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20話 部屋
マンションの部屋に入ると、荷物は既に全て運び出されていて、何もなく、だだっ広い殺風景
な状態だった。
何度も愛し合った部屋と同じとは思えず、寂しさを感じる。
「ここで、たくさん思い出ができたね」
ミクは目を細めて笑った。
——梨花が頻繁に訪ねてきていた頃、ここへの帰宅が憂鬱に感じられることもあった…
涼太は思わず小さく息を吐いた。
「ミクが来てくれるようになってから、帰宅が楽しみになったよ」
そう言って彼女の頭を撫でた。
「おまえの作る料理は、どれも美味かった。特にハンバーグと鯖の竜田揚げが最高だったな」
微笑みながら、彼女の髪にそっと唇を当てた。
ミクは胸がキュッとし、瞼の奥が熱くなるのを感じた。
「やだ…、そういう言葉はやめて…」
目元をサッと拭い、少し俯いたままベランダに出た。
目黒川が夕焼けに染まっていた。
——離れたくない、一緒にサンフランシスコに行きたい——
その気持ちを爆発させた『あの日』を最後に、ミクは涼太の前では泣かない、と心に決めていた。
だが、目の前のオレンジ色の光が、自然と涙を滲ませる。
ミクは背を涼太に向けたまま、何度も深呼吸を繰り返した。
——明日までは、笑顔でいよう
そう自分に言い聞かせて、強く気持ちを抑え込む。
涼太はその背中をじっと見つめていた。
言葉は発さずとも、心の揺れが、背中越しに伝わってくる。彼女が笑顔で振り返る瞬間まで、そっと声をかけずにいよう。
しばらくして、ミクが振り返った。
夕陽を背にしたその顔は、いつもと同じ笑顔だった。
「…そろそろ帰ろう?」
そう言う彼女に、涼太は静かに頷き、歩み寄ると、彼女を抱きしめた。
そしてそのまま彼女にキスをした。
時間が止まったような、長く深いものだった。
唇を離すと、涼太は額を彼女の額に当て、低く囁いた。
「おまえのおかげで、この部屋で最高の時間が過ごせた」
その言葉に、ミクの瞼の裏が再び熱を帯びる。
こぼれ落ちそうになる涙を堪えようと、ミクは涼太の胸に顔を押し付けた。
鼻先に香る彼のシャツの匂いが、余計に胸を締めつける。
その小さな震えを感じながら、涼太は何も言わず、ただ、抱きしめ続けた。彼女が泣いていることに気づいていたが、涙を隠そうとしている気持ちを尊重した。
夕焼けが沈みきるころ、ニ人は手を繋いで静かにマンションを後にした。
最後の夜。
ミクのアパートの小さなキッチンに、炒めた玉ねぎとトマトの甘い香りが広がっていた。
涼太は手際よくフライパンをあおり、ベーコンとピーマンを炒めながら、茹で上がったスパゲッティを加えると、ジュッと音を立ててケチャップが絡んだ。
その隣でミクは、真剣な顔でトマトスープの味を整えていた。
「赤だらけになっちゃったね」
彼女が思わず笑った。
「栄養満点だな」
涼太は微笑んで、鍋の火を止めた。
テーブルには、湯気を立てるナポリタンとトマトスープとサラダがならんだ。
「……いただきます」
向かい合って手を合わせる。
「うん、うまく茹で上がったな」
そう言って目を細める涼太の表情に、小さく息をついた。
「ナポリタンを食べるたびに涼太の顔思い出しちゃうかも」
冗談のように笑うと、涼太は黙ってその言葉を受け止め、少し照れくさそうに視線を逸らした。
「ほんとはね、涼太のコーンスープが最後にもう一度飲みたかったの」
笑ってスプーンを握りしめた。
「ああ、次の機会に必ず作るよ」
そう言って彼女の目をしっかりと見つめた。
涼太は食事を終えると、狭い流し台で、いつものように洗い物をはじめた。
真っ直ぐに伸びた背筋と分厚い胸板、無駄のない動き、最後の皿を水切りカゴに置き、振り返ると同時に、ミクが胸に飛び込んできた。
「涼太……一緒にお風呂入りたい」
唐突に口をついて出た言葉に、自分自身も驚いた。
涼太は一瞬だけ目を細め、静かに笑った。
「いいよ」
「うちの浴槽、すっごく狭いんだけど…、涼太と一緒に入ってみたくて」
恥ずかしそうに言う彼女に、ゆっくりと頷いた。
「ああ、いいよ。入ろう」
