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第21話
しおりを挟む婚姻試練の正式な開始が告げられ、王都はさらに熱狂を増していた。
あちこちで正妻候補とその取り巻きが豪華なドレスや宝石を競い合い、国中の職人や音楽家が大忙しとなる。とくに「舞踏会」の日程が公になってからは、殿下の踊りの相手を巡る噂が飛び交っていた。
舞踏会は試練の初日かつ“顔合わせ”としての意味合いが強く、“殿下が最初に踊る相手”が大きく注目されるのである。正妻候補たちが血眼になるのも無理はない。
――そして、その舞踏会の準備の一端を担うことになったのが、私・ルナだった。
◇◇◇
「殿下、今日は舞踏会の衣装選びが入っております。その後は……姉上様方と、舞曲のリハーサルの打ち合わせが」
書類を手に、私はセイル殿下にスケジュールを伝える。さすがに試練本番ともなれば、王太子の服装ひとつで周囲から厳しい評価を受けかねない。
殿下はぐったりしたように椅子に腰掛けて、ため息をついた。
「ふう……やること多いね。ドレスの相談なら正妻候補があちこちから“お揃いで”なんて言ってくるし……」
「確かに、その辺りは皆さん思惑があるんでしょうね。『私だけが王太子とペアの装いをしたい』とか」
話すうちに、私も内心、胸が痛む。その“ペア装い”に選ばれた候補者は、きっと人目も評価も集めるだろう。それはつまり、殿下の“特別扱い”を公に示すも同然。
――そんな未来がまぶしすぎて、どこか苦い気持ちになる。
「ルナ、俺がペアの装いなんてしてたら、また荒れそうだよね。……みんな嫉妬するだろうし」
「きっとそうですね。きっと、その場では優越感に浸るかもしれませんが、他の候補たちから一斉に反感を買いそうです」
苦笑しながら、私たちは意見を交わす。こんな風に他愛ない会話ができるのは束の間だが、私にとっては大切な時間だ。正妻にはなれなくても、せめて今は心を通わせていたい。
「そうそう。今日は衣装係が何人か来る予定だっけ。……君も一緒に見てくれない? 僕だけじゃよくわからないんだ……」
「か、構いませんけど……。候補者の方々がご自身のドレスと殿下の衣装をリンクさせたいなどと言い出す可能性もあるので、そこに私がいては邪魔かもしれませんよ?」
正妻候補からすれば、私に口を出してほしくないだろう。彼らは「自分が王太子との舞踏会を独占したい」という気持ちでいっぱいなのだから。
けれど、殿下は少し困ったように笑みをこぼす。
「でも君がいなかったら、適当に押し付けられて決まっちゃいそうじゃない? 僕が本当に着たいものじゃなくても、『これが流行だから』『これが家門の象徴だから』って……。君の目で、俺に似合いそうかどうか判断してくれたら助かるんだ」
「……わかりました。では、できるだけ波風立てずにお手伝いしますね」
そう答えつつも、心が温かくなっていくのを感じる。私がいたところで候補者に嫌がられるかもしれないけれど、殿下が求めるなら応えたい。
――恋心を隠しつつも、補佐役としてできることをしようと思い直す。
◇◇◇
その日の午前中、衣装係や仕立て屋が王城にやって来た。驚くほど豪華な布地や飾りが次々と運び込まれ、殿下の私室は一気に色鮮やかな物で溢れかえる。
私も、選ばれている生地やデザインを確認しながら、殿下の好みや着心地を考慮して助言する形だ。最終的には殿下が決めるけれど、仕立て屋たちは「このエルフの補佐役も参考になる」と意外と好意的に受け止めてくれた。
「へえ、殿下に付き添う乳母さんが、こういう感覚を持っているとはね。確かに殿下の体型や雰囲気をよくわかっているようだ」
「はい、長年お側に仕えておりますので……」
恥ずかしい気もするが、仕事に集中できるのはありがたい。正妻候補の下見などで煩わされるよりも、こうして殿下の服装選びをする方がずっと気が楽だ。
