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第19話
しおりを挟む婚姻試練の正式発表から数日後。
王都は早くも熱気に包まれ、あちらこちらで 「王太子が正妻を選ぶ」 という話題が持ちきりとなっていた。正妻候補の貴族令嬢たちの中には、国中から錚々たる豪華なドレスやアクセサリーを取り寄せ、試練の日程に備えて準備を進める者が少なくない。
もちろん、王城も例外ではなく、朝から晩まで新顔の仕立て屋や宝石商が出入りし、広間や廊下には華やかな香りが漂っている。
「まさに、お祭りの前みたいね……」
そんな噂話を耳にしながら、私はそっとため息をつく。
――実際、王都の人々にとって王太子の婚姻は一大イベントだ。国民の祝福を背に、正妻として選ばれた女性は“未来の竜王妃”となるのだから、騒がないわけがない。
ただ、その一方で私は、日々押し寄せる正妻候補や彼女たちの取り巻きの視線に、疲労を隠せなかった。
「ルナ様、お疲れではありませんか? 最近あまり眠れていないのでは……」
声をかけてくれたのは、侍女のクリス。彼女は私のことを何かと気遣ってくれる貴重な存在だ。
私は軽く首を振り、「大丈夫、ありがとう」と微笑む。
「慌ただしいのは殿下も同じだもの。私だけが弱音を吐いてはいられないわ」
「そうですけど……ルナ様こそ、正妻候補たちからいろいろ嫌味を言われているのではありませんか? 殿下があなたを重宝しているからこそ、皆さん余計に警戒しているように感じます」
鋭い指摘だが、否定はできない。実際、何度もあからさまな敵意を向けられたり、ひそかに「乳母のくせに」などと罵られたりしてきた。
それでも、セイル殿下が私を大切に思ってくれている――その一点が支えとなり、なんとか踏みとどまっているのが実情だ。
「気にしないようにしてるわ。いつか殿下が正妻を選べば、私は身を引く立場になるでしょうし、今だけは“乳母”として役目を全うしたいの」
「ルナ様……。でも、もし殿下がどうしてもあなたを離したくないと言ったら……」
クリスが遠慮がちに言葉を濁したのを聞き、胸がちくりと痛む。――まさに、その可能性が私を苦しめているのだ。
殿下は「離れてほしくない」と何度も言ってくれている。けれど、正妻が決まれば、私が彼のそばに残ることは周囲が許さないだろう。国の秩序もあるし、竜王家の婚姻においては前例がないのだから。
(私と殿下が本当に一緒にいたいのなら、相当な覚悟が必要……でも、そんなの……)
考えると頭が痛くなる。どうあっても、いずれは現実と向き合うときが来る。私は「大丈夫よ」とだけ返事をし、クリスに軽く礼を告げて立ち去った。
――いまは、せめて殿下の朝の支度を急がなくては。夜遅くまで資料や面談に追われ、かなり疲労が溜まっているはずだ。
◇◇◇
殿下の部屋の扉をノックすると、「どうぞ」という少し気怠い声。中へ入れば、やはりベッドに腰を下ろしたまま、ぼんやりしているセイル殿下の姿が目に入る。
昨日も夜更かしだったのだろう。銀髪がやや乱れ、瞼が重そうだ。けれど、私を見つけると、少しだけ表情が和らぐ。
「……ルナ、おはよう。今日も早いね」
「おはようございます、殿下。ご気分はいかがですか? 最近、本当にお休みになる時間が少ないでしょう?」
殿下は苦笑して首をすくめる。
「うん、正直眠いよ。でも今日も貴族と会う約束があるし、それに……姉上たちが呼んでる。どうやら“試練”の具体的な日程が出揃ったみたいで……」
「遂にですか。発表はまだ先だと思っていましたけど、もしかして今日のうちに……?」
そこまで言いかけたところで、殿下は「おそらくね」と小さく笑う。灰色がかった青い瞳が、不安と期待を宿して揺れている。
私の胸もざわつき始める。試練が始まれば、正妻候補たちは本格的に行動し、殿下との交流を深めるだろう。膨大な行事が続く中で、私の居場所はどうなるのだろうか。
(もう、考えても仕方ない。でも、怖い……)
そんな不安を押し殺して、私は微笑を浮かべる。
「では、殿下のお着替えを手伝いますね。今朝は少し栄養のあるスープを用意したので、朝食もきちんと召し上がってください」
「うん……ありがとう、ルナ。君がいると、やっぱり落ち着くよ」
何気ない言葉に心が揺さぶられ、胸が甘く締め付けられる。いつか別れなきゃいけないと頭で分かっていても、こうして頼りにされると離れられない気持ちがさらに強まるのだ。
