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ローマの休日
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クレープを食べ終えたアスカと拓磨は塾がある佐々木と別れて次は商店街のある小さな本屋さんへ立ち寄った。
「ここは俺の好きな本屋さんなんだ。小さなお店だけど幅広く取り揃えてるから色んな本が読めて楽しいんだよ。」
「へぇ…本屋さん…見てみたい。」
「よし、じゃあ少し寄って行こう。」
2人はその本屋さんで本を見ながら面白いものがあれば中を開いたりして回った。
するとアスカが一冊の本を拓磨の元へ持ってきた。
「これ、欲しい。」
「おお~[ローマの休日]選ぶって中々渋いね!…ってこれ洋書じゃん!アスカ読めるの?」
「読めるよ。何だか面白そうだったから…。」
「す、凄いな…こんな洋書が読めるんだ…。でも、この本は身分違いの恋が繊細に描かれてるんだよね~。映画も面白いけど本も良いかもね!」
「身分違いの恋…身分…。」
アスカが何かを思い出そうとした、
ザザザッ!!!
アスカの頭の中でノイズの様な音が走る
「…何!?」
「オマエ…ア…ノ……ニナル…タメニ、ウマレ……ノダ…。」
頭の中で何者かの声が響く。
「誰なのっ!?」
アスカが語りかけても返事はない。
次にフラッシュバックの様なものが起きて、[黒い世界]が頭の中を支配していく。
「ここ…どこなの?」
アスカはパニック状態になった。
「…アスカ!?おい、アスカ!!」
「うっ…。」
アスカは床でへたり込んで、頭を抱えていた。
「急に頭を抱えてどうしたんだ?」
「怖かった。誰かが頭の中に話しかけてきて…なんか、暗くて…。」
「そっか…(記憶に関する何かが起きたのか?)じゃあこの本買ったらちょっと休もうか。」
「…うん。」
アスカの中の記憶が少しずつ、少しずつ蘇り始めでいた。
「ここは俺の好きな本屋さんなんだ。小さなお店だけど幅広く取り揃えてるから色んな本が読めて楽しいんだよ。」
「へぇ…本屋さん…見てみたい。」
「よし、じゃあ少し寄って行こう。」
2人はその本屋さんで本を見ながら面白いものがあれば中を開いたりして回った。
するとアスカが一冊の本を拓磨の元へ持ってきた。
「これ、欲しい。」
「おお~[ローマの休日]選ぶって中々渋いね!…ってこれ洋書じゃん!アスカ読めるの?」
「読めるよ。何だか面白そうだったから…。」
「す、凄いな…こんな洋書が読めるんだ…。でも、この本は身分違いの恋が繊細に描かれてるんだよね~。映画も面白いけど本も良いかもね!」
「身分違いの恋…身分…。」
アスカが何かを思い出そうとした、
ザザザッ!!!
アスカの頭の中でノイズの様な音が走る
「…何!?」
「オマエ…ア…ノ……ニナル…タメニ、ウマレ……ノダ…。」
頭の中で何者かの声が響く。
「誰なのっ!?」
アスカが語りかけても返事はない。
次にフラッシュバックの様なものが起きて、[黒い世界]が頭の中を支配していく。
「ここ…どこなの?」
アスカはパニック状態になった。
「…アスカ!?おい、アスカ!!」
「うっ…。」
アスカは床でへたり込んで、頭を抱えていた。
「急に頭を抱えてどうしたんだ?」
「怖かった。誰かが頭の中に話しかけてきて…なんか、暗くて…。」
「そっか…(記憶に関する何かが起きたのか?)じゃあこの本買ったらちょっと休もうか。」
「…うん。」
アスカの中の記憶が少しずつ、少しずつ蘇り始めでいた。
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わあ、続き、気になる。物語はどんな方向にも進めますね。
感想ありがとうございます(^-^)
実は小説投稿していて初のコメントと言う事で、読書の方の声がやっと聞けて非常に嬉しいです。
続きを期待してくれてありがとうございます。
タイトルの伏線回収に向けてストーリーは進んでいきます。是非楽しみにしていて下さいっ!