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{第七十二話} 姫様は護衛を振り回す
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つまり、GOSはただでさえ性能がぶっ壊れなのに、そこにオレが加わるなんて鬼に金棒だ。
「なるほどな、分かりやすい説明ありがとう」
「いえいえ、終わったのでこちらはお返ししますね」
帰ってきたGOSは見た感じ何も変わらない。
「メンテって、正確には何したんだ?」
「魔力効率が少し下がっていたので上げておきました」
見た目では分かる分けないよな。
「この武器についてあまりご存知ではないようようなので、私が分かったことを説明しますね」
そうです、ご存知ないです。
おじさんから基本的な使い方以外何も聞いてないからな。
「先ほどの説明に使った剣は攻撃力を上昇させる効果がありましたが、このGOSにはあらゆる効果が付いています」
ん?んん?
武器をタッチしてボードを自分の目の前に表示させ詳細をもう一度確認している。
「攻撃力増加をはじめ、燃焼ダメージ追加や毒ダメージ追加等々...しかも、一度に3つや4つの効果をいっぺんに発動出来ます。他にも色々な効果が見れるのですが、読めないんですよね」
出したボードを見て首をかしげている。
「読めないとは?」
ボードをスワイプさせ、オレのほうにボードが向いた。
あ~理解。
「何か文字が書かれているのは分かるのですが...」
読めないのは当たり前だよ、日本語で書いてあるんだもの。
え~っと何々...「天翔龍閃」ん?読めないんだが?てんしょう...りゅう...なんちゃら。
他は「火産霊神」読めない...ひさんれいしん!多分、いや絶対違う。
他にも読めない物が多いし、そもそもGOSの効果が多すぎる。
どんなに一覧を下にスクロールしても、一番下に行く気配が無い。
おじさんが作ったって時点で、きっとアニメや漫画のキャラクターが使う技名を片っ端から入れたって感じだろう。
オレが分かるのは「三・千・世・界」位だな。
使う機会と言うか、使う事も無いと思うが...使かっちゃいけない気がする。
「オレにも分からん、帰ったらおじさんに聞いてみるよ」
「はい、そうしてください」
「色々とありがとうな」
「いえいえ」
一通り説明を聞き理解したオレは店を出た。
「アレ?姫様は?」
姫様が見当たらない。
よくよく思い出してみると、説明を聞いている時には居なくなっていたような...
完全に護衛失格ですわ。
急いで辺りを見回すと、奥でなにやら謎の人だかりが出来ていた。
人だかりを書き分けると中心には姫様がいた。
「君、ウチのギルドに入らない?」
「こんなキルドよりウチのほうがいいよ?」
どうやら、姫様を自分のギルドに勧誘しようとするショップ店員が集まりそこに野次馬やなんやらが更に集まりてんやわんやのお祭り騒ぎだ。
人だからりを更に書き分け、姫様の隣に立った。
「はいはい、皆さんおちついて」
最初は「なんだこいつ?」みたいな顔して見ていた店員達も「やべえぞ」と一言聞こえたかと思うと店員達はそれぞれ自分の店に帰って行った。
はて?何故オレを見ると皆「やべぇ」みたいな感じになるのは何なんだろうか?
首をかしげるオレにミイが教えてくれた。
「多分ですが、ショウ様のスーツについている貴族のバッヂのせいではないでしょうか?」
「ん?これか?」
おじさんに貰った貴族のバッヂは全体が白銀色で、議員バッヂの様にヒモが付いている。
「このバッヂには色々な種類があって、昌様や京一様、ネラ様ネイ様がつけていて、一番位が高いバッジです」
「なるへそ。でも、なんでこのバッヂをすると皆反応するんだ?」
「京一様が作った帝都の自警団的な組織を証明するバッヂも同じデザインなんですよ。ヒモは付いてないですし、色は銀色なんですが」
「完全に理解したわ。ちなみに、その自警団って護衛とかってするの」
「そうですね、そういった仕事もしているようです」
「だからさっきの服屋の店員さんはオレが姫様の護衛してるってバレたのか」
「多分それが理由でしょうね」
と、こんな内容の会話をしている内にまた姫様がどこかへ。
辺りを見回すとギルドが経営するショップに入っていく姫様が見えた。
完全に姫様に振り回されているんだが?