自分の感情を悟られないようにしながら、私は黙々と殿下の身支度を手伝う。――彼が軽く伸びをしながら生まれた隙間から見える首筋や、すっと伸びた背中が目に入り、妙に意識してしまう自分がもどかしい。
◇◇◇
支度を整えた殿下は朝食をささっと済ませると、すぐに姉上たちの待つ会議室へ向かう。私も慌ただしく書類を抱えて後を追う。
途中、廊下でフィリス様とエヴァンテ様が合流した。二人とも王族としての気品をたたえつつ、どこか緊張した面持ちだ。
「セイル、今日はいよいよ本格的に試練の日程を動かすわよ。主要な貴族たちにも通達を出して、候補者全員に周知する予定だから」
「姉上、わかってる。でも、こんなに一気に詰めるんだね。正妻候補たちだって、準備する時間がいるだろうに……」
エヴァンテ様が苦笑しながら言葉を返す。
「もう公式に『何日後から開始』と決めたのよ。だから貴族たちは焦って準備を進めるでしょうけど……それが“試練”というものだしね。王家が悠長に構えていたら、国民からも信頼を失うわ」
「……わかった。じゃあ、僕も腹を括るよ。あまり気乗りはしないけど、やるしかない」
殿下は複雑そうに眉をしかめるが、姉上たちの厳粛な表情を見て観念したようだ。私も心臓がドキドキしてくる。――本当に、もう後戻りできないところまで来たのだ。
◇◇◇
会議室には、王家や貴族の重鎮が集まっていた。
大きな円卓の上には、試練の日程表と思われる紙が並び、そこに細かい字で“舞踏会の日”“実技の比較試合の日”“炎の契約の日”といった項目が書かれている。見ているだけで気が遠くなりそうな量だ。
殿下が席に着き、姉上たちや重臣たちもそれぞれ指定の場所へ。私は少し離れた立ち位置で控えていたが、フィリス様がちらりと私を見て「あなたもここで聞きなさい」と目配せしてくれる。
(……ありがたいけど、居心地が悪いな……)
小さく頭を下げ、私は円卓の端に立つ。重臣たちの会話が始まれば、後ろでメモを取ったり、殿下へ伝言を届けるのが私の役目だ。
そして、ついに“試練の日程”が正式に読み上げられた。
「……まずは、○月○日に舞踏会を開き、候補者たちの礼儀作法と社交性を確認する。次に、実技試練として○日から○日まで、力のコントロールや武術的素養、あるいは学問の成果を見る場を設ける。最後に“炎の契約”として、殿下が示す“竜の力”を受け止められるかどうか……」
皆、真剣な面持ちでメモを取ったり、賛同の声を上げたりしている。殿下は苦々しい表情で一通り聞き終えると、静かに問いかけた。
「……わかった。これで正妻候補を評価するのはいいとして、俺自身の意思はどこに反映されるんだ? もし誰も選びたくないと思っても、国として許されるのかな」
その質問に、一瞬、場の空気が凍りつく。
「セイル、さすがに“一人も選ばない”という結末は、国として想定していないわ。まさか、そんなことを言うつもり?」
「……フィリス姉上、わかってるよ。でも、やっぱり俺の中では踏ん切りが……」
エヴァンテ様が少し困ったように息を吐く。
「仮に候補者たち全員に好意を持てない場合、形式上『該当者なし』になることもあり得なくはないわ。だけど、そもそもそれを想定していない以上、周囲からの反発は相当よ。あなた自身が決して軽くない選択肢だと理解しているでしょう?」
殿下は黙り込み、重たい空気が円卓を包む。私は胸が苦しくなる――彼がこんなにも悩み続けていることが痛いほど伝わる。
――だが、ここで私が何を言っても状況を変えられない。ほんの少しでも力になりたいと思うのに、己の無力さがもどかしい。
(殿下が“誰かを選ぶ”か、もしくは“誰も選ばない”か。どちらにしても苦しむのは殿下なのに……)
刺すような沈黙がしばし続いた後、重臣たちが帳尻を合わせるかのように次々と口を開き、“試練の運営細則”や“正妻候補の人数”などを確認し始める。
その中で私は、黙って殿下の姿を見つめることしかできない。いつか、きっと決断の日が来る。そのとき、私の存在はどうなるのか――やはり不安が募るばかりだ。
◇◇◇
会議は昼前にひとまず終了し、殿下は姉上たちから「明日からの準備」に関する追加の話を聞くために別室へ向かった。私は残務処理のため、書類を整理して廊下を歩く。
そのとき、またしても待ち伏せをしていたかのように、複数の正妻候補たちが私の前に現れた。
「あら、あなた……相変わらず殿下に付きまとっているのね」
「正式に試練が始まるなら、もう乳母の出番なんて終わりじゃないかしら?」