殿下も時折、「これどう?」と私にボソッと尋ねてきて、私が「シンプルですが、殿下のお顔立ちを引き立てると思います」なんて言うと、少し照れたように笑ってくれる。そのやり取りだけで胸がときめくけれど、今は仕事に徹しようと心を戒めた。
◇◇◇
「……よし、じゃあこれにしようかな。あまり派手すぎず、でも王太子としての格は保っている感じ……」
最後に残った数枚の候補の中から、殿下は落ち着いた青のタキシード風の衣装を選んだ。所々に銀糸の刺繍が施され、竜王家の紋章をさりげなくあしらったデザインだ。
私も「ああ、いいですね。殿下の瞳の色と相性が良さそう」と頷く。仕立て屋も「締め切りまでに頑張って仕上げます」と笑顔を見せる。
こうして、一先ず殿下の舞踏会用の衣装は決定した。ほっとした殿下は「疲れたね、ルナ」と笑いかけ、私も「そうですね」と笑みを返す。
――ところが、その穏やかな空気が続いたのは一瞬だけだった。部屋の扉が勢いよく開き、二人の貴族令嬢が「失礼しまーす!」と声をあげて入ってきたのだ。
「殿下、衣装はもう選ばれたとか? よろしければ私たちもアドバイスを……って、あら、もう決まっちゃったんですか?」
声の調子はあくまで“無邪気”に装っているが、その目は私を睨みつけている。どうやら“先にエルフの乳母が殿下の衣装選びを仕切っていた”ことが不満らしい。
殿下は薄く苦笑して、「もう仕立て屋と相談して決めちゃったよ。締め切りもあるしね」と言うが、令嬢たちは納得いかない様子で顔を見合わせた。
「そうですか。じゃあ私たちも、殿下の衣装に合わせてドレスを用意しますね! どんな色合いなんですか?」
「う、うん。青地に銀色の……まあ、こういうデザインで」
殿下は簡単に説明し、令嬢たちは「へえー、素敵ですわ。あ、それで、誰が一番最初にこの衣装に合わせて踊るんでしょうか?」と興味津々。――やはり狙いはそこか。
“最初に踊る相手”は舞踏会の主役と言っても過言ではない。勝手に色を合わせてドレスを用意し、周囲に「私たちが王太子の本命よ」と見せつけようという腹積もりだろう。
(こんなにアピールして、仮に殿下が違う人を選んだらどうするんだろう……。だけど、皆必死なのね)
内心で呆れつつ、私は仕立て屋が集めていた布地を片付けている。そんな私に、彼女たちの視線が向き、鋭い言葉が投げかけられる。
「ねえ、殿下の“補佐”にかこつけて、一緒に衣装を選んだのがあなたなんでしょう? 落ちこぼれエルフのくせに、出しゃばってるって噂だけど……」
「……噂の真偽はともかく、私は殿下に頼まれて手伝っていただけです。出しゃばりたいわけではありません」
できるだけ平静に応じるが、もう胃が痛くなるほど同じような言葉を浴びてきた。
殿下が慌てて口を挟む。
「やめてよ。俺が頼んだんだから、彼女を責めるのは筋違いだよ」
「まあ……殿下がそう仰るなら言いませんけど。でも、正妻候補以外が殿下とペアで舞踏会なんてあり得ないですよね? まさか、初めのダンスをエルフの乳母と踊るなんてこと、しませんよね?」
令嬢たちが牽制するように殿下を見つめる。私は思わず顔が熱くなる。――そんなこと、考えたことがないが、それを口に出すだけで大騒ぎになるだろう。
殿下は困り顔になって、「もちろんしないよ」と答える。私もほっとした反面、胸にチクリとした痛みを感じてしまう。――どうしてこんなに切なくなるのだろう。
「ですよねー。……ならば、安心しましたわ。正妻候補の方々も、エルフの乳母が舞踏会の相手になるとか、そんな噂を恐れていましたから」
「おほほ、殿下にふさわしいお相手はちゃんと揃っておりますもの。乳母が出しゃばる余地はないと……」
口々に笑い合う令嬢たちを前に、殿下は苦い顔をしつつ口を閉ざす。私も頬が引きつってしまい、まともに言い返せない。結局、「どうぞご自由に」と促すしかないのだ。