そう言うと、涼太はその場でためらいもなく服に手をかけ、シャツのボタンを外し、上着を脱ぎ、ベルトを外していく。
その動作の一つひとつが静かで自然なのに、目を離せないほどの色気があった。
ミクは息を呑み、反射的に両手で顔を覆った。
湯船は思っていた以上に狭く、ニ人が身を寄せた瞬間にお湯がざぶりと溢れ、涼太が思わず笑った。
「やっぱり無理があったな」
ミクもつられて笑った。
「ごめん、ほんと狭いね」
ミクの背中と涼太の胸板が触れ合い、互いの呼吸が肌越しに伝わる。狭い浴槽の中で、涼太は彼女を背後から抱きしめた。
すると、胸元にある、赤い斑点と歯形を肩越しにみつけた。
「これ…」
思わず手で口を覆い、息を整えた。
ミクは嬉しそうに笑った。
「昨日の夜、涼太に好き勝手にされた証拠」
そう言って、後ろに振り返り、ちゅ…と唇を重ねて目を細めた。
「ミク…ごめんな、痛かっただろ」
小さく呟く涼太に、ゆっくり首を振る。
「ううん、そんなに痛くなかったよ。私、色白のせいか痕に残りやすいの」
彼女の体に傷を残してしまったショックで言葉を失った。
反して、ミクは愛おしそうに歯形を見つめながら、そこを指でなぞった。密着する体も、狭い浴槽も、彼に付けられた痕も、全てが心地良く、愛おしかった。
バスルームから出ると、タオルを巻いたまま洗面所の椅子に腰掛けて、鏡越しに涼太を見つめて微笑んだ。
涼太はドライヤーを手に取り、彼女の髪に風を当てる。
大きな手で髪を優しくかき分け、指先で根元から毛先まで撫でると、ミクは目を閉じて身を委ねた。
「気持ちいい……」
小さく吐息を漏らす。
涼太は黙ったまま、目を瞑る彼女を鏡越しに見つめた。
——柔らかくて細い髪の毛だな…
鏡越しに彼女と目が合った瞬間、熱い鼓動が走った。
ドライヤーを置くと、背後から両腕で彼女を包み込み、そっと首筋に唇を当てた。
涼太の息遣いと温もりを感じながら、ミクは静かに身を委ねる。
涼太の手が、髪や肩の上を愛おしむように動くと、バスタオルが床に落ち、彼女は何も身に付けていない姿となった。
涼太の手のひらは、直ぐに柔らかい胸元に移動をし、ゆっくりと揉みしだいた。
「ん…涼太…」
小さく息を漏らしながら、下半身が直ぐに熱く濡れていくのを感じていく——
な状態だった。
何度も愛し合った部屋と同じとは思えず、寂しさを感じる。
「ここで、たくさん思い出ができたね」
ミクは目を細めて笑った。
——梨花が頻繁に訪ねてきていた頃、ここへの帰宅が憂鬱に感じられることもあった…
涼太は思わず小さく息を吐いた。
「ミクが来てくれるようになってから、帰宅が楽しみになったよ」
そう言って彼女の頭を撫でた。
「おまえの作る料理は、どれも美味かった。特にハンバーグと鯖の竜田揚げが最高だったな」
微笑みながら、彼女の髪にそっと唇を当てた。
ミクは胸がキュッとし、瞼の奥が熱くなるのを感じた。
「やだ…、そういう言葉はやめて…」
目元をサッと拭い、少し俯いたままベランダに出た。
目黒川が夕焼けに染まっていた。
——離れたくない、一緒にサンフランシスコに行きたい——
その気持ちを爆発させた『あの日』を最後に、ミクは涼太の前では泣かない、と心に決めていた。
だが、目の前のオレンジ色の光が、自然と涙を滲ませる。
ミクは背を涼太に向けたまま、何度も深呼吸を繰り返した。
——明日までは、笑顔でいよう
そう自分に言い聞かせて、強く気持ちを抑え込む。
涼太はその背中をじっと見つめていた。
言葉は発さずとも、心の揺れが、背中越しに伝わってくる。彼女が笑顔で振り返る瞬間まで、そっと声をかけずにいよう。
しばらくして、ミクが振り返った。
夕陽を背にしたその顔は、いつもと同じ笑顔だった。
「…そろそろ帰ろう?」
そう言う彼女に、涼太は静かに頷き、歩み寄ると、彼女を抱きしめた。
そしてそのまま彼女にキスをした。
時間が止まったような、長く深いものだった。
唇を離すと、涼太は額を彼女の額に当て、低く囁いた。
「おまえのおかげで、この部屋で最高の時間が過ごせた」
その言葉に、ミクの瞼の裏が再び熱を帯びる。
こぼれ落ちそうになる涙を堪えようと、ミクは涼太の胸に顔を押し付けた。
鼻先に香る彼のシャツの匂いが、余計に胸を締めつける。