敵意むき出しの視線を浴び、私はひやりとする。朝からこういう場面が多いなんて、さすがに疲弊してきた。
「私は殿下の補佐をしているだけです……“竜導”の力が試練の円滑化に必要と仰せでしたから」
「へえ……それって、殿下の“力の暴走”を抑えるとかいう噂だけど、そんなの本当にできるの? 偉そうに振る舞っているけど、所詮は落ちこぼれエルフじゃないの?」
言い返す術もない。確かに私はエルフとして落ちこぼれだし、風魔法や精霊魔法も満足に使えない。ここにいる理由なんて、殿下が私を必要だと言ってくれていることだけだ。
けれど、その事実を彼女たちに言ったところで聞き入れてもらえないだろう。
(もう、いい……。耐えるしかない)
そう決めて唇を噛む。だが、その時、後方から足音が近づき、聞き慣れた声が響いた。
「……やめてくれない? 彼女をいじめるのは」
少し低めの声――ふり返ると、そこにはエヴァンテ様が立っていた。普段は柔らかな物腰なのに、その瞳は厳しい光を帯びている。令嬢たちは一瞬で萎縮した。
「エ、エヴァンテ様……。わ、私たちは別に……!」
「わかってるわ。正妻の座を目指すのに必死になるのはいいけれど、セイルを補佐する大切な存在を無闇に排除しようとするのは本末転倒よ。……あなたたち、本当に“王妃”になりたいなら、それにふさわしい品性を見せてちょうだい」
冷ややかに言い放つエヴァンテ様の姿に、令嬢たちは顔を青くし、一斉に頭を下げて逃げるように立ち去っていった。
私は思わぬ助け舟に驚きながらも、深く一礼する。
「あ、ありがとうございました、エヴァンテ様……」
「いいのよ。あなたはセイルを真剣に支えてくれているんだから、少しは楽にして。……ま、正妻候補たちも、あなたを目の敵にすることでしか自分の不安を紛らわせられないのでしょうね」
エヴァンテ様はそう言って、少し寂しそうに微笑む。彼女もかつて、王家の血統を巡っていろいろあったのだと聞く。きっと他人事ではないのだろう。
私は内心の感謝を伝えようとしたが、彼女は手を振って先を急ぐような仕草を見せた。
「今は姉さんとともに“試練”の最終仕上げをしているところ。セイルも引っ張りだこだけど、あなたも体に気をつけてね。……あの子が一番頼りにしてるのは、どう見てもあなたなんだから」
「……はい。頑張ります、私で出来ることはすべて……」
その言葉にエヴァンテ様はうなずき、すぐに踵を返して足早に去っていく。
――残された私は、胸を撫で下ろしながら、改めて決意を固める。殿下を支えるのが私の使命。正妻候補の嫉妬や嫌味は避けられないが、引き続き耐えてみせるしかない。
◇◇◇
夕方、諸々の用事を終えた殿下は、私を連れて少しだけ休憩がてら外へ出た。王城の敷地内だが、華やかな正門や庭園を避け、あまり人目のない裏庭の一角。
強い陽射しがやわらいだ夕刻の空気は、どこか穏やかで、二人で歩くのにちょうどいい。殿下が私の腕をちょっと引き寄せて、足を揃えながら歩き出す。
「……今日も疲れたな。正妻候補だけじゃなく、貴族たちからも『誰々を候補にしろ』とか“推し”の話ばっかりだよ」
「ご苦労さまです。私も、先ほどエヴァンテ様に助けてもらいました。正妻候補たちが私にあれこれ……」
報告すると、殿下が「またか」と苦々しい顔になる。
「やっぱり、君が狙われるんだ。……やめさせたいけど、僕が表立って守ろうとするほど、彼女たちの攻撃は強くなるんだよね。嫌になるな」
「いえ、大丈夫です。正妻争いに意地を張るあまり、私を責め立てているだけですから。試練が終われば、きっと落ち着くでしょうし……」
そう言いながら、「落ち着く」とはつまり、殿下の正妻が決まるということ。自分で言って胸が痛む。殿下が曖昧に目を伏せたのを見て、同じ思いを抱いているのだとわかる。
――沈黙が流れ、重い空気が漂う。誰もいない裏庭の花壇を眺めながら、私たちはしばし言葉を交わさずにいた。
「……試練が始まったら、君はどうする?」
不意に殿下が口を開く。私はわずかに肩を震わせる。
「殿下に必要とされるなら、補佐役として傍でサポートします……。その“竜導”や、殿下の体調管理など。……私の在り方は変わりません」
「そっか。じゃあ、僕が試練で誰かを選んだとしても、君は“乳母”を続けてくれるの……?」
――ごく自然な問いかけかもしれないが、それは私にとってあまりにも切実な話題だ。もし殿下が誰かを“正妻”に選んだら、私は本当に残ってもいいのか?