急いで姫様が入っていたショップに見ると姫様は店員となにやら話していた。
このショップは他のショップに比べ、清掃が行き届き商品の陳列も整っている。
ここは面白いな、同じショップでも経営するギルドによって店員の服装から、内装にいたるまでその経営するギルド特徴が出ている。
中に入り、店員に話しかける。
「このショップって何処のギルドが経営してるの?」
「はい、ミッドナイトが経営しています」
何処かで聞いた事があるような、無いような...あ!「ミッドナイトパーティー」
「「ミッドナイト」?「ミッドナイトパーティー」と何か関係が?」
「それはきっと、ウチのギルドに所属するギルドだと思います」
ギルドに所属するギルドとは?なんぞや?意味が分からん?
首を傾げ、頭の上で「?」が大乱闘を繰り広げている。
ステージは終点だな間違いない。
そんなオレを悟ってくれたのか、補足で説明を付け加えてくれた。
「ウチのギルドは五大ギルドに数えられるほど大きくて、そういった大きなギルドはいくつも小さなギルドを抱えています。そのギルドの特徴としてはギルド名に所属しているギルドの名前が入っています。ミッドナイトパーティーの場合はウチのギルドに所属しているのでギルド名に「ミッドナイト」が入っています」
「なるへそ」
「ウチに所属しているギルドは他にも「ミッドナイトパンプキン」「ミッドナイトクロス」「ミッドナイトパートナー」「ミッドナイトブルー」等々...」
「わざわざ説明してくれてありがとう。このギルドは勧誘してこないんだな」
他のギルドは店内に入るどころか、前を通っただけで勧誘してくるからな。
「そうですね、他のよく勧誘するギルドは人数を増やすために一生懸命勧誘しているようですが、ウチのギルドは人数はそれなりに居ますし、今の所急いででも増やす必要ないので」
これが王者の風格ってヤツか、五大ギルドに入るだけはありますわ。
「てっきりオレも勧誘されるかと思ったわ」
「ウチのギルドは勧誘は基本してないんですよ。年に一度、入会試験をするのでその時に合格者をキルドに入れます」
「今度行ってみるか~」
「はい、お持ちしています」
「なるほどな、分かりやすい説明ありがとう」
「いえいえ、終わったのでこちらはお返ししますね」
帰ってきたGOSは見た感じ何も変わらない。
「メンテって、正確には何したんだ?」
「魔力効率が少し下がっていたので上げておきました」
見た目では分かる分けないよな。
「この武器についてあまりご存知ではないようようなので、私が分かったことを説明しますね」
そうです、ご存知ないです。
おじさんから基本的な使い方以外何も聞いてないからな。
「先ほどの説明に使った剣は攻撃力を上昇させる効果がありましたが、このGOSにはあらゆる効果が付いています」
ん?んん?
武器をタッチしてボードを自分の目の前に表示させ詳細をもう一度確認している。
「攻撃力増加をはじめ、燃焼ダメージ追加や毒ダメージ追加等々...しかも、一度に3つや4つの効果をいっぺんに発動出来ます。他にも色々な効果が見れるのですが、読めないんですよね」
出したボードを見て首をかしげている。
「読めないとは?」
ボードをスワイプさせ、オレのほうにボードが向いた。
あ~理解。
「何か文字が書かれているのは分かるのですが...」
読めないのは当たり前だよ、日本語で書いてあるんだもの。
え~っと何々...「天翔龍閃」ん?読めないんだが?てんしょう...りゅう...なんちゃら。
他は「火産霊神」読めない...ひさんれいしん!多分、いや絶対違う。
他にも読めない物が多いし、そもそもGOSの効果が多すぎる。
どんなに一覧を下にスクロールしても、一番下に行く気配が無い。
おじさんが作ったって時点で、きっとアニメや漫画のキャラクターが使う技名を片っ端から入れたって感じだろう。
オレが分かるのは「三・千・世・界」位だな。
使う機会と言うか、使う事も無いと思うが...使かっちゃいけない気がする。
「オレにも分からん、帰ったらおじさんに聞いてみるよ」
「はい、そうしてください」
「色々とありがとうな」
「いえいえ」
一通り説明を聞き理解したオレは店を出た。
「アレ?姫様は?」
姫様が見当たらない。
よくよく思い出してみると、説明を聞いている時には居なくなっていたような...