その小さな震えを感じながら、涼太は何も言わず、ただ、抱きしめ続けた。彼女が泣いていることに気づいていたが、涙を隠そうとしている気持ちを尊重した。
夕焼けが沈みきるころ、ニ人は手を繋いで静かにマンションを後にした。
最後の夜。
ミクのアパートの小さなキッチンに、炒めた玉ねぎとトマトの甘い香りが広がっていた。
涼太は手際よくフライパンをあおり、ベーコンとピーマンを炒めながら、茹で上がったスパゲッティを加えると、ジュッと音を立ててケチャップが絡んだ。
その隣でミクは、真剣な顔でトマトスープの味を整えていた。
「赤だらけになっちゃったね」
彼女が思わず笑った。
「栄養満点だな」
涼太は微笑んで、鍋の火を止めた。
テーブルには、湯気を立てるナポリタンとトマトスープとサラダがならんだ。
「……いただきます」
向かい合って手を合わせる。
「うん、うまく茹で上がったな」
そう言って目を細める涼太の表情に、小さく息をついた。
「ナポリタンを食べるたびに涼太の顔思い出しちゃうかも」
冗談のように笑うと、涼太は黙ってその言葉を受け止め、少し照れくさそうに視線を逸らした。
「ほんとはね、涼太のコーンスープが最後にもう一度飲みたかったの」
笑ってスプーンを握りしめた。
「ああ、次の機会に必ず作るよ」
そう言って彼女の目をしっかりと見つめた。
涼太は食事を終えると、狭い流し台で、いつものように洗い物をはじめた。
真っ直ぐに伸びた背筋と分厚い胸板、無駄のない動き、最後の皿を水切りカゴに置き、振り返ると同時に、ミクが胸に飛び込んできた。
「涼太……一緒にお風呂入りたい」
唐突に口をついて出た言葉に、自分自身も驚いた。
涼太は一瞬だけ目を細め、静かに笑った。
「いいよ」
「うちの浴槽、すっごく狭いんだけど…、涼太と一緒に入ってみたくて」
恥ずかしそうに言う彼女に、ゆっくりと頷いた。
「ああ、いいよ。入ろう」
そう言うと、涼太はその場でためらいもなく服に手をかけ、シャツのボタンを外し、上着を脱ぎ、ベルトを外していく。
その動作の一つひとつが静かで自然なのに、目を離せないほどの色気があった。
ミクは息を呑み、反射的に両手で顔を覆った。
湯船は思っていた以上に狭く、ニ人が身を寄せた瞬間にお湯がざぶりと溢れ、涼太が思わず笑った。
「やっぱり無理があったな」
ミクもつられて笑った。
「ごめん、ほんと狭いね」
ミクの背中と涼太の胸板が触れ合い、互いの呼吸が肌越しに伝わる。狭い浴槽の中で、涼太は彼女を背後から抱きしめた。
すると、胸元にある、赤い斑点と歯形を肩越しにみつけた。
「これ…」
思わず手で口を覆い、息を整えた。
ミクは嬉しそうに笑った。
「昨日の夜、涼太に好き勝手にされた証拠」
そう言って、後ろに振り返り、ちゅ…と唇を重ねて目を細めた。
「ミク…ごめんな、痛かっただろ」
小さく呟く涼太に、ゆっくり首を振る。
「ううん、そんなに痛くなかったよ。私、色白のせいか痕に残りやすいの」
彼女の体に傷を残してしまったショックで言葉を失った。
反して、ミクは愛おしそうに歯形を見つめながら、そこを指でなぞった。密着する体も、狭い浴槽も、彼に付けられた痕も、全てが心地良く、愛おしかった。
バスルームから出ると、タオルを巻いたまま洗面所の椅子に腰掛けて、鏡越しに涼太を見つめて微笑んだ。
涼太はドライヤーを手に取り、彼女の髪に風を当てる。
大きな手で髪を優しくかき分け、指先で根元から毛先まで撫でると、ミクは目を閉じて身を委ねた。
「気持ちいい……」
小さく吐息を漏らす。
涼太は黙ったまま、目を瞑る彼女を鏡越しに見つめた。
——柔らかくて細い髪の毛だな…
鏡越しに彼女と目が合った瞬間、熱い鼓動が走った。
ドライヤーを置くと、背後から両腕で彼女を包み込み、そっと首筋に唇を当てた。
涼太の息遣いと温もりを感じながら、ミクは静かに身を委ねる。
涼太の手が、髪や肩の上を愛おしむように動くと、バスタオルが床に落ち、彼女は何も身に付けていない姿となった。
涼太の手のひらは、直ぐに柔らかい胸元に移動をし、ゆっくりと揉みしだいた。
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