘘でしょう」
「本当です、手を見せて下さい」
占い師は手のひらを見て「間違い無いです、子供も二人出来ます」
「えーー」
二人は占いに呆れていた。
唯、探している人には会える,会えない、を言わなかったのは気掛かりだった。
占いの不思議さを感じていた。
「叔父さんも結婚するのね、二人も子供が産まれるらしいわね、私も二人だって、男と女の子だって」
「二十五歳で二人の子持ちだって言われていたね、学生結婚?」
「駄目よ、そんな事をしたら、祖父に殺されちゃうわ」
「じゃあ、占いは外れだね」
そう言って二人は笑うのだったが、頭には占い師に言われた言葉が残っていた。
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