15 / 15
王太子妃side
しおりを挟む
ソルに訳の分からないことを言われて、護衛さんたちに無理矢理に馬車に乗せられた。
20日以上かけて着いたのはりきゅうと呼ばれるところだった。
「これから、こちらでお過ごしください」
まったくソルったら、嫉妬してるのねぇ。
あたしが可愛いのは仕方ないことなのにぃ。そんな可愛いあたしを男が放っておくわけないじゃない。
帰ったら、その辺り分かってもらわないとね。
ソルだってあたし以外の女としてるんだから同じなのにねぇ。
あたしだけダメって平等じゃないでしょぉ。
それに次の王様の母親よ。大事にしてもらわなくちゃね。
早く王宮に戻りたいなぁ。
ここには女ばかりしかいなくてつまらないもの。
またかっこいい人をそばに置くんだぁ。
うふふ。考えただけだ楽しくなってきた。
ここに来てどれくらいたったのだろうか。
堅苦しい使用人が台に綺麗な小瓶を載せてやってきた。
「王太子殿下より毒杯を賜りました」
どくはい?をなに?
ソルからってことよね?
あたしがいなくて寂しくなったのかな?
それでそのお詫びを持ってきたということね。
なんだろう。香水かしら?
受け取って蓋をとり匂いを嗅いでみるが何の匂いもしなかった。
「お飲みください」
ええー。飲み物なの?
甘いのかな?
お詫びの品だから苦いってことはないよね?
グイッと飲んでみたが何の味もしなかった。
「ーー?」
苦しい!!
何で?何が起きてるの?
「ごふっ……」
真っ赤な血が口から出てきた。
これって毒?
何で?何で毒なんて渡してきたの?
ソル、ソルぅぅぅぅ!!
「王太子妃殿下は肥立ちが悪くてお亡くなりになりました」
途切れる意識の中、訳の分からない言葉が聞こえた。
20日以上かけて着いたのはりきゅうと呼ばれるところだった。
「これから、こちらでお過ごしください」
まったくソルったら、嫉妬してるのねぇ。
あたしが可愛いのは仕方ないことなのにぃ。そんな可愛いあたしを男が放っておくわけないじゃない。
帰ったら、その辺り分かってもらわないとね。
ソルだってあたし以外の女としてるんだから同じなのにねぇ。
あたしだけダメって平等じゃないでしょぉ。
それに次の王様の母親よ。大事にしてもらわなくちゃね。
早く王宮に戻りたいなぁ。
ここには女ばかりしかいなくてつまらないもの。
またかっこいい人をそばに置くんだぁ。
うふふ。考えただけだ楽しくなってきた。
ここに来てどれくらいたったのだろうか。
堅苦しい使用人が台に綺麗な小瓶を載せてやってきた。
「王太子殿下より毒杯を賜りました」
どくはい?をなに?
ソルからってことよね?
あたしがいなくて寂しくなったのかな?
それでそのお詫びを持ってきたということね。
なんだろう。香水かしら?
受け取って蓋をとり匂いを嗅いでみるが何の匂いもしなかった。
「お飲みください」
ええー。飲み物なの?
甘いのかな?
お詫びの品だから苦いってことはないよね?
グイッと飲んでみたが何の味もしなかった。
「ーー?」
苦しい!!
何で?何が起きてるの?
「ごふっ……」
真っ赤な血が口から出てきた。
これって毒?
何で?何で毒なんて渡してきたの?
ソル、ソルぅぅぅぅ!!
「王太子妃殿下は肥立ちが悪くてお亡くなりになりました」
途切れる意識の中、訳の分からない言葉が聞こえた。
282
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(170件)
あなたにおすすめの小説
【本編完結】笑顔で離縁してください 〜貴方に恋をしてました〜
桜夜
恋愛
「旦那様、私と離縁してください!」
私は今までに見せたことがないような笑顔で旦那様に離縁を申し出た……。
私はアルメニア王国の第三王女でした。私には二人のお姉様がいます。一番目のエリーお姉様は頭脳明晰でお優しく、何をするにも完璧なお姉様でした。二番目のウルルお姉様はとても美しく皆の憧れの的で、ご結婚をされた今では社交界の女性達をまとめております。では三番目の私は……。
王族では国が豊かになると噂される瞳の色を持った平凡な女でした…
そんな私の旦那様は騎士団長をしており女性からも人気のある公爵家の三男の方でした……。
平凡な私が彼の方の隣にいてもいいのでしょうか?
なので離縁させていただけませんか?
旦那様も離縁した方が嬉しいですよね?だって……。
*小説家になろう、カクヨムにも投稿しています
元婚約者のあなたへ どうか幸せに
石里 唯
恋愛
公爵令嬢ローラは王太子ケネスの婚約者だったが、家が困窮したことから、婚約破棄をされることになる。破棄だけでなく、相愛と信じていたケネスの冷酷な態度に傷つき、最後の挨拶もできず別れる。失意を抱いたローラは、国を出て隣国の大学の奨学生となることを決意する。
隣国は3年前、疫病が広がり大打撃を受け、国全体が復興への熱意に満ち、ローラもその熱意に染まり勉学に勤しむ日々を送っていたところ、ある日、一人の「学生」がローラに声をかけてきて―――。
お母様と婚姻したければどうぞご自由に!
haru.
恋愛
私の婚約者は何かある度に、君のお母様だったら...という。
「君のお母様だったらもっと優雅にカーテシーをきめられる。」
「君のお母様だったらもっと私を立てて会話をする事が出来る。」
「君のお母様だったらそんな引きつった笑顔はしない。...見苦しい。」
会う度に何度も何度も繰り返し言われる言葉。
それも家族や友人の前でさえも...