完全に護衛失格ですわ。
急いで辺りを見回すと、奥でなにやら謎の人だかりが出来ていた。
人だかりを書き分けると中心には姫様がいた。
「君、ウチのギルドに入らない?」
「こんなキルドよりウチのほうがいいよ?」
どうやら、姫様を自分のギルドに勧誘しようとするショップ店員が集まりそこに野次馬やなんやらが更に集まりてんやわんやのお祭り騒ぎだ。
人だからりを更に書き分け、姫様の隣に立った。
「はいはい、皆さんおちついて」
最初は「なんだこいつ?」みたいな顔して見ていた店員達も「やべえぞ」と一言聞こえたかと思うと店員達はそれぞれ自分の店に帰って行った。
はて?何故オレを見ると皆「やべぇ」みたいな感じになるのは何なんだろうか?
首をかしげるオレにミイが教えてくれた。
「多分ですが、ショウ様のスーツについている貴族のバッヂのせいではないでしょうか?」
「ん?これか?」
おじさんに貰った貴族のバッヂは全体が白銀色で、議員バッヂの様にヒモが付いている。
「このバッヂには色々な種類があって、昌様や京一様、ネラ様ネイ様がつけていて、一番位が高いバッジです」
「なるへそ。でも、なんでこのバッヂをすると皆反応するんだ?」
「京一様が作った帝都の自警団的な組織を証明するバッヂも同じデザインなんですよ。ヒモは付いてないですし、色は銀色なんですが」
「完全に理解したわ。ちなみに、その自警団って護衛とかってするの」
「そうですね、そういった仕事もしているようです」
「だからさっきの服屋の店員さんはオレが姫様の護衛してるってバレたのか」
「多分それが理由でしょうね」
と、こんな内容の会話をしている内にまた姫様がどこかへ。
辺りを見回すとギルドが経営するショップに入っていく姫様が見えた。
完全に姫様に振り回されているんだが?
急いで姫様が入っていたショップに見ると姫様は店員となにやら話していた。
このショップは他のショップに比べ、清掃が行き届き商品の陳列も整っている。
ここは面白いな、同じショップでも経営するギルドによって店員の服装から、内装にいたるまでその経営するギルド特徴が出ている。
中に入り、店員に話しかける。
「このショップって何処のギルドが経営してるの?」
「はい、ミッドナイトが経営しています」
何処かで聞いた事があるような、無いような...あ!「ミッドナイトパーティー」
「「ミッドナイト」?「ミッドナイトパーティー」と何か関係が?」
「それはきっと、ウチのギルドに所属するギルドだと思います」
ギルドに所属するギルドとは?なんぞや?意味が分からん?
首を傾げ、頭の上で「?」が大乱闘を繰り広げている。
ステージは終点だな間違いない。
そんなオレを悟ってくれたのか、補足で説明を付け加えてくれた。
「ウチのギルドは五大ギルドに数えられるほど大きくて、そういった大きなギルドはいくつも小さなギルドを抱えています。そのギルドの特徴としてはギルド名に所属しているギルドの名前が入っています。ミッドナイトパーティーの場合はウチのギルドに所属しているのでギルド名に「ミッドナイト」が入っています」
「なるへそ」
「ウチに所属しているギルドは他にも「ミッドナイトパンプキン」「ミッドナイトクロス」「ミッドナイトパートナー」「ミッドナイトブルー」等々...」
「わざわざ説明してくれてありがとう。このギルドは勧誘してこないんだな」
他のギルドは店内に入るどころか、前を通っただけで勧誘してくるからな。
「そうですね、他のよく勧誘するギルドは人数を増やすために一生懸命勧誘しているようですが、ウチのギルドは人数はそれなりに居ますし、今の所急いででも増やす必要ないので」
これが王者の風格ってヤツか、五大ギルドに入るだけはありますわ。
「てっきりオレも勧誘されるかと思ったわ」
「ウチのギルドは勧誘は基本してないんですよ。年に一度、入会試験をするのでその時に合格者をキルドに入れます」
「今度行ってみるか~」
「はい、お持ちしています」
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