――こうして、再び私の無力を思い知らされる。所詮、私は“乳母”であり、“殿下と踊る相手”にはなれない存在。正妻候補たちの目に余計な火をつけるわけにもいかない。
(それでいいの。殿下だって、私と踊るなんて公には口に出せない……)
頭では理解していても、心がまるで他人事のように疼いている。恋とはこんなにも理不尽な感情なのかと、今さらながら思い知らされる。
◇◇◇
午後の予定を終え、夕暮れが近づいた頃、殿下は少しだけ中庭を散歩してくると言い出した。毎日のようにこうやって外の空気を吸う時間を設けないと、心がもたないらしい。
私も傍について歩く。正妻候補に囲まれているときとは違い、二人きりの散歩は穏やかな空気が流れていた。
「今日も色々あったね……。疲れたよ。ルナこそ大丈夫?」
「私は平気です。殿下の方がずっと大変でしょうし……」
軽く言葉を交わしながら、噴水のそばへ。人通りは少なく、ほんのり色づく夕空が見える。
しばし無言で佇むと、殿下がたまらず私の腕を引き寄せる。ドキリとするが、周囲に人影はほとんどない。
「……俺、本当は君と舞踏会で踊りたいよ」
「え……!」
思わぬ言葉に、胸が大きく高鳴る。
「だって、君はずっと俺を見てきてくれたし、俺も君との呼吸が一番落ち着くんだ。……でも、そんなの周りが許さないよね。ああ、なんて面倒な行事なんだろう」
彼の呟きには悔しさが滲む。私も返す言葉が見つからない。――もし殿下が私を一曲だけでも誘ってくれたら、それは夢のように幸せだろう。けれど、それがどれほどの混乱を招くかもわかりすぎるほど分かる。
苦しさを堪えながら、私は努めて明るい声を絞り出す。
「でも、殿下にはたくさんの正妻候補がいて、その中から本当に踊りたい相手が見つかるかもしれません。……そちらを優先してあげてくださいね。私は……裏で応援してますから」
「……ルナ……」
殿下の声が震える。それでも、私たちが正妻候補たちの前で一緒に踊ることなど、あり得ない。そんなことをしたら、間違いなく大騒ぎになり、王家の威信に傷がつくかもしれない。
――そこまで分かっているのに、殿下も私も踏みとどまったまま。
「ごめんね、こんなこと言って……。分かってるんだ。君には迷惑しかかからない。でも……どうしても言わずにはいられなくて」
「いえ、謝らないでください。私も……本当は、殿下と一曲でも踊ってみたかった。けれど、この試練が終われば、殿下は正妻を決めるでしょうから……」
言葉を飲み込み、殿下は私の手をそっと握りしめる。噴水の音を掻き消すように、鼓動が耳に響く。
――危うい関係だと分かっていながら、こうして手を重ね合ってしまう自分がいる。
「あと少し。試練が始まったら、正妻候補たちに囲まれて、もっと会えなくなるかも……だけど、俺は君を本当に大切に思ってるから」
「……私も、殿下が何より大切です。だから、どんな結末になっても、私は後悔しないように……殿下を支え抜きます」
そのわずかな時間が、まるで永遠のように甘く、切ない。夕空が茜色に染まり、石畳に二人の影が重なり合う。
けれど、婚姻試練が始まれば、こんな穏やかな逢瀬も減るだろう。やがて王太子の正妻が決まる日が来たら、私はきっと身を引かなければならない。
(今はこれでいい。……まだ試練は始まっていない。ほんの少しの間だけでも、殿下の近くで)
自分にそう言い聞かせ、殿下の手を離す。いつか離れる日が来るのは避けられない。だからこそ、今だけはこの想いを心に抱き続けたい。
◇◇◇
その夜、王城の門前に新たな一団が到着したという報せが走る。貴族の大規模な馬車隊で、試練に参加する令嬢とその家族らしい。
城内は深夜近くにもかかわらず騒がしくなり、私も急遽侍女とともに「深夜の到着客を案内する」ために駆けずり回る羽目になった。