正妻がそれを認めるかどうか……周囲が許すかどうか……ましてや、私の気持ちが耐えられるかどうか……。
「……それは……わかりません。でも、もし殿下が望まれるなら。私は努力して、正妻様とも折り合いをつけて、ここに残りたいと思います。ただ……」
「ただ?」
殿下の瞳が不安げに揺れる。私も息を詰めながら答える。
「正妻様が私を嫌がるなら、私は潔く出ていくしかありません。殿下が選んだ方を不愉快にさせてまで、この場所にいることはできませんから……」
本音を言えば、ずっと彼の側にいたい。だけど、そんなわがままは通らないと分かっている。だから、最後は自分の意志だけではどうにもならない。
殿下は苦しそうに視線を落とし、ぎゅっと拳を握る。
「……そんなの、嫌なのに。どうしても君を手放したくないと思うのは、俺のエゴなのかな……」
「エゴ……なんて。私はむしろ殿下にそんな風に思っていただけるだけでも嬉しいです。――でも、殿下は“次代の竜王”なんです」
その言葉だけで全てを象徴している。国の未来を背負う彼には正妃が必要。それが定められた運命ならば、どんなに好きでも、私は横から割り込めない。
殿下が、かすかな苦笑いを浮かべて小声で囁いた。
「……わかってる。君の言う通りだね。でも、今はまだ気持ちを整理できない。試練が始まるってわかってるのに、君のことが頭から離れないんだ」
その瞳には、苦悩と愛しさが入り混じった光が宿っている。
心臓が痛いほどの切なさに襲われ、私はとっさに視線をそらす。これ以上見つめあってしまったら、感情が抑えきれなくなりそうだ。
「……殿下。きっと、試練が進めば答えが出ます。殿下が本当に求める相手、もしくは選ばない道……いずれにせよ、落ち着く先が見えるはずです。だから……」
「うん。ありがとう、ルナ。……もう少しだけ、そばにいて」
消え入りそうな殿下の声が、夕暮れの風に溶ける。私も震える声で「はい」と返すしかできない。ほんの短い瞬間、彼の体温が重なるように腕が触れ合い、互いの存在を確かめ合っているようだった。
(これが、試練の始まる前の最後の静寂かもしれない)
そんな予感が頭をよぎり、胸が締めつけられる。
――もうすぐ。試練が本格化すれば、正妻候補たちと殿下の接触も増え、私は傍にいる時間が減るかもしれない。それでも、最後まで責任を果たそう。彼が決断するその時まで、どんなに苦しくても私は逃げない。
(どうか……殿下が笑っていられるように、私ができる限り支える。もし、それで私がいらなくなる日が来たら……)
苦い想いを抱えながら、私たちは静かに裏庭をあとにする。未来が定まっていないからこそ、こんなにも切ない。
だが、次に訪れる波乱を思えば、今はまだ平穏なのかもしれない。胸の奥の恋心がもどかしくうずきながらも、私たちの想いはすれ違うようで、でも重なり合うようでもあって――それが余計に苦しさを煽る。
――やがて、夜の帳が下りる頃。
王都に新たな報せが行き渡る。「○月○日から正式に試練が開始される」と。俄然活気を帯びる街中。そして王城でも、徹夜で準備する者が続出する。
混乱と興奮の渦のなか、私と殿下の距離だけが甘く揺らぎ、切なく絡み合っていく。試練に向けたカウントダウンが進むほど、二人の想いは加速度的に熱を孕んでいくのだ――。
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