家族からは申し訳なさそうに憐れまれ、友人からは自分の婚約者の方がマシだと同情された。
「何故私の婚約者は君なのだろう。君のお母様だったらどれ程良かっただろうか!」
吐き捨てるように言われた言葉。
そして平気な振りをして我慢していた私の心が崩壊した。
そこまで言うのなら婚約止めてあげるわよ。
そんなにお母様が良かったらお母様を口説いて婚姻でもなんでも好きにしたら!
婚約破棄された令嬢のささやかな幸福
香木陽灯
恋愛
田舎の伯爵令嬢アリシア・ローデンには婚約者がいた。
しかし婚約者とアリシアの妹が不貞を働き、子を身ごもったのだという。
「結婚は家同士の繋がり。二人が結ばれるなら私は身を引きましょう。どうぞお幸せに」
婚約破棄されたアリシアは潔く身を引くことにした。
婚約破棄という烙印が押された以上、もう結婚は出来ない。
ならば一人で生きていくだけ。
アリシアは王都の外れにある小さな家を買い、そこで暮らし始める。
「あぁ、最高……ここなら一人で自由に暮らせるわ!」
初めての一人暮らしを満喫するアリシア。
趣味だった刺繍で生計が立てられるようになった頃……。
「アリシア、頼むから戻って来てくれ! 俺と結婚してくれ……!」
何故か元婚約者がやってきて頭を下げたのだ。
しかし丁重にお断りした翌日、
「お姉様、お願いだから戻ってきてください! あいつの相手はお姉様じゃなきゃ無理です……!」
妹までもがやってくる始末。
しかしアリシアは微笑んで首を横に振るばかり。
「私はもう結婚する気も家に戻る気もありませんの。どうぞお幸せに」
家族や婚約者は知らないことだったが、実はアリシアは幸せな生活を送っていたのだった。
お好きになさって下さい、私は一切気にしませんわ
Kouei
恋愛
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。
理由は決まって『従妹ライラ様との用事』
誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。
「どうぞ、私以外のご令嬢をエスコートするなり、お出かけするなり、関係を持つなり、お好きになさって下さい。私は一切気にしませんわ」
二人の想いは、重なり合えるのだろうか ……
※他のサイトにも公開しています。
【完結】真実の愛とやらに目覚めてしまった王太子のその後
綾森れん
恋愛
レオノーラ・ドゥランテ侯爵令嬢は夜会にて婚約者の王太子から、
「真実の愛に目覚めた」
と衝撃の告白をされる。
王太子の愛のお相手は男爵令嬢パミーナ。
婚約は破棄され、レオノーラは王太子の弟である公爵との婚約が決まる。
一方、今まで男爵令嬢としての教育しか受けていなかったパミーナには急遽、王妃教育がほどこされるが全く進まない。
文句ばかり言うわがままなパミーナに、王宮の人々は愛想を尽かす。
そんな中「真実の愛」で結ばれた王太子だけが愛する妃パミーナの面倒を見るが、それは不幸の始まりだった。
周囲の忠告を聞かず「真実の愛」とやらを貫いた王太子の末路とは?
【完結】私の事は気にせずに、そのままイチャイチャお続け下さいませ ~私も婚約解消を目指して頑張りますから~
山葵
恋愛
ガルス侯爵家の令嬢である わたくしミモルザには、婚約者がいる。
この国の宰相である父を持つ、リブルート侯爵家嫡男レイライン様。
父同様、優秀…と期待されたが、顔は良いが頭はイマイチだった。
顔が良いから、女性にモテる。
わたくしはと言えば、頭は、まぁ優秀な方になるけれど、顔は中の上位!?
自分に釣り合わないと思っているレイラインは、ミモルザの見ているのを知っていて今日も美しい顔の令嬢とイチャイチャする。
*沢山の方に読んで頂き、ありがとうございます。m(_ _)m
そんなにその方が気になるなら、どうぞずっと一緒にいて下さい。私は二度とあなたとは関わりませんので……。
しげむろ ゆうき
恋愛
男爵令嬢と仲良くする婚約者に、何度注意しても聞いてくれない
そして、ある日、婚約者のある言葉を聞き、私はつい言ってしまうのだった
全五話
※ホラー無し
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
元からの悪役令嬢は賢い人ではなかったのですね。
スッキリサッパリで面白かったです。
読ませて頂いて有難うございました。
こちらこそ、読んでいただきありがとうございます
何度読んでも楽しいお話ですね。
悪役令嬢はちょっとおバカさん?
もっと上手くできなかったのかなぁ?
ドロドロしてなくて、さっぱり読めるし
面白いので何回でも読んじゃう。
また寄らせていただきます。
ありがとうこざいます
またぜひ読んでください
なぜ自分が勘違いしたのか理解出来ず、時間を置いて読み直しました。
『白金色の髪に金の瞳でないと王子といえど王位継承権は与えられない。王色の子を産むのは【侯爵家以上】であり、色持ちそれも白銀色の髪に銀の瞳は必ず王色を産むとされている。』
『色持ちは全て公爵の地位があたえられ、【侯爵以下】の貴族は茶髪茶目で平民は黒髪黒目となってる。』
どうやら『王色の子を産むのは【侯爵家以上】』が記憶に残っており、その為『【侯爵以下】の貴族は茶髪茶目』に対してアレ?侯爵家は王色を産み出すのに茶髪茶目なのか?と思ったようです。
こちらの世界と同じなのか不明ですが茶色や黒色が優勢遺伝子で、公爵家に産まれた茶色の子が侯爵家に嫁入り婿入りするのかな。
詳しく書かれる部分ではないので、自分が理解出来ていなかったようです。ご迷惑おかけしました。
いえいえ。説明がうまくできてなくて申し訳ないです。文才がないので……(^_^;) もっと分かりやすく説明できるように勉強します