「すごい荷物……ドレスや宝石も山ほどあるのね。これでも“試練”の序章に過ぎないのか」
一緒に手伝っていた侍女がため息をつき、私も苦笑する。
――本当に、国中の有力者がこの試練にかけているのだと改めて実感する。正妻になれば権力も名誉も手に入る一方、誰にも選ばれなければ大きな恥をかくことになる。
(こんな世界で、殿下が自分の意志を通すのは至難の業だよね。でも、姉上たちは「王族としての強さを示しなさい」と……)
思考に沈んでいると、遠くから騎士の声が聞こえた。
「王太子殿下がお見えになりました!」
――どうやら、夜分にも関わらず、殿下が挨拶に来たようだ。馬車隊の長がわざわざ到着を知らせたため、殿下も礼儀として顔を出すのだろう。
私も周囲のざわつきに混じり、殿下の姿を探すと、彼は少し疲れた笑みを浮かべながら馬車の近くで貴族と会話しているところだった。
「……はい、試練の手続きなどは明日改めて。夜も遅いので、まずは城の客室へ案内させますね。ルナ、そちらの案内をお願いしてもいい?」
殿下が私を見つけて声をかける。私はすぐに「はい、承知しました」と一礼し、馬車から降りる令嬢たちに敬意を払いながら先導役を務める。
短いやり取りだったが、殿下の視線にはやはりどこか“安心を求める”ような色があり、胸が暖かくなる。
(こんな些細な瞬間でも、私は殿下の力になりたい)
そう想いを噛み締めながら、荷物の搬入や客室への案内をテキパキとこなす。令嬢たちは疲れているのか、あまり私に絡んでくる余力はないようだ。
今夜は何とか大きな衝突もなく済みそう――そう安堵していたとき、不意に殿下が近づいてきて、小さな声で囁いた。
「……ありがとう、ルナ。もう遅いし、あまり無理しないで。俺はあと少しだけ対応したら部屋に戻るから」
「はい。殿下も休んでくださいね。明日もきっと忙しいでしょうから……」
互いに微笑んで離れる。
――この距離感がもどかしく、でも甘い。試練が始まるというのに、私たちはまだ曖昧な関係のままでいいのだろうか。しかし、もうそれを考えても終わらない。
今はただ、王太子と乳母として、最善を尽くすしかない。
◇◇◇
深夜、やっと自室に戻れた私は、ベッドに腰を下ろして大きく息を吐いた。忙しさと緊張で体がへとへとだ。
――でも、それ以上に心が疲弊している。殿下の傍にいられることが嬉しいのに、正妻候補が迫る現実を否応なく感じさせられるたびに胸が苦しくなる。
(試練の開始まで、あと数日。……正妻候補たちの動きはますます活発になる。彼女たちが悪いわけじゃないけれど、私はずっとモヤモヤするんだろうな)
軽く目を閉じる。想像するのは、きらびやかな舞踏会で殿下が正妻候補たちを次々と踊りに誘う姿。まるで他人事のように嫉妬してしまいそうな光景。
――でも、それが“当たり前”なのだ。殿下にふさわしい相手を見つけるための試練。私はその補佐役であり、恋人でも婚約者でもない。
(わかってる。だけど、止められない……。殿下の笑顔を見たいし、そばにいたい。自分で言ってて、身勝手よね)
自嘲気味に微笑む。闇の中で孤独感が増すけれど、殿下との甘い記憶が支えになる。――少しだけあの温かさを思い出して、明日も頑張ろうと思えるのだ。
寝台に横になり、わずかな眠りへと落ちていく。試練開始の時計の針は確実に進んでいるけれど、せめて今夜は穏やかな夢を見られますように――そう願いながら瞼を閉じた。
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もